字幕の重要性
動画には音声を付加することで多くの情報を短時間で伝えることができますが、音声の内容を字幕やテロップとして付加することで様々なメリットを加えることができます。
例えば:
- 1)視聴環境によって音声が再現できない場合の内容理解に役立つ。職場や公共の場所(施設のエントランスや公共交通機関内など)で視聴する場合など。
- 2)聴覚障害者や高齢の方などの身体的に音声を聞き取りにくい方へのサポート。
- 3)外国人向けの翻訳字幕として。
これらの他にもビジネス的視点で見ると、アクセシビリティーの向上やSEO効果も期待できます。動画のサムネイルは視聴者の誘引に大きな影響がありますが、そのサムネイルに誘引効果の高い文言で字幕やテロップを入れておくことによりアクセスアップに期待できます。
そこで今回は、動画編集ソフトFilmoraを使って動画に字幕を入れる方法をご紹介いたします。
Part1:YouTube 動画に字幕を簡単に入れる方法
動画編集ソフトFilmora
特徴:簡単な操作でプロレベルの動画編集を可能にする無料動画編集ソフトです。なぜプロレベルの編集ができるかというと、通常の動画編集ソフトだとある程度の熟練度が必要な機能をFilmoraではドラッグ&ドロップをメイン操作として、簡単な操作で追加することができるからです。
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- トランジション、動画結合、動画カット、動画テロップ挿入、BGM編集、雑音除去
- キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー合成、タイトル挿入
- PIP(画面分割)、無音検出アドオン、オーディオ分離
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
Step1.タイトルの追加・編集
Filmoraを起動し、上部のタイトルタブをクリックすると左側にカテゴリー、その右のライブラリーに搭載されているタイトルのラインナップが表示されます。使いたいカテゴリーからタイトルを選びダブルクリックするとプレビューウインドでタイトルテンプレートがどのようなアニメーションになっているかを見ることができます。
使用するタイトルが決まったら使いたい部分のタイムラインにドラッグ&ドロップで追加します。タイムラインのタイトルクリップをダブルクリックすると編集画面が開くので、フォント・サイズ・色・アライメントなどを編集することができます。
Step2.テロップの追加・編集
タイトルタブ→テロップをクリックします。ライブラリーにテロップに適したパターンが表示されるので使いたいパターンを選択して、タイムラインにドラッグ&ドロップで追加します。テロップのクリップをダブルクリックして編集画面で内容・位置・フォント・サイズ・色などを調整します。また、編集画面でアニメーションを加えることもできます。
Step3.字幕の追加・編集
タイトル→字幕をクリックします。ライブラリーに字幕のパターン一覧が表示されるので使いたいパターンを選択し、タイムラインにドラッグ&ドロップで追加します。字幕のクリップをダブルクリックして編集画面で、内容・位置・フォント・サイズ・色などを調整します。
字幕をスクロールさせる場合は、アニメーションをクリックするとロールアップ・ダウンロール・左ロール・右ロールなどのパターンが表示されるので、スクロールさせたい方向のアニメーションを適用します。
Part2:YouTube Studioで字幕を入れる方法
Step1.Youtube Studio にログインします。
Step2.左側のメニューから字幕を選択します。
Step3.編集する動画をクリックします。
Step4.「言語を追加」をクリックして言語を選択します。
Step5.「字幕」列にある「追加」をクリックします。