Wordを利用していると、一定の間隔で自動保存中と小さく表示されることはないでしょうか。Wordにはデフォルトでバックアップを行ってくれる、自動保存という機能があります。万が一、未保存でファイルを閉じてしまったときも、自動保存がされていれば、設定された場所にそれまでのデータが保存されています。
とても便利な機能ですが、何らかの影響でワードの自動保存がされない、という場合もあります。この記事ではそんな自動保存がされていない時の復元について、一時ファイルを使用した復元方法等も合わせてまとめました。お困りの際は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
何らかの不具合でパソコンが強制的にシャットダウンされたときなどに、編集していたWordのデータがすべて消えてしまう、なんてことがあり得ます。保存していないファイルが突然閉じられてしまうと大変困りますよね。そんなパソコンが異常終了してしまったときのために、作業中のファイルを自動保存するという機能がWordにはあります。もしものために、自動保存の設定がオンになっていることを確認しておくことをおすすめします。
<自動保存の設定方法>
自動保存の間隔は初期の状態で10分と設定されています。短くした方がより安全ですが、パソコンの環境によっては負荷が掛かり作業しづらくなる可能性があります。
また、設定画面にある「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」という項目にもチェックをすることで、保存を忘れてしまった際のバックアップになるのでぜひ活用してみましょう。
自動保存されたファイルの場所は以下で確認できます。
<確認方法>
初期の状態では「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\」になっています。
自動保存が適応されず、突然Wordが閉じてしまったときは、データ復元をする専用のソフト「Recoverit」でWordファイルを回復することができます。このソフトを使えば、簡単に素早くファイルを復旧できるので、作業をすぐに再開することが可能です。
「Recoverit」はクラッシュしたパソコンからもデータを取り出せることができるほどの、高機能な復元ソフトです。復元技術が高い一方、画面操作はわかりやすく、データの復元を普段したことがないという方も、迷わず扱えるようになっています。
ファイルが消えてしまったとき、どこかに保存されているだろうと探し回った結果、結局見つからず時間を無駄にする、なんてことも多いかと思います。予期せぬ不具合は突然発生します。効率よく作業を行うためにも、復元ソフト「Recoverit」を活用してみてください。
パソコンに「Recoverit」をダウンロードして、(ワード)Wordの自動保存場所「Local Disk(C:)」を選択します。「開始」をクリックして、(ワード)Wordファイルのスキャンを始めります。
スキャンしたファイルから復元したい(ワード)Wordを選択して、プレビューできます。
保存場所を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、(ワード)Wordの復元が始まります。
※注意:上書きを避けるため、(ワード)Wordの元場所と異なるディスクを選択してください。
Wordで作業を開始すると、パソコン内にそのデータの一時ファイルが生成されます。もしWordファイルの保存ができていないなど復元が必要な際は、この一時ファイルを利用するという方法があります。
<一時ファイルの検索方法>
パソコンを使用していると、停電やネットワークの切断、またパソコン自体の不具合による強制シャットダウン等、様々なことが発生します。Wordの編集をしているときにそんな事態が発生することは、十分考えられます。Wordの自動バックアップ機能である自動保存を活用し、もしものときに備えることをおすすめします。
万が一、自動保存がうまく機能しておらず、未保存のファイルが消えてしまったときは、データ復元ソフトの「Recoverit – 強力なワード復元ソフト」を利用してみてはいかがでしょうか。失ってしまったWordファイルも簡単に取り戻すことができます。「Recoverit」には無料ダウンロード版があります。気になった方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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