Excelでの作業中に、突然フリーズし「応答なし」という表示が出ることは多いのではないでしょうか。しばらくしても治まらず、編集中のデータが壊れてしまったのでは、と不安になることもありますよね。
今回はエクセルのデータについて、自動保存の設定をすることで常時バックアップを取る方法についてまとめました。自動保存されたファイルの場所や、設定方法、また自動保存がされないときの一時ファイルを使用する対処法等も合わせて記述するので、参考にしていただけたらと思います。
手動でファイルの保存をする前に、突然Excelが固まってしまったなど、予期せぬ事態でそれまで作業をしていたデータが失われてしまうということがあります。そうしたときのために、予め自動保存の設定をしておくと安心して作業が行えます。
また、誤った内容で上書き保存をしてしまっても、直前の自動保存時の状態に戻すことができます。自動保存をうまく活用することで、人為的なミスもフォローすることが可能です。
<自動保存の設定方法>
自動保存されたファイルの保存場所は以下で確認できます。
<確認方法>
自動保存の場所は基本的には、「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Excel」になっているかと思います。
保存をせずに終了してしまった未保存のExcelファイルは、データ復元ソフトを利用することで安全かつ簡単に復元させることができます。初心者でも使いやすい「Recoverit」なら、失ってしまったファイルも素早く復活させることができます。
「Recoverit」はとにかく使い方がシンプルで、データの復元をしたことがない方でも、迷わず操作をすることができます。画面指示に従うだけなので、専門知識が一切必要ありません。
また、このソフトではクラッシュしたPCからもデータを取り出すことができるほどの、高度な復元技術が用いられています。長年データ復元技術を開発研究している会社の高性能ソフトなら、大切なデータも安心して任せられますよね。
パソコンに「Recoverit」をダウンロードして、エクセル(Excel)の自動保存場所「Local Disk(C:)」を選択します。「開始」をクリックして、エクセル(Excel)ファイル-のスキャンを始めります。
スキャンしたファイルから復元したいエクセル(Excel)ファイルを選択して、プレビューできます。
保存場所を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、エクセル(Excel)ファイルの復元が始まります。上書きを避けるため、エクセル(Excel)の元場所と異なるディスクを選択してください。
Excelファイルの編集を始めると、Windowsは一時ファイルを生成します。この一時ファイルを読み込むことで、Excelファイルを復元させる方法があります。
<方法:Excelから一時ファイルを開く>
Excelやパソコンがフリーズしてしまい、データファイルの保存ができなくなったときでも、焦らず対応すればファイルは問題なく復元することができます。Excelの機能として備わっている自動保存などを、上手に活用してみてください。
また、万が一Excelファイル自体が消失してしまったなど、パソコン上からデータが完全になくなってしまったとしても、データ復元ソフトのを「Recoverit – 強力なエクセル復元ソフト」を使えばすぐにファイルを復元できます。「Recoverit」には無料の体験版があるので、気になった方はぜひ試してみてください。
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