夏真っ盛り、これから旅行やレジャーなどを楽しむために計画を立てている人や、まだどこへ行くか決めていない人、後はもう行くだけという人などさまざまでしょうが、決めかねている人は夏の北海道旅行はいかがでしょうか?
北海道といったら素晴らしい絶景や食べ物、温泉を連想しますが、いざ行こうと思うと、とてつもなく広くどこへ行ったらいいのか迷ってしまいます。
そこでまず夏の北海道を象徴する場所とともに見所を紹介します。
その季節折々の魅力を見せる北海道は見所満載です。夏、避暑地として北海道に行くのであれば、次にあげるスポットとイベントは見なければ損! 旅行をする際にはぜひ立ち寄ってみてください。
TVドラマ「北の国から」や映画でお馴染みの富良野市にあるファーム豊田はラベンダー栽培で有名です。紫一色のラベンダー畑に囲まれた景色は筆舌しがたい美しさがあります。もちろんラベンダーだけではなく、マリーゴールド、カスミソウなどの夏の花々が咲いており、時期を過ぎても各四季を象徴する花々が咲き乱れ充分楽しむことができます。
役半分が北極圏の動物で賑わう日本最北の動物園です。吊橋の下からレッサーパンダやペンギンを見ることができます。愛くるしいレッサーパンダや周りをペンギンで囲まれる幻想的な風景は実際に体験してもらうのが一番です。旭川というと動物園しかないと思われがちですが、工房やガーデン、美術館や渓谷、温泉などさまざまな魅力に溢れています。
函館の山頂から見下ろす夜景は、ミシュラン3星に認定されるに相応しいまさに絶景。香港、ナポリと並ぶ世界3大夜景に数えられるのも納得です。恋人や夫婦はもちろんですが、バーやレストランでなら1人でも楽しめます。施設も充実しており、屋内と屋外に展望台が二つあり、食事を楽しみながら夜景を眺めることができます。
支笏洞爺国立公園にある日本で9番目に大きい湖で洞爺湖サミットが開催されたことで有名です。火山を背後に山々に囲まれたその景観美は北海道三代景観に数えられほど。湖畔には彫刻があり、アートと自然を同時に楽しむことができます。なお10月31日まで洞爺湖ロングラン花火大会が実施されており、毎晩20時45分から21時5分まで洞爺湖で見ることができます。
2005年7月17日、世界で3番目に世界遺産登録されたことで有名です。希少な動植物がたくさん生息しており、絶滅危惧種のシマフクロウ、ソレトコスミレや知床で有名なヒグマ、エゾシカ、などの哺乳類がクルーズで見るチャンスがあります。羅臼港のツアーではマッコウクジラ、イルカ、シャチのウォッチングツアーが、夏にはおすすめです。なお現在世界自然遺産登録10周年記念で知床斜里町観光協会がツアーを企画しています。
北海道と言えば、観光だけでなく、もちろんグルメも楽しめます。新鮮野菜や魚介類、肉類、濃厚ミルクから作られるソフトクリームなど食の宝庫です! 夏には祭りや花火など舞台もそろっています。それでは夏の北海道グルメを紹介します
毎年恒例のイベントで大通公園が日本最大級のビアガーデンにはや代わり。緑に囲まれた夏を忘れさせる涼やかな空の下、さまざまなビールと料理を堪能できます。道内外こだわりのグルメで夏の札幌を満喫できます。
生ウニを豪快に味わうなら当然ウニ丼です。積丹半島の新鮮な採れたてのエゾバフンウニやキタムラサキウニ、海鮮をさまざまな種類の丼もので楽しめます。なお夏季限定で、1日10食限定、20色限定のスペシャルウニ丼もあります。車で20分先に神威岬があり、積丹ブルーと称される底の岩までもが見られる透明な美しい海を見ることができます。
千歳産の鮭を100%使用した鮭チーズバーガーなどここでしか食べられないオリジナルメニューがたくさんあります。テイクアウトグルメコーナーには鮭の身が入っている「さもんまんじゅう」やさくさくした食感が楽しい「さくぷり北海道」などサケづくしです。
120分食べ飲み放題で、塩ダレとたっぷりの黒ゴマがのった塩ジンギスカンが食べ放題! 食材にこだわりボリュームも満点です。ラム特有のにおいやクセが苦手な方も北海道赤平ワインラムを食べればジンギスカンに対する固定観念も変わるはずです。そして最後のしめに食べるとりポン茶漬けは絶品。カウンター席もあるので1人でも気兼ねなく楽しめます。
根室花咲港で獲れる希少な花咲カニを食べられる食堂です。濃厚な脂肪がたっぷりついたカニは茹でると濃厚な旨みと甘みが溢れ、この店人気の「花咲カニラーメン」、「カニ中華丼」、「カニカレーライス」との相性は抜群です。後カニを直送することができ、注文を受けてから茹でて届けられるので、新鮮なまま自宅で楽しむことができます。
北海道といえば酪農が盛んでソフトクリームがおいしいというイメージがあります。しかしこの店ではリキュール入りのアイスクリームにお酒をたらして食べるという斬新な発想でスイーツの新しい楽しみ方を提供してくれます。ロマネコンティなどの高級酒とアイスクリームとの組み合わせはここでしか味わえない贅沢な食べ方です。
北海道というと、食や観光に目が惹かれがちですが、お土産も魅力的なものばかりですよ。 帰ってから旅の余韻に浸るのもいいですが、職場や友人の方達にも夏の北海道を思わせるそんな素敵な物を送りたいところです。そこで喜ばれること受けあいのお土産を紹介します。
夕張といえばメロンというぐらい有名ですが、完熟した夕張の果肉を使い、その特徴である「メルティング質」の食感などまるで夕張メロンを食しているような濃厚で繊細な味を堪能できる一品です。5年連続でモンド・セレクション最高金賞5年連続受賞をはじめ、他にもさまざまな賞を受賞しており実力は折り紙つきです。ゼリーを越えた新食感スイーツをぜひ皆さんで堪能してください。
ファーム豊田はラベンダーの栽培で有名で、さまざまなラベンダーのグッズなどを販売していますが、その中でも一番おすすめなのはバスカプセルです。自然のラベンダーの香りがほのかに漂い、オイルたっぷりの乳白色のお湯は美肌に効果的です。5粒で570円とお手軽なので、紫一色に包まれたラベンダー畑を見た後、自分用とお土産用に購入してはいかがでしょうか。。
定番ですが、北海道の生クリームを使ったロイズの生チョコレートをおすすめします。香りもよく、口の中でとろける食感は甘すぎずしつこすぎずいくら食べても飽きません。お土産に渡されて喜ばない人はいないでしょう。TV番組のランキングで全国お土産総選挙第1位を獲得しました。ベタ過ぎて買わないと逆に文句を言われてしまいそうです。
観光、食もいいですが、大切なひと時を写真に切り取ったり、思い出をムービーにしましょう。
いっぱい写真とビデオを撮って、良い思い出を作ろう 。北海道旅行ということで見所、グルメ、お土産の情報を紹介してきましたが、カメラなど思い出を残すデバイスの準備はできていますか?
と言いましても最低限携帯はお持ちでしょうから焦る必要はありませんね。 北海道は広く、夏の風物詩であるひまわり畑が広がっていたり、紫が咲き乱れるラベンダー畑があちらこちらに見られます。これを言葉だけで言い表すことはできません。
季節によって多様な魅力を見せる北海道の夏の思い出を写真やビデオなど記録に残すことはその時にしかできません。希少な野生動物を見かけたとき、その決定的瞬間を心情とともに、ツイッターやフェイスブックにリアルタイムで配信するのもいいですね。案外すぐ近くにそれを見た人から反応が返ってくるかもしれません。 楽しい思い出を記録し、あなたの興奮と感動の記憶を皆でシェアしましょう
夏の北海道旅行を特集しましたがいかがでしたでしょうか。もちろんここで紹介したのはほんの一部です。花火大会や大通りを埋め尽くすビアガーデンなど暑い夏を涼しく快適に過ごすなら北海道を措いて他にありません。たくさんの観光スポットや希少な野生生物、そして食の宝庫である北海道の魅力をぜひ旅行で体験して見てください。些細な情報ですが参考になれば幸いです。
渡辺純子
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