動画を再生するとき、たびたびエラーで再生ができないことがあります。0xc00d5212と表示されるエラーには、動画ファイル自体の問題や、再生する環境に依存するトラブルなど、原因として様々なことが考えられます。
この記事では、エラーコード0xc00d5212が表示されたときの原因と対処法をまとめました。また、動画修復を必要とする場合の解決方法も記述しましたので、お困りの際は参考にしていただけたらと思います。
エラー0xc00d5212は、動画ファイルが再生プレイヤー未対応のコーディックで作られているときに発生するエラーです。動画を正常に再生するには、再生プレイヤーにその動画に合った適切なコーディックが存在する必要があります。そのためエラー0xc00d5212はWindows Media PlayerでAVI形式の動画ファイルを再生しようとするときなど、必要なコーディックを伴わない特定の条件下で表示されることが多いようです。
0xc00d5212エラーが発生する際、動画ファイル自体が破損してしまっていたという場合があります。データの破損が考えられるときは、データ復元ソフトを使用し動画ファイルを修正すると良いでしょう。
「Recoverit」(リカバリット)の「ビデオ修復」という機能であれば、簡単に動画ファイルを修復することができます。この機能は壊れた動画ファイルの破片を探し集め、繋ぎ合わせることでデータを元に戻してくれます。ユーザーは修復したい動画ファイルを選んで修復の完了を待つだけなので、複雑な作業もなく手軽に復元させることができます。この「ビデオ修復」機能は特許を取得した高い技術が用いられています。破損し再生できない動画ファイルも安全に修復させることが期待できます。
以下は「Recoverit」を利用して、エラー0xc00d5212が出た動画を修復する方法手順です。
Recoverit修復ソフトを起動します。メイン画面から「ビデオ修復」を選択して、「開始」ボタンをクリックします。「追加」ボタンまたは「ビデオを追加して修復を開始する」ボックスをクリックして、エラー0xc00d5212が出た動画を追加します。
ソフトにエラー0xc00d5212が出た動画を追加が完了して、「修復」ボタンをクリックししたら、動画の修復が開始されます。
動画ファイルの形式を変更することで、使用している再生プレイヤーでも再生できるようなる可能性があります。もしファイル形式にこだわりがなければ、フリーの動画変換ソフトがたくさん出ているので、それらを使用しファイル形式を変更してみてください。
コーディックの不足で再生できず0xc00d5212エラーが発生しているのであれば、対象のコーディックをインストールし補う方法も有効です。不足しているコーディックを探すのも大変だという方は、オールインワンになっているK-Liteコーディックパックを入れることをおすすめします。
再生プレイヤーに指定がなければ別の再生プレイヤーで再生を試みてください。コーディックが不足している場合、他の再生プレイヤーにしたら問題なく再生できたということが多いようです。また、再生プレイヤー自体のバージョンアップも確認し、最新の状態にしておくことも大事です。
まれに互換性のないグラフィックカードドライバーが原因となり、0xc00d5212エラーを発生させていることがあります。この場合はディスプレイアダプターのドライバーを更新することで動画ファイルを再生させることができるようになります。
動画ファイルは複雑な構成をしているため、再生させるためには再生ソフト側に対象となるコーディックの存在が不可欠となります。コーディックがないという問題は、動画再生時のトラブルの原因としてよくあげられます。多くの場合再生プレイヤーを変更すれば、正常に動画が再生されるので、動画に合った適切な再生プレイヤーを使用することが大切になります。
また、動画ファイルが破損しており、結果として0xc00d5212エラーが起こる場合もあります。このときはデータ復元ソフト「Recoverit - 強力な動画修復ソフト」の「ビデオ修復」機能で動画ファイルを復旧させる方法が手軽でおすすめです。
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