Macをより高速に動かしたいときに便利なのが外付けのSSDです。SSDを取り付けることで、Macの容量が増え動作環境が快適になります。そんなSSDを使用するにあたり、HDDとの違いや特徴をまとめました。また、フォーマットの仕方やSSDのデータが消去されたときの復元方法も合わせて記述してあります。
SSDに興味がある方や、SSDのデータを復元したい方など、ぜひ参考にしていただければと思います。
★<SSDの特徴>
SSDと呼ばれるソリッドステートドライブは、メモリーチップを媒体にした外部記録装置です。主な特徴は以下になります。
読み込み速度が高速であるため、OSの起動をスムーズに行うことができます。PCの起動が遅いと感じている方はSSDの使用がおすすめです。
★<HDDの特徴>
内部で回転する円盤にデータを読み書きさせる外部記録装置です。1台あたりの容量が大きく安価なため、多くのPCで採用されています。
SSDは高速なので読み書きの速度をあげたいときの使用などには有用です。技術が向上したことで、年々SSDの価格は下がっているようですが、まだまだ容量の割に高価な装置となっています。一方でHDDは安価で大容量ですが、衝撃に弱いので丁寧に扱う必要があります。どちらもメリットデメリットがありますが、用途に応じて使い分けることで、より快適な作業環境を実現できるかと思います。
高速でデータを読み込むことができるSSDの能力は高いのですが、予期せず突然壊れてしまう、という事態が起こる可能性が高くなっています。MacでフォーマットされたSSDのデータを、他の場所にバックアップしていないという場合、データの復元が望まれますが、壊れたSSDからのデータ復元は一般的に困難と言われています。小型なSSDの中は複雑な仕組みになっています。どうしてもデータを取り出したというときは、専門的なデータ復元業者に依頼するという方法が思い浮かぶかもしれません。
そんな難しいといわれるSSDの復元も「Recoverit」(リカバリット)を利用すれば、個人で簡単に行うことができます。クラッシュしたPCからもデータを取り戻すことができる、高性能なデータ復元ソフトである「Recoverit」なら、壊れたSSDからも3ステップでデータを安全に復元することが可能です。画面の指示に従い操作すれば、「Recoverit」がSSDの中身をまるっと復活してくれます。
「Recoverit」には無料ダウンロード版があるので、SSDのデータが復元できずお困りの方は、ぜひ一度試してみてください。
「Recoverit」をダウンロードして、メイン画面からMacでフォーマットしたSSDを選択します。「開始」をクリックして、選択した場所のスキャンが始まります。
※注意:「Recoverit」を起動する前に、SSDをパソコンに接続する必要があります。認識または検出できることを確認してください
スキャンが完了できましたら、MacでフォーマットしたSSDに復元したいデータを選択して、復元ボタンをクリックします。
保存先を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、MacでフォーマットしたSSDに復元したいデータの復元が開始します。
「正常に復元しました」画面が表示され、MacでフォーマットしたSSDのデータの復元が完了できます。
Mac OSの拡張形式でフォーマットする方法を以下にまとめました。フォーマットを行うとSSDに保存されているデータはすべて消去されます。また、バージョンにより手順が異なる場合があるのでご注意ください。
<手順>
近年SSDの活躍が期待されていますが、現時点ではまだまだ価格も高いため、大容量のデータを扱うときはHDDが選択されることが多いかと思います。SSD・HDD共に、それぞれに合った使い方をすることで、パソコン作業の効率がぐんと上がるので、うまく利用したいですよね。
また、SSDに関しては壊れてしまった時のデータ復元が困難となっています。大切なデータはなるべくバックアップを行うと安心ですね。万が一、データを完全に失ってしまったときは、データ復元ソフトの「Recoverit – 強力なSSD復元ソフト」を利用してみてください。難しいといわれるSSDのデータも、復元できる可能性の高いソフトとなっています。
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