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最近ロードムービーあるいはショートムービーが脚光を浴びています。今まで動画というと、テープや小型のディスクに記録するデジタルビデオカメラで撮影してから、パソコンに読み込んで編集する手順でしたが、急速に進化してきています。携帯電話のカメラも高い動画撮影機能を搭載するようになりましたし、スマホのアプリの中には様々なエフェクト(特殊効果)を付けられる動画編集ができるものもあります。その一部は、なんとフリーで提供されています。
今流行りのショートムービーとは、家族や友人、共通の仲間などと何かしているところの動画をいくつか撮影して後で結合し、 BGM (背景音楽)を付けたムービーのことです。若者は完成したムービーを Youtube や Facebook などの SNS (ソーシャルネットワークサービス)に友人たちと投稿し合って、楽しんでいるそうです。しかし、街中で面白い映像を取ろうとするあまり、周囲の人々に迷惑をかける事件が多発しているとの報道もありますから、悪ふざけはほどほどにしましょう。
動画を編集する際にスマホのアプリを利用するのもいいですが、クオリティーの高い編集をするなら、 PC 版の動画編集ソフトがお勧めです。質の高い動画が簡単に作れて、ファイルの形式変換もできるソフトがあります。 「Filmora for Windows」です。
これは、作業ウィンドウがシンプルで操作性に定評があります。フリーソフトではありませんが価格がリーズナブルですから、これから動画編集を始めたい方にピッタリだと思いますし、お試しとして購入するのもいいのではないでしょうか。
それでは、実際に 「Filmora for Windows」を使って動画を編集してみましょう。今回は説明できるスペースが限られているので、ソフトのインストールや使用するビデオクリップのインポートについては、省略させてください。ソフトが立ち上がると、画面下半分がタイムラインと呼ばれる作業スペースになっていることがわかると思います。ビデオ素材の結合やカット、コピー、音楽・各種エフェクトの追加など、ほぼすべての操作をこのスペース内で行います。素材の追加は基本的にドラッグ&ドロップを使っていきます。
トランジションのエフェクトを加える操作をやってみましょう。まず、タイムラインのビデオクリップが切れているところを探します。前後のビデオの流れをみて、その場所に適したトランジションを選択してください。プレビューで確認しながら使いたいトランジションが決まったら、ビデオの切れ目にめがけてドラッグします。最後に、もう一度プレビューで確認して問題なければ完成になります。この他にも映像の中に画像や動画を入れ込む PIP や効果音をつけるサウンドなど、多彩なエフェクトが用意されているので、素晴らしい作品を作るために活用してみてください。
田中摩子
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