パソコンで何か動画を見ようと思い、プレイヤーで再生したら音が出なかったという経験はないでしょうか。映像はしっかり流れるのに、音だけが出ないということはよくあります。中にはどうにもできず、動画を見るのを諦めてしまう人もいるかもしれません。
今回はそういう人のために、音が出なくなってしまう原因や対処方法について詳しく解説していきます。おすすめの方法は「Recoverit」を使ってビデオファイルを修復するのことです。
ビデオファイルが破損してしまい、音声が再生されないことがよくあります。動画を保存する過程でファイルが破損すると、動画が正常に再生されなくなってしまいます。
再生した動画ファイルの形式に、プレイヤーが対応していないというのもよくあるケースです。プレイヤーには再生できる形式があり、対応していないファイルを読み込んでも正常に再生されます。
また、ヘッドホンやスピーカーが壊れている、プレイヤーがミュートになっているなどの原因も考えられます。
方法1 Recoveritを使ってビデオファイルを修復する!
ビデオファイル自体が壊れてしまい、音が出なくなっている可能性があるため、動画修復ソフトを使えば症状が改善する可能性があります。おすすめのビデオ修復ソフトは「Recoverit(リカバリット)」です。
「Recoverit」は音楽やドキュメントファイルなど様々なデータを復元できるソフトで、ビデオ修復機能がついています。MP4やM4A、MOVなど様々な動画形式に対応し、何らかの理由で破損してしまったファイルを修復することができます。
人気のGoProやDashcamなどで撮影されたデータの修復にも対応しているため、動画サイトにアップロードするための動画ファイルが破損してしまった時も、「Recoverit」を使ってデータを復元してからアップロードすることが可能です。高性能なビデオ復元テクノロジーが採用され、復元率が高いということでも人気があります。扱い方も非常に簡単で、初心者でも少ないステップでビデオファイルを復元できます。
これから、「Recoverit」を使ってパソコンで音が出ない動画を正常に再生できるようになる修復手順について説明します。
「Recoverit」をインストールします。メイン画面が立ち上がったら、「ビデオ修復」を選択して、「開始」ボタンをクリックしましょう。
「追加」ボタンまたは「ビデオを追加して修復を開始する」ボックスをクリックして、修復したい動画を選択します。
パソコンで音が出ない動画ファイルを追加が完了したら、「修復」ボタンをクリックしましょう。このボタンをクリックしたら、動画の修復が開始されます。
簡単な3つステップだけでパソコンで音が出ない動画を修復できます。パソコンで音が出ない動画が再生できないことを困った時に、試してみてください!
方法2 VLC Media Playerを使って修復する
・ VLC Media Playerをダウンロードして起動してください。
・ 上部にあるメニューから「メディア」を選択し、「変換/保存」の項目をクリックします。
・ 修復したい動画ファイルを追加し「変換/保存」を選択し、ファイル名や出力先などを決めます。
・ 出力する形式などを設定し、最後に開始ボタンをクリックすれば動画の変換作業が始まり修復されます。
VLC Media Playerで再生できるファイルにしか対応していない、全てのファイルが修復できるわけではないので注意してください。
方法3 Aiseesoftを使った修復方法
・ 公式ページからAiseesoftをダウンロードしインストールしておきます。
・ ソフトを起動すると復元するファイルの種類を選ぶ画面が出てくるので、ビデオを選択してください。
・ 修復した動画ファイルをどこに出力するか設定します。
・ 「スキャン」ボタンを押すとスキャンが始まり、破損したデータが見つかります。
・ 修復したいデータが見つかったら「復元」ボタンを押せば動画ファイルが修復されます。
ソフトが対応していない動画ファイルは、スキャンしても見つからない可能性があります。
方法4 Best Data Recoveryを使ってデータを修復
・ Best Data Recoveryをダウンロードしインストールします。
・ ソフトを起動したら「高速スキャン」を選択した後、スキャンするパーティションを設定して破損している動画ファイルを検索します。
・ 復元したい動画ファイルにチェックを入れて、「復元」ボタンをクリックすればデータが修復されます。
・ 最後に保存先を指定して保存すれば修復は完了です。
高速スキャンをしてもデータが見つからない場合は、完全スキャンも試してみてください。
#動画を保存する時の形式には注意する
動画を編集した後に動画ファイルとして出力することになりますが、保存する形式には注意が必要です。あまり使われていない形式にすると、動画再生ソフトによっては音が出ない可能性があります。MP4などのメジャーな形式で保存する、音声ファイルを特殊なコーデックで圧縮しないなど、保存形式の選択は慎重に行いましょう。
#パソコンに複数のコーデックをインストールしておく
動画ファイルによって使用されているコーデックが変わるため、環境によっては音が再生されないことがあります。様々な動画を取り扱う場合は、あらかじめ複数の音声コーデックをインストールしておきましょう。
動画を再生して音が出なかった時は、まずプレイヤーがミュートになっていないか、ヘッドホンやスピーカーに異常はないかチェックしましょう。それでも改善されない場合は、動画ファイルが破損してしまっている可能性があります。「Recoverit – 強力な動画修復ソフト」のビデオ修復機能を使えば様々な形式の動画ファイルを修復することができるので、ダウンロードして修復できないか試してみてください。
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