セキュリティー強化のためiPhoneにパスコードを設定している方も多いでしょう。iOS8以降パスコードの桁数が6桁と多くなり、iPhoneに新しいパスコードを設定したのはいいが、設定ミスによって入力しても解除できないなどのパスワード間違い、またはiPhoneパスコードを忘れてしまった、子どもなどが間違って設定し、パスコードが解除出来なくなってしまったということも十分起こりえます。そうなった時、誰もがパスコードを確認したいと当然思うわけですが、仕様のため、確認する術はありません。しかしiPhoneパスワード忘れなどのトラブルに見舞われても諦めてはいけません。幸いにもこの状態を解除する方法があるのです。
ロックされていない別のiPhoneデバイスからicloud.com/findにアクセスし、サインイン画面が表示されたらIDとパスワードを入力し、サインインします。画面が変わったら上の「すべてのデバイス」をクリックし、ロックされているiPhoneを選択し、「iPhoneの消去」をクリックします。これでロックされたiPhoneは初期化されるので、パスコードのないパスワード解除状態となり、バックアップしたファイルを使って復元すれば元に戻ります。
同期したことのあるコンピュータにiPhoneを接続し、iTunesを起動します。パスコードの入力を求める画面が表示された場合は、同期したことがある別のコンピュータに接続してください。
同期が始まり、バックアップが作成されますので、完了を待ちます。
次にロックされたiPhoneを選択し、左の「設定」をクリックします。
画面の「iTunesバックアップから復元」をクリックし、ロックされたiPhoneを選び、最新のバックアップを選択します。これでロック状態から解除されます。
パスコードと共にデバイスのデータも消去されるリカバリーモードを使う必要があります。そのためバックアップファイルがない場合、初期化後復元が出来ませんのでご注意ください。なお作業にはコンピュータが必須になります。
iPhoneの電源は入れずにPCに接続し、iTunesを起動します。
スリープボタンとホームボタンを同時に押し続け、リカバリーモードの画面が表示されるまで押したままにします。すると「復元」または「アップデート」を選ぶよう表示されますので、「復元」→「復元とアップデート」と選択します。
これで初期化された状態になり、iOSがダウンロード&インストールされ、通常通り使用出来ます。
トラブルの前にiPhoneのパスワード類をあらかじめ管理しておくのが一番です。上記の3つの方法以外に事前にiPhoneにインストールをして、パスワード類を管理し、いざという時に慌てずに済むソフトやアプリがありますので試されるのも良いかもしれません。
過去に紹介した方法を試してみて、初期化せざるを得ない、またはバックアップを取っていなくてデータが全て消えてしまったという方もいるでしょう。事前にiPhoneのパスワード類を管理していれば起こらないといえばそれまでですが、実はこんな最悪な状況に陥っても復元が出来るおすすめのソフトがあるのです。そのソフトは「iSkysoft Toolbox-iPhone データ復元」 。最大のメリットはバックアップを取らずにロックされてしまっても、データはそのままに復元出来るということです。では手順を説明していきます。
ソフトを起動し、iPhoneをPCに接続します。「データ復元]をクリックします。
画面に操作手順が示されますので、指示に従い操作します。
修復後、再起動すれば元通りになり、普段と変わらずご使用いただけます。
説明の通り、複雑な知識を持たずとも簡単な手順でロックを解除できます。もしiPhoneパスコード忘れた時にはぜひ「iSkysoft Toolbox-iPhone データ復元」をお試しください。
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