iPhoneやiPadなどのiOS系の携帯端末をある程度使いこなせるようになると、使用中に突然画面が真っ暗(ブラックスクリーン)になり、操作ができなくなってしまう事があります。
ブラックスクリーンが発生する原因として考えられるのは、衝撃や水没などで物理的に損傷(ハードウェアの故障)する場合と、一部のアプリがシステムファイルを壊してしまう(ソフトウェアの故障)場合があります。他にもCPUに高い負荷がかかって熱暴走するケースもあります。ブラックスクリーンの原因がハードウェアの故障であれば、持ち主に何らかの心当たりがあるかもしれません。
iPhone・iPadの画面が真っ暗になって物理的な損傷が原因であれば自力で修復することができないので、修理に出す必要があります。物理的な損傷以外の原因でエラーが生じた場合には、ユーザーが修復できる可能性があります。
ブラックスクリーンになった際に、背面を触って温度を調べてみることができます。部分的に熱くなっていたらCPUの熱暴走が考えられます。しばらく放置して温度が下がるのを待って再起動してみましょう。温度が下がっても反応しない場合には、一部のアプリが原因でシステムファイルが損傷を受けている可能性があります。
システムファイルのエラーであれば初期化して工場出荷時の状態に戻すことができますが、端末内に保存されていたファイル・アプリ、設定情報が全て消えてしまいます。初期化の他にもパソコンに専用のソフトウェアをインストールして、システムファイルの修復を試みることができます。
「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」の紹介と特徴
「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」は、システムファイルが壊れたiPhone・iPadなどの端末を修復することができるパソコン用のソフトウェアです。システムファイルの書き換えの他に、故障した端末内に保存されていたデータの取り出しや完全消去ができます。iSkysoft Toolbox for iOSがあれば専門的な知識を持たない人でもiOSのシステムファイルを修復することができますし、内部のデータを失わずに済みます。物理的な故障が原因で修理に出す場合でも、端末に保存されいた重要なデータをパソコンに取り出したり、完全消去しておくことができます。
「iSkysoft Toolbox for iOS」を起動するとメインウインドウが表示されるので、「起動障害から復旧」を選択します。USBケーブルを使ってパソコンと端末を接続します。
次いでファームウェアのダウンロード画面が表示されるので、端末の型番やOSのバージョンを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックすると、自動的に作業が始まります。
作業が完了するとメッセージが表示されるので、ケーブルを外して再起動できるかどうか確認します。
システムファイルを修復して復旧することができた場合は、一部のアプリを使用したことが原因でブラックスクリーンが発生した可能性があります。再発を防止するために、最近にインストールまたは使用したアプリを消去しておきます。システムファイルを修復しても改善しない場合はハードウェアの故障が原因であることが考えられます。「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」を使って重要なデータを取り出してから修理に出しましょう。
ブラックスクリーンの原因はさまざまです。物理的な損傷が原因でない場合は、CPUが冷えるのを待つか、システムファイルの修復を試みることができます。
加藤清明
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