iOSは定期的なアップデートが行われていますが、手持ちのiPhoneをパソコンに繋いでアップデートする途中で、エラーコードとメッセージが画面に表示されてしまうことがあります。その一つが「エラー4005」です。「iPhoneを更新できませんでした。不明なエラーが発生しました(4005)」とのメッセージが画面上に出ます。このエラーコード4005が出ていると、iPhoneにおいて初期化または復元の途中で、処理が中断されてしまったためにiPhoneでその処理が適切に完了せず、無限ループが続いている状態です。そのため、何らかの方法を使って正常な状態に戻すことが必要です。今回は、その解決策について詳しくご紹介します。
「エラー4005」は「エラー9」とほぼ同じ様なエラーですが、「エラー4005」が出た場合は、iTunes側でiPhoneデバイスを復旧できないことが原因である事例が多くなっています。そのため、iPhoneデバイスの電源がオフになるまで放置するという対処法があります。その後、充電をして電源を入れ、もう一度復旧処理を行います。それでも復帰できない時、iTunesが最新バージョンでないこともエラーに関係している可能性がありますので、最新版になっているかチェックして、そうでない時はアップデートしましょう。また、iPhone端末を「リカバリーモード」にして復元を試みることもできるので、試してみて下さい。
自分のiPhoneが、エラーコード4005が出るなどのシステム問題に見舞われてしまった場合、大切に保存しているデータに損失を与えずに復旧処理を進めたいと思うはずです。そこで活用できるのが、起動障害の修復処理に対処できるソフトを導入する方法です。「iSkysoft Toolbox -iPhone起動障害から修復」は、iOSシステムに何らかのトラブルが起こった時に、ただちに修復処理を行える便利なソフトです。しかも、PCの操作にそれほど詳しくない方でも使いやすい設計になっている点が魅力です。
最初に、PC内にiTunes最新版がインストールされていることを確認します。「iSkysoft Toolbox」ソフトを自分のPCにインストールしたら、iOS端末用のUSBケーブルで、iPhone本体をパソコン接続します。次に「iSkysoft Toolbox」を起動して、PC画面に示される各機能の中で「起動障害から修復」機能をクリックして下さい。iPhone本体とPCの接続を確認し、「開始」タブをクリックします。
繋がれたiPhoneに対応する最新ファームウェアを入手します。iPhone機種に関する詳細情報が示されるので確認し、「ダウンロード」タブをクリックしましょう。
ダウンロードが成功すると、iOSを元のように修復するための処理が自動的に始まります。修復が完了すると、メイン画面に完了した旨が通知されます。これで修復は完了です。
いかがでしたか。データを失うことなく、すぐにiPhoneを元通りに戻したい時は復元用ソフト「iSkysoft Toolbox -iPhone起動障害から修復」が適しています。しかも、修復処理は基本的に上記のシンプルな手順で完了できるので、「復元までに時間がかかるソフトは面倒」という方も安心して使えます。
渡辺純子
編集
0 Comment(s)