iPhoneから削除してしまった写真「最近削除した項目」にも見つからない場合

「最近削除した項目」機能

iPhoneユーザーの多くの方が、1度は大事な写真を誤って消してしまい、ゴミ箱から復元を体験した事があると思います。
それは、iPhoneが常に持ち歩く物であり、高画質の写真撮影が出来るので、カメラを持たず、iPhoneで写真の撮影をする方が増えているからです。
また、iPhoneは簡単に写真撮影が出来ますが、写真をゴミ箱に捨てる方法も簡単で、たったの3タップで写真の削除が出来てしまいます。
その為、写真を鑑賞しながら寝てしまった場合や、小さな子供のイタズラなど、iPhoneから大切な写真を削除してしまう事が増えた為、ゴミ箱から写真を復元出来る機能が増えたのだと思います。
この復元機能は、バージョンiOS8から加わったもので、iPhoneなどのデバイスから削除した写真ファイルなどを、30日間「最近削除した項目」に一時保管し、復元を可能にする機能です。

手順は、iPhoneなどのデバイスから写真アプリに移動し、「最近削除した項目」から復元したい写真やビデオファイルなど選択し、「復元」をタップすると、カメラロールに選択した写真ファイルなどが復元されます。
しかし、iPhoneから大切な写真を、ゴミ箱に誤って捨ててしまってから30日を経過してしまった場合や、容量の不足で整理してしまった場合は、この方法では復旧させる事が出来ません。
この様な場合は、iPhoneのゴミ箱から写真の復元が出来なく成ります。
しかし、別の方法が有効なので、これから紹介させて頂きます。

• Part 1. バックアップある場合、iPhone写真無料復元方法iTunes・iCloudバックアップ
• Part 2. バックアップなし場合、iPhoneデータ復元を使ってiPhone写真を復元する方法

Part 1. バックアップある場合、iPhone写真無料復元方法iTunes・iCloudバックアップ

大切な写真を消す前にiTunesにバックアップファイルを残した場合

まず、誤ってゴミ箱に捨て、削除してしまった写真のバックアップファイルがiTunesに残っている場合は、iTunesから復活させる事が出来ます。

手順は、パソコンのiTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneを繋げ「バックアップを復元」をクリックします。

そして、バックアップファイル一覧から、日付やサイズを確認し、目的のバックアップファイルを選択します。

次に、「復元」をクリックすると、バックアップファイルから写真などのデータ全てが復元されます。

しかし、この方法では写真以外のデータも全てバックアップファイルのデータに上書きされる為、逆に大切なデータを失う可能性があります。

iCloudに大切な写真のバックアップファイルがある場合

iCloudにあるバックアップファイルから、大切な写真のデータを復元させるには、まず、iPhoneを初期化する必要があります。

次に、初期化したiPhoneの電源を入れ、画面の指示に従い、購入時と同じ設定をして行きます。

そして、「iCloud バックアップから復元」をタップします。

次に、Apple IDとパスワードを入力し、iCloudにログインしたら、バックアップファイル一覧から適切なものを選び、タップします。

そして、画面の指示に従い進めると、iCloudからiPhoneにデータの復元が出来ます。

しかし、手順でも書いたようにiPhoneを初期化する必要がある為、バックアップファイルより後に出来たデータは残りません。

Part 2. バックアップなし場合、iPhoneデータ復元を使ってiPhone写真を復元する方法

「Dr.Fone - iPhoneデータ復元」 は、iTunesやiCloudのように、バックアップファイルが無くても、デバイスから復元させる事が可能なソフトです。

Step 1. PCにiPhoneを接続し、ソフトを起動したら、「データ復元」をクリックします。

Step 2. iPhone上のデータをスキャンします。

Step 3. iPhoneから削除してしまった写真を復元します。

復元したいデータを、プレビュー機能などを使い、確認し「復元」をクリックします。

「Dr.Fone - iPhoneデータ復元」 は、iPhoneなどのデバイスのゴミ箱から削除してしまった写真などを、iTunesやiCloudのようにバックアップファイルを作成して無い場合でも、大切なデータを復活させる事が可能です。

また、復元したい物以外は上書きされないので、大切なデータに上書きされる心配もありません。