YouTube終了画面とは
Youtube動画の終了画面は動画の最後の5秒〜20秒に追加でき、関連動画を宣伝したり、チャンネル登録を促したり、視聴者の注意を長く保つための重要なマーケティングツールです。
自分なりのスタイリッシュな終了画面は、より効果的なので、今回はFilmoraを使った3種類のアイディアをご紹介いたします。
Filmoraを使ってYouTube終了画面の作り方と設定方法をご紹介
無料動画編集ソフトFilmora
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- 分割・クロップ、動画の回転、スピード調整、エフェクト
- トランジション、エレメント、BGM、タイトルの追加
- キーフレーム、モーショントラッキング、カラーグレーディング
- オーディオダッキング、クロマキー合成で背景を一発変換
- 動画編集の初心者から上級者まで満足できるソフト
①、有効範囲と要素
Youtubeの終了画面は動画をアップロードしたあとに設定できます。
チャンネル登録ボタンや、おすすめ動画のリンクを画面上に追加できますのが、配置できる有効範囲やサイズがあります。
要素を配置できる範囲は(1803〜789)に最大4つまでの要素が入れられるのですが、2つか3つに絞ったほうが効果的なのでおすすめです。
- それぞれの要素のサイズは、フルHD(1920×1080)の動画の場合。
- チャンネル登録ボタン=(300×300)
- 関連動画=(618×348〜862×486)
②、すりガラス
Step1.終了画面の出現アニメーションを作ります。
>> 終了画面は動画最後の5秒〜20秒に追加するので、今回は10秒位で作ります。エンディングに使う動画素材をタイムラインにドラッグ&ドロップでトラック1に追加し、再生ヘッドを2秒のところに移動してクリップを分割、これで終了画面のエフェクトは2秒から始まります。
>> エフェクト→ユーティリティー→モザイクを選択し、後ろのカットに追加します。クリップをダブルクリックしてプレビューウインドでモザイクの境界線をドラッグしながら画面全体を覆うように調整します。
>> トランジション→ベーシック→ディゾルブを2つのカットの間に追加して画面がスムーズにすりガラス効果に切り替わるようにします。続いて、後ろのクリップをトラック2に複製し、ダブルクリックしてビデオエフェクトメニューでモザイクのチェックマークを外します。
>> トラック1を非表示にして、エフェクト→ユーティリティー→イメージマスクをトラック2に追加し、イメージマスクのメニューを開き、長方形のテンプレートを選び右側に寄せ、半分くらいの幅にします。
>> このスペースにはおすすめ動画のサムネイルを入れるので、有効範囲以内に設置して、サムネイルの幅より少し大きめにしておきます。タイトル→プレーンテキスト→ベーシック6をトラック3にドラッグ、テキストの高度編集で元の文字を削除し、左上の図形アイコンから四角形を画面に追加します。
>> 文字を削除して、先程クロップした動画に合わせて境界線をドラッグします。左側のメニューを下にスライドして図形の枠線の色を黒に変更して、不透明度を28%、ぼかしを10、サイズを20に設定してOKをクリックします。トラック1の非表示を解除して確認します。
>> トラック2の動画クリップとトラック3のテキストクリップを入れ替え、トランジション→スライドショー→置き換え→リニアワイプを選択してトラック3の動画クリップとトラック2のテキストクリップに追加したら出現アニメーションができます。
Step2.チャンネル登録ボタンを作ります。
>> エレメント→モーションシェイプ→エレメントモーションシェイプ6をトラック4にドラッグして登録ボタンを配置したい位置とサイズに調整します。
>> 次にチャンネル名のテキストとチャンネル登録の赤いボタンを作成して、エレメント→ソーシャルメディア→グッドボタンと登録のベルボタンを追加して完成です。
>> エクスポートしたらYoutubeにアップしてテストして、ボタンやサムネイルのサイズと位置が問題なければFilmoraの共有メディアにインポートしておくと動画作成時にすぐに使えて便利です。
③、グラーデーション
四角形や円形のグラデーションのついた半透明な図形にアニメーションをつけて出現させるシンプルでおしゃれなエンディングの作り方です。
Step1.グラデーションの図形を追加します。
>> エフェクト→ユーティリティー→ボーダーをカットした後ろのクリップに追加します。トランジション→ベーシック→ディゾルブをクリップの間に追加して、時間を短くします。
>> メディアライブラリー→サンプルカラー→ムーンブルーをトラック2に追加して、トラック1の後半のカットに長さを合わせます。ムーンブルーをダブルクリックして編集画面で回転=188・スケール=115・ポジション:X=8、Y=-377に調整します。
>> タイトル→プレーンテキスト→ベーシック6をトラック3に追加し長さを合わせます。テキストの高度編集を開き、元の文字を削除して図形のボタンから円の図形を追加して文字を削除します。
>> 左側の編集メニューの図形の塗りつぶしで「グラデーションで塗りつぶし」に変更します。グラデーションの色と角度を設定してOKをクリックし、ビデオの変形メニューでスケールとポジションを調整します。
>> 次にアニメーションのカスタマイズを開きキーフレームを設定していきます。再生ヘッドを3秒のところに移動して追加ボタンをクリックしてキーフレームを一つ追加してから、再生ヘッドを2秒のところに戻して円の図形が画面内に見えないようにポジションYの数値を下げて、更に不透明度も10に設定、これで円の図形が下から出現するアニメーションができます。
>> 同じ方法でスケール・ポジション・出現タイミングを変えて、あと2つ円形を追加します。
Step2.サムネイルの枠になるグラデーションの四角形を追加します。
>> 円形と同様にベーシック6を追加し、図形の長方形を追加、「グラデーションで塗りつぶし」に変更します。サムネイルの有効範囲とサイズを確認しながら、四角形のスケールとポジションを調整します。
>> トランジション→ベーシック→ディゾルブを四角形に適用して表示アニメーションをかけます。エレメント→ラブ→エレメントラブ6をタイムラインにドラッグしてサイズとポジションを調整します。(ここにチャンネルボタンを入れます。)最後にチャンネル名を追加して完成です。
④、ネオンエフェクト
>> Youtubeでよく見かけるネオン風デザインの終了画面もFilmoraで作ることができます。ネオンエフェクトの作成方法はオフィシャル動画「ネオンエフェクトの作り方」をチェックしてみてください。
>> テキストツールでサムネイルと登録ボタンの枠を作成して、チャンネル名にもネオンエフェクトを追加し、更に点滅するアニメーションを追加すると視聴者の視線を引きつけることができます。
⑤、Filmstock-終了画面テンプレート
>> オリジナル終了画面を作成するのはハードルが高いと思ったら、Filmstockにも終了画面のエフェクトパックがありますので、ぜひ利用してみてください。
>> テンプレートを選んでタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで、素早くハイクオリティーな終了画面が作成できます。
終了画面を編集する
Youtubeの終了動画はチャンネル登録者を増やしたり、別の動画への導線として欠かせないものですので、Filmoraを使って効果的な終了画面をつくってみてくださいね。