iOS11のアップデート中に電源が入らないエラーが発生した際の解決方法

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iOS11へのアップデート方法は、パソコンと接続して行う方法と本体のみでWiFiなどに接続して行う方法があります。一般的には、パソコンと接続して行う方がエラーの発生頻度が低いと言われていますが、正常にこの動作が行われている最中にも2度程、本体の画面が一時的に真っ暗になる再起動があります。正常な場合は、数十秒程度で画面の電源が入りますが、数分経過しても全く電源が入らない場合は、アップデート中になんらかのエラーが発生したことが考えられます。その解決策としては大きく分けると4つあります。今回はそれらの方法について詳しく紹介したいと思います。

iOS11のアップデート中に電源が入らない問題の解決方法

方法①

本体のバッテリー容量があるか確認をする。本来バッテリーの残容量によっては、アップデートをしない仕様になっています。しかし、バッテリーが弱っている場合などは、アップデートを行っている最中に急にバッテリー容量がなくなり、その後電源が入らないことも考えられます。
その場合の解決方法は、とりあえず充電をすることです。アップデートの作業については、単独で行う場合、充電しながら行うことでこのような不都合を未然に防ぐことができます。

方法②

バッテリーに問題がないにもかかわらず、電源が入らない場合は、OS自体にエラーが発生したことが考えられます。
一番簡単な解決方法は、電源ボタンを押してもう一度起動させることです。それでも画面が真っ暗な状態で反応がない場合は、電源ボタンとボリューム下のボタンを長押しすることで再起動することができます。ホームボタンが昔の押し込むタイプの場合は、電源ボタンとホームボタンの長押しでも同じことが行えます。

方法③

上記の方法でも全く反応がない場合は、本体をリカバリーモードで起動してOS自体を入れ直すことになります。
本体の状況によっては、保存されたデータを全て失う危険性があります。しかし、クラウド上やパソコン上にバックアップを事前に取っていれば、その時の状態に復元は可能です。
リカバリーモードでの復元方法については、
①最新のこの製造メーカーが提供するソフトをパソコンに入れた後、本体とケーブルで接続します。
②その後、本体の再起動と同じ動作をし、リカバリー画面が表示されるまでその動作をし続けます。
③なお、パソコンとの接続済みマークが本体に表示されていたとしても、さらに再起動の動作を続けることでリカバリーの画面に自動的に切り替わります。
④後は、パソコン上で表示されるアップデートを選択すれば、iOS11へのアップデートが正常に行えます。行えない場合は、一度復元をしてからこの動作をすることになります。

方法④

リカバリーをしても本体が正常に起動しない場合は、故障や認証サーバーの混雑による不都合などが考えられます。
その場合の解決方法は、メーカーのサポートを仰ぐことが一番の近道になります。毎回大きなOSのアップデートが行われた際には、不都合が報告されることがよくあるため、サポートセンターが混雑している場合は、インターネット上での情報収集が解決につながることもあります。なお、新しいOSが提供された際には、しばらく経ってからアップデートを行うことで、このような不都合を未然に防ぐことができる特徴もあります。

最後に電源が入らないエラーが発生した際には、まず本体のバッテリー容量を確認して、本体の再起動を試みます。それでもダメなら、パソコンとケーブルで接続してリカバリーモードで復元することになります。それでもどうしようもない場合は、サポートセンターに問い合わせることになります。また、症状によっては、本体交換となった前例もあるため、アップデートをする際には必ず事前にバックアップを取ることが勧められています。

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