サムネイルの重要性
YouTube動画はどうすれば多くの人に再生してもらえるのか?動画を作成する人は常にその工夫をしています。逆に視聴者は、無数にある動画の中からどの動画を再生しようか?…と自分の関心事に合った動画を探しています。
おそらくほとんどの視聴者は、多くのYouTubeサムネイルの中から視覚的かつ直感的に感じ取った「情報」や「雰囲気」で動画を再生していると推測されます。YouTubeのサムネイルは、”動画を再生するのかしないのか“ の判断を一瞬で視聴者にさせるほどの重要な役割を果たしているといえるでしょう。今回は、効果的なYouTubeのサムネイルの作り方をご紹介します。
Filmoraでサムネイルを作る
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
効果的なYouTubeサムネイルの作り方【基本とコツ】
効果的なYouTubeサムネイルの作り方
無数にあるYouTube動画の中で再生回数を上げるには、サムネイルに人間心理や読みやすさなどを考慮したデザイン構成を取り入れるのがオススメです。今回は以下のサムネイルを例に、デザインのポイントを3つご紹介しながら改造してみましょう。
例)架空のゲーム実況動画のサムネイル
<3>ポイント1:目に留まる色使い</3>
「目に留まる色」とは、コントラストが高くシンプルな配色です。
コントラストをつける:たとえば、白地に黒字のように明度の差が大きい場合や、赤地に青字のように色相が離れている場合はコントラストが高く目立ちやすくなります。
多色を避けて2~3色に抑える:多くの色を使うとデザインにまとまりがなくなり、視聴者に注目してほしいタイトルなどに焦点がいかないことがあります。基本的には、シンプルに配色を2~3色に抑えておくのがベストです。配色に迷ったら、まずはすべての文字を白にしてみるなどして全体のバランスを確認してみましょう。また、背景とタイトルなどの色が馴染んでしまって見づらい場合には、テキストシャドーを入れるなどの工夫をすることで見やすくすることもできます。
ポイント2:ひと目で認識できる情報量
サムネイルのような小さい空間に多くの情報量を盛り込んでも、視聴者は瞬時に読み取ることが難しくなります。動画の見どころ以外は思い切って削除、目立たせたい箇所をしっかり強調することを意識しましょう。
フォントを工夫する:フリーフォントも要チェック!動画のイメージに合ったフォントを使うことで、視覚的なインパクトをつける効果があります。フォントを少し太くするだけで見やすくなることもありますので、丁寧に微調整してみましょう。
興味をそそる文言にする:ゲーム実況動画であれば、ゲームの情報をそのまま文字にするのではなく、視点を変えた表現でゲームファンの興味をそそる文言を使うのも目を引くポイントになります。
ロゴを使う場合には要注意:ゲームのキャラクターや、ロゴなどを使いたい場合には必ず使用許諾を確認し、無断で使用したり、ブランドイメージを損なうような使い方をしたりしないよう注意しましょう。
ポイント3:効果的なレイアウト
サムネイルに配置する文字やキャラクターなどが決まったら、視聴者に伝えたい情報の優先順位を決めて、重要な情報を目立たせるように全体のバランスを調整します。たとえば、ロゴを小さくしたり、重要な文字をグラデーションやシャドーなどで装飾したりするのも効果的です。また、[エフェクト] > [ユーティリティ] > [チルトシフトサークル] を背景のクリップに追加してマンガの集中線のような効果をつけて、サムネイルの中心に目線を集めるものオススメのテクニックです。
サムネイルの第一印象を意識しながら、見やすくて読みやすいレイアウトを心がけるだけで効果的なサムネイルになります。出来上がったら、サムネイルを小さいサイズにして他のサムネイルと比較してみましょう。