Appleの代表的で爆発的人気となったiPhoneシリーズの最新機種が2017年11月に発売されます。その名は「iPhoneX」と名付けられ、これまで発売順に数字だった部分が「X」になっています。これは、「テン」と呼ばれ、iPhone発売から10周年の記念モデルである事が理由の一つとなっています。そして、それだけにAppleが目指した「全てがスクリーン、デバイスそのものが体験の中に消えるほど夢中になれる、持ち主の指や声だけでなく視覚にも反応できるインテリジェントなiPhone」というビジョンの全てを現実のものにしています。
iPhoneXは、先日発売されたiPhone8までの全機種にあったホームボタンを排除し、デバイスの全てがスクリーンになっています。
5.8インチのsuperRitenaのスクリーンは、OLEDを採用し、正確で目を奪う色彩と真の黒、高い精度で、コントラスト比は1,000,000:1を実現しています。また、より深いピクセルとOISを備えた望遠カメラを新しく採用しています。
カメラは、顔認証(FaceID)を機能させるセンサーなどAppleが開発した高テクノロジー技術を採用したTrue Depthカメラです。これを小さなスペースに搭載しています。
ボディは、スマートフォンに使われてきた中で最も耐久性のあるガラスを全面に採用、フレームは医療で使われるものと同様レベルのステンレススチールです。また、防水と防塵、ワイヤレス充電機能搭載となっています。
一番重要な頭脳面は、毎秒最大6,000億の演算処理が可能なニューラルエンジンを搭載、新しく採用したCPUはより高速で効率の良いものとなっています。
更に顔認証は、時間とともに現れる身体的変化に自動で適応することが可能となっています。
その他、バッテリー駆動時間については、iPhone7より2時間長持ち、GPUは30パーセント高速化、アプリケーションに驚異的な拡張現実を体験出来るようになっています。また、ワイヤレス充電が可能です。
全面高耐久ガラスのボディ、高速な処理能力、高速充電、ワイヤレス充電、防水と防塵など共通点も多いのですが、iPhoneXは、次の点が8シリーズと決定的に違います。
まず、ディスプレイがより高精細ということです。iPhone8シリーズは、コントラスト比1300:1であるのに対して1,000,000:1というsuperRitenaディスプレイを採用した効果です。
次に、カメラの性能です。広角と望遠を搭載、iPhone8シリーズより明るく撮影が可能になっています。そして新機能として採用された顔認証、iPhone史上初の新規格となるホームボタンの排除がiPhone8シリーズとの違いです。
これまで10万円以下だったiPhoneシリーズですが、今回は10万円を超えます。64Gで11万2,800円、256Gで12万9,800円です。Appleで直接購入よりも、利用しているキャリアでの購入の方が割引の適用や前機種の下取り、ポイント利用なども出来る場合が多いので実質安く手に入れる事が出来るでしょう。予約は、Appleへの直接予約でもdocomoやau、ソフトバンクなどのキャリアでも10月27日16時01分から予約可能となっています。予約はインターネットで各会社の予約ページへアクセスして指示通り進めていくだけです。
価格は今までよりも高額にはなりますが、それだけのスペックと機能が搭載されていることは当然、iPhone発売10周年記念なので購入する価値は十分にあります。
加藤清明
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