.dllファイルとは？.dllファイルを復元する方法6選

ソフトなどを起動したとき、「.dllがないため、プログラムを開始できません」というエラーが表示されることがあります。これは必要な.dllファイル、つまりプログラムに関するDLLというファイルがないことを指しています。この.dllファイルとはプログラムを正常に動かすうえで、重要な役割をもったファイルになります。ここでは.dllファイルについてと、消失してしまったときの対処法をまとめました。

• パート1　.dllファイルについて
• パート2　対処法：.dllファイルを見つけられない！

パート1　.dllファイルについて

①.dllファイルとは？

　.dll とはDLLファイルにつく拡張子のことです。DLLファイルはWindowsのプログラムファイルのひとつで、色々なプログラムから使えるようにした汎用性の高い部品のようなものです。このDLLファイルは単体で動かすことはできませんが、様々なプログラムに必要とされるファイルになります。DLLファイルを使用することによって、Windows対応ソフトウェアの開発者はプログラムの一部を自ら開発する手間が省けるため、開発の作業効率をあげることができます。

②.dllファイルがないとどうなる？

　もし誤って削除してしまったときなどは、DLLファイルを使用しているソフトやアプリケーションが起動しない、または何らかの障害が発生し正常に動作しない恐れがあります。場合によってはPCが起動されないなどの重大な障害につながることもあるのでDLLファイルの扱いは慎重に行ってください。基本的には触らないほうがよいでしょう。

③.dllファイルの役割・役目は？

　複数のプログラムで同じ動作をする部分をDLLファイルで共有することができるので、プログラムのボリュームを抑え、動作の負担を減らすことができます。プログラムが軽くなれば動作不良も減り、またエラーの特定もより明確にすることができます。

パート2　対処法：.dllファイルを見つけられない！

.dllファイル復元方法1：データ復元ソフトを使い.dllファイルを取り出す

　.dllファイルを手違いで消去してしまったなど、必要であるにも関わらずPCからなくなってしまった場合は専門のソフトで取り戻すことができます。データ復元ソフト「Recoverit」（リカバリット）なら、消去や破損してしまった.dllファイルも簡単な操作で回復させることが可能です。この復元ソフトには、クラッシュし起動しないようなPCからもデータを修復し取り出せる高度な技術が採用されているので、安全に.dllファイルを復元させることができます。

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以下は「Recoverit」を使用して、.dllファイルを復元する手順。

ステップ1　.dllファイルの元の保存場所を検索します。

「Recoverit」をダウンロードして、.dllファイルの元の保存場所を選択します。「開始」をクリックして、選択した場所の検索が始まります。

ステップ2　復元したい.dllファイルを選択します。

スキャンが完了できましたら、検索したデータから復元したい.dllファイルを選択して、復元ボタンをクリックします。

ステップ3　.dllファイルを復元します。

保存先を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、.dllファイルの復元が開始します。

.dllファイル復元方法2：SFC（システムファイルチェッカー）を実行してみる

すべてのWindowsバージョンに含まれているユーティリティであるシステムファイルチェッカーを使用して、破損したファイルをスキャンして復元する方法です。コマンド プロンプトで行う操作です。

1. Windowsのスタートボタンをクリック
2. 検索ボックスに、「cmd」と入力する、このときEnterキーは押さない
3. キーボードの「Ctrl+Shift」を押しながらEnterキーを押す
4. 許可ダイアログボックスで「はい」を選択、コマンド プロンプトが開きます
5. 「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押す
6. システムファイルのスキャンが開始されるので完了までしばらく待つ
7. すべて完了したらPCを再起動し、エラーが出ないか確認する

.dllファイル復元方法3：エラー発生前の復元ポイントに戻す

システムの復元をすることで.dllファイルを復元させる方法です。

1. Windowsのスタートボタンをクリック
2. 検索ボックスに「システムの復元」と入力し、Enterキーを押す
3. 表示された中から「システムの復元」をクリック
4. システム復元ウィザードに従い、復元ポイントを選択する
5. PCを復元させる

.dllファイル復元方法4：ごみ箱から探してみる

誤って削除していない場合、ごみ箱に.dllファイルが残っていることがあります。

1. PCのごみ箱を開く
2. ごみ箱内に.dllファイルがあれば「元に戻す/回復」機能を使いファイルを回復させる

.dllファイル復元方法5：PCを再起動する

.dllファイルが見つからないというエラーが一時的なものである場合があります。PCを再起動することで正常に動作することもあるので、試してみてください。

.dllファイル復元方法6：プログラムを再インストールしてみる

同じソフトやアプリケーションで.dllファイルが見つからないというエラーが出ているのであれば、そのソフトを再インストールしてしまうのも有効です。

まとめ：CR2ファイルのバックアップもしておこう

CR2ファイル形式で撮影された画像は、補正の幅が広く高品質な写真を生み出せるものであるといえます。最近では一眼レフを使った写真撮影を趣味としている方も多いかと思います。撮った写真を後から細かく処理できるのはとても魅力的ですよね。

撮れた写真の中には、もしかしたら二度と撮影することができないものもあるのではないでしょうか。データのバックアップは大切ですが、突然何かしらの影響でデータが破損してしまうこともあります。そんなときデータ復元ソフト「Recoverit」があれば、CR2ファイル形式のデータも復元できます。「Recoverit – 強力なCR2ファイル復元ソフト」には無料ダウンロード版もあるので、困ったときはぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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