USBメモリの中でも高速でデータを転送できるものがUSB 3.0になります。大きくて重いデータもUSB 3.0であれば手軽に転送できるので重宝しますよね。そんなUSB 3.0の転送速度が遅いなと感じたとき、何かしらの問題が発生しているかもしれません。
今回はUSB 3.0の転送速度が遅い原因と、その対処法をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
いくつかの原因が考えられます。まず、USBを接続する部分、つまりUSBポートがUSB 3.0に合っていない場合があります。USBメモリとそれをつなぐポートに能力の差があり、USB 3.0の高速な転送速度が発揮されないということです。USB 3.0はポートがUSB2.0やUSB1.1のものでも使用できます。確認してみましょう。
合わせて確認したいのが、ドライバーについてです。最新のOSはデフォルトでUSB 3.0の規格をサポートしていますが、古いOSだと対応されていな状態である可能性があります。
USB 3.0と互換性のあるドライバーをインストールする必要があります。
また、USB 3.0をPCに差し込む際、完全に入る前にPC側が認識してしまうことで、転送速度に影響が出てしまうことがあります。
機器のポートやドライバーの不一致による速度低下以外で、転送速度を早くする方法をまとめました。
USB 3.0のファイルシステムをFAT32からNTFSに変更することで、転送速度が向上することがあります。この操作を行うときは、必ずUSBに保存しているデータのバックアップを取ってください。
[手順:コマンドプロンプトで作業を行います]
USB 3.0の転送速度を上げる操作を行う前、特にコマンドプロンプトを使用するときは念のためバックアップをとっておいてください。もしUSB 3.0に保存されているデータを誤って削除してしまったら、専用のデータ復元ソフトを使ってデータの修復を行ってください。また、USBは扱いやすく大量のデータも読み書きさせることができますが、精密機器でもあります。何らかの影響で突然データが壊れてしまう、なんてこともよくあります。
復元ソフト「Recoverit」(リカバリット)なら、3ステップという簡単な操作でデータを復元させることができます。復元をする前にデータが保存されていた場所をスキャンすることで、復元可能か判断してくれるので安心して作業を進めることができます。「Recoverit」は対応しているファイル数も多いので、必要なデータのすべてを復元させることが期待できます。
「Recoverit」をダウンロードして、誤って削除したUSB 3.0に保存されているデータを選択します。「開始」をクリックして、選択した場所のスキャンが始まります。
※注意:「Recoverit」を起動する前に、USBメモリーをパソコンに接続する必要があります。認識または検出できることを確認してください
スキャンが完了できましたら、USB 3.0に復元したいデータを選択して、復元ボタンをクリックします。
保存先を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、USB 3.0に復元したいデータの復元が開始します。
「正常に復元しました」画面が表示され、USBデバイスのデータの復元が完了できます。
USB 3.0は大きなデータを移動させる際、その優れた転送速度の能力を発揮します。転送速度が遅いなと感じたときは何かしらの原因が考えられますので、上記にあげた早くする方法を試してみてください。
万が一USBのデータを誤って消去してしまったときは、データ復元ソフトの「Recoverit – 強力なUSB復元ソフト」を利用し、安全にデータを復元させることをおすすめします。「Recoverit」は無料ダウンロード版が公開されていますので、一度試してみてはどうでしょうか。
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