7z という拡張子の7zipファイルとは、ファイルの圧縮や展開をするためのソフトで作られたファイルのことです。圧縮ソフトである7-Zipは圧縮率が高く、多くのファイル形式に対応しているので、ユーザーの使用率が高いソフトのひとつとなっています。利用者の多い7zipファイルですが、windows10のユーザーは標準で解凍することができないので注意してください。
今回はこの7zipファイルの開き方や、解凍・圧縮などの使い方についてまとめました。また解凍できないときの対処法も合わせて記述しています。大切なデータファイルの安全性をより高めるためにも、圧縮や解凍を使いこなし活用してみましょう。
まず使用しているパソコンに、7zipのインストールが完了しているか確認してください。未所持の場合は、公式サイトからインストーラーをダウンロードしましょう。
(解凍先を変更するときは「展開先」項目の右にある「…」ボタンをクリックし選択する)
ファイルが大きすぎて解凍することができない場合があります。このとき、圧縮はエラーが出ずに行われてしまったということが考えられますが、ファイルが壊れている可能性もあるので送り主に問い合わせをしなければいけません。
7zipファイルの形式をサポートしていないソフトでは解凍することができません。そんなときは、7zipの形式に対応したソフトを入手しなければいけません。
圧縮されたファイルが破損している場合も解凍ができません。
ウイルスの疑いや何かしらの影響でセキュリティソフトにブロックされ、解凍が行えないということがあります。
ソフトの一時的な不具合で7zipファイルの解凍ができない、なんてこともあります。何度か試してみて、それでも解凍できないようであれば以下の方法を試してみてください。
方法1<圧縮ファイルを再ダウンロードしてみる>
圧縮されたファイルを再度ダウンロードしてみてください。もしかしたら、ダウンロード中にトラブルがあり、圧縮ファイルが不完全な状態になってしまっている可能性があります。
方法2<7zip を再インストールしてみる>
もし、いくつものファイルが解凍することができないというときは、7zip自体を再度入れなおしてみてください。ソフトの不具合ということがあります。
方法3<セキュリティソフトを停止して解凍してみる>
セキュリティソフトにブロックされているため、解凍ができなくなっているケースもあります。セキュリティソフトを停止してから、再度解凍を実行してみてください。
圧縮された7zipファイルを誤って削除してしまった、またなぜか消えているというときは、データ復元ソフトの「Recoverit」で簡単に取り戻すことができます。解凍する前の7zipファイルは特別なファイル形式ですが、対応しているファイル形式が多い「Recoverit」なら問題なく復元させることが可能です。
このソフトは操作方法もわかりやすく、「Recoverit」を起動して画面の指示に従い、いくつかボタンをクリックするだけで復元を完了させることができます。専門的な知識が全く必要ないので、今までデータファイルの復元をしたことがないという初心者の方でも、安心して作業を行うことができます。
「Recoverit」をダウンロードし、最初画面で消えた7zipファイルの元場所を選択して、「開始」をクリックしたら、選択した場所の検索を始めます。
スキャンが完了できましたら、画面の左側で「ファイルタイプ」をクリックしたら、検索されたファイルの種類を確認できます。 復元したい7zipファイルを選択してください。
保存場所を指定して、また「復元」ボタンをクリックし、消えた7zipファイルの復元が開始します。「正常に復元しました」画面が表示され、復元が完了できます。
※注意:ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存する必要があるので注意してください。
ファイルを圧縮することで、相手へ簡単にデータを送ることができます。ビジネスではもちろん、学生の方もよく利用するのではないでしょうか。基本的な使い方もですが、この記事でまとめた解凍できないときの対処法は、覚えておいて損はありません。
また、もし圧縮された7zipファイルを削除してしまったときは専用の復元ソフト「Recoverit – 強力な7zipファイル復元ソフト」で安全に復元させることができます。誤って削除した場合でも、焦らず利用してみてください。「Recoverit」には無料ダウンロード版があります。ぜひ一度試してみてください。
関連トッピクス
Google Chromeのキャッシュをクリアする方法
Kindle端末が初期化してしまったときの対処法
Onedrive(ワンドライブ)から削除してしまったファイルを復元させる方法