アクションカメラは超高性能

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アクションカメラとは

アクションカメラとは、超高性能の小型デジタルビデオカメラのことです。
アクションカメラが登場する前のビデオカメラは、ハンディカメラと呼ばれ、画素数も少なく、撮影できる範囲も狭い製品が大半でした。そうした状況が長く続いたのち、2004年に設立された、米国GoPro社が、飛躍的に性能をアップさせたビデオカメラを製造販売し、2011年頃には114万台を売り上げるまでになりました。その後も世界中で大ヒットし、他社もアクションカメラを発売するようになっています。

米国GoPro社のビデオカメラは、それまでのビデオカメラであるハンディカメラとは一線を画すほどの高性能であり、アクションカメラ以外に、アクションカム、およびウエアラブルカメラと呼ばれることもあります。
アクションカメラと呼ばれるようになったのは、バイクや自転車を運転中の映像でも、スキーやダイビング、サーフィンをしている最中の映像でも鮮明に撮れるからであると考えられます。
マウントと呼ばれる簡単な装置で、乗り物や体の一部に装着することで、極めて臨場感のある動画が撮影できます。4K撮影できる機種もあり、映像も非常に鮮明です。
スポーツ中のそうした様子を撮影できるのは、プロが扱う大型で、数十万円もすると見られるカメラでしたが、米国GoPro社の製品は、ハンディカメラよりもずっと小型で、値段もおよそ1万円から6万円という低価格です。数十万円のカメラでないと実現できないと考えられていた映像が、そうした格安のカメラで撮影できるようになったというのは、画期的なことでした。
従来のハンディカメラと同様にビデオカメラであるにもかかわらず、新たなカテゴリーの製品と認識されるに至っているのは、とても同列には語れないほどに性能が良くなっているからでしょう。

アクションカメラVSハンディカメラ

アクションカメラでは、もちろん静止画も撮れます。500万画素という鮮明な画像であるため、スチール写真撮影用としても人気があります。アクションカメラがハンディカメラと大きく異なるのは、100度以上の範囲を撮影できる広角レンズを使用しているため、視野の広い映像が撮影できる点です。

ハンディカメラは、70度から80度程度となります。ただ、ハンディカメラにはズーム機能がありますが、アクションカメラにはありません。特定の被写体に焦点を当てるということでなく、活動中の自分の周囲を映像におさめていく、といった用途に主に使われます。マイクの性能も、ハンディカメラのほうがいい場合が多いです。

アクションカメラは、あくまでもスポーツ中の自分の周囲を撮影するのに向いた商品であり、映像重視です。動画サイズはハイビジョンとフルハイビジョン、および4Kとなっています。主流となっているのはハイビジョンですが、そのうち4Kとなっていくことでしょう。時間の問題です。ちなみに、ハイビジョンの総画素数は1270x720で、フルハイビジョンになると1920×1080になります。4Kだと3840×2160です。ハイスピードで動きながらの撮影となるのが普通ですので、アクションカメラには防水機能が備わっており、落下させてもある程度大丈夫なつくりにもなっています。

アクションカメラは、それまでのハンディカメラと同様にビデオカメラではありますが、低価格で非常に高性能であったため、世界中で大ヒットし、アクションカメラという別のカテゴリ―として考えられるようにまでなっています。
アクションカメラの特徴は、広角レンズを使っている点です。特定の被写体を撮影するのではなく、運動中の周囲の映像を撮影するのに向いた商品です。アクションカメラが普及し始めてからまだ数年ですが、低価格で高性能であるため、ますます利用者は増えそうです。

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