盂蘭盆会(うらぼんえ)と言われてすぐに何のことかわかる人は意外と少ないのではないでしょうか。盂蘭盆会とは、いわゆるお盆のことです。毎年8月15日前後になると、ご先祖様を偲ぶための行事が全国各地で行われます。今回はその盂蘭盆会に関わるいくつかの儀式と、その動画を「Filmora」(フィモーラ)というソフトで編集する方法について紹介します。
Part1:盂蘭盆会とは
盂蘭盆会とは、先に書いたようにお盆とも呼ばれる仏教行事のことです。もともとは中国の民俗信仰と仏教的な思想とが合わさって生まれたもので、太陰暦7月13日から16日の4日間行われるものでした。今日の日本では古来からある祖霊信仰、つまりご先祖様を大切にする考え方と仏教とが合わさったもので、改暦に伴い1月遅れの8月15日前後に行われている場合が多いです。奈良時代、平安時代には公事として行われるようになり、全国各地でいろいろな催しがとり行われるようになりました。奈良時代まで遡ると遠い話であるように感じますが、身近なところでは「お中元」は祖霊に供物を捧げる習俗の現代版であり、今にも続く風習であるといえます。
Part2:盂蘭盆会の儀式
お中元よりも古くから伝わっている儀式として、「迎え火」、「送り火」、「盆踊り」の3つが挙げられます。
#1.「迎え火」
「迎え火」というのは、ご先祖様の霊をお迎えするためにたく火のことです。一般的には8月13日の夕方に行い、それ以後精霊棚にお供えをするようになります。「
#2.「送り火」
「送り火」は「迎え火」反対で、お迎えしたご先祖様を再びあの世へと送り返すためにたく火のことを言います。こちらは主に8月16日に行われますが、地域によっては15日に行うところもあります。大々的に火がたかれることもあり、なかでも有名なのは京都の五山送り火です。「大文字」「松ヶ崎妙法」「船形万灯篭」「左大文字」「鳥居形松明」の5つで炎が上がります。
#3.「盆踊り」
最後の1つ「盆踊り」は、おそらく一番馴染み深いものでしょう。夏祭りの最後に参加者全員が輪になって踊るなど、頻繁に、また地域を問わず行われている行事です。これは古くは16日の晩に踊られていましたが、現在ではそれが厳格に守られることはあまりなく、お盆の間のどこかで開催されることのほうが多いです。
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*フィルター、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
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*カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
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*縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
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*ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
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*動画編集をもっと簡単に!
Part3:盆踊りで撮影した動画をFilmoraで編集する手顺
ご存じのように盆踊りはたくさんの人が入り乱れて踊るものです。例えばあなたがお子さんを追いかけて撮影していたとすると、お子さんをずっと画面の中心に捉えておくのは至難の業です。苦労したにもかかわらずあまりいい動画にならなかったということもあるでしょう。
しかしFilmoraという動画編集ソフトを使って簡単にその問題を解決できます。
Step1:プログラムを起動します
プログラムを起動します。表示された [開始]画面には、[プロジェクトライブラリ]、[新しいプロジェクト]、[プロジェクトを開く] の 3 つの方法があります。いずれをクリックすると、編集画面に入ります。
Step2:動画をインポートします
インポートした後、動画をトラックにドラッグ&ドロップします。
Step3:動画ファイルを右クリックし、[クロップとズーム] を選択します
動画クリップ上に赤い枠は[開始]と言う意味で、青い枠が[終了]を表示されます。
Step4:設定を保存します
「OK」をクリックします。たったこれだけで、好みの部分を切り出すことができます。
まとめ
盂蘭盆会はご先祖様をお迎えする風習です。遠いものであるように感じるかもしれませんが、身近なものに形を変えて今に受け継がれています。特に盆踊りは各地で開催されますし、1年に何度も参加することができます。いつもは行っていないという人も、ご先祖様を偲んで踊りに行ってはいかがでしょうか。またその様子を動画として記録しておくことも一興です。「Filmora」(フィモーラ)を使えば気に入った形に編集して残すことができますので、ぜひ活用してみてください。
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