動画雑音について
動画を撮影するときに音声も同時に録音すると様々な音が録音されてしまいます。例えば、室内であればエアコンの音や様々な機械音、隣室のペットの鳴き声や通りかかる車の音など。屋外では更に風の音や人の声、工事の音など様々な音が同時に録音されてしまいます。
そのようなノイズをそのまま使ってしまうとメインになる音声などの邪魔になってしまう場合もありますので、できるだけ編集で消してしまいたいですよね。今回はそんな雑音を除去する方法をご紹介いたします。
Part1:動画雑音を消す方法
Filmoraのノイズ除去機能を使い雑音を消す方法をご紹介いたします。
Step1.音声ファイルをインポート
動画ファイルをメディアライブラリーにインポートしてドラッグ&ドロップでトラックに追加します。
Step2.ノイズ除去を設定
クリップをダブルクリックして編集画面を開き、上部にあるオーディオタブをクリックして、ノイズ除去→「バックグラウンドノイズを除去する」のチェックボックスをクリックします。ノイズ除去のレベルを、弱・中・強で調整できます。
ノイズ除去の機能は、人の声や他の音にも影響を与える場合があるので聴き比べてちょうどよいバランスの強さを選びましょう。
Part2:動画雑音を削除できるソフトTop5
動画編集ソフトFilmora
特徴:直感的に操作可能なインターフェイスが特徴的で、動画編集に必要なあらゆる機能を搭載した無料動画編集ソフトです。基本的な動画編集機能に加え、オーディオダッキングなどのサウンド関連の機能も充実しています。動画ファイルから音声部分を分離したり、音声部分にキーフレームを追加して細かく音量調整することも可能で、録音時に突出して大きい音量が発生してもバランス良く編集することができます。
BGMや効果音のフリー素材を豊富に搭載しておりインストール時からすぐに利用でき、更にFilmstockを利用することでWebから多くの素材をダウンロードできるので素材探しに困ることがありません。
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- トランジション、エフェクト、エレメント、動画結合、動画カット、動画テロップ挿入、BGM編集、雑音除去
- キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー合成、タイトル挿入
- PIP(画面分割)、無音検出アドオン、オーディオ分離
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
②、Audacity
特徴:クロスプラットフォーム対応のフリー音声処理ソフトで、ノイズ除去の他に18種類のエフェクトを搭載し、非破壊処理で音声を編集ることが可能です。WAVE・OGG Vorvis・AIFFの他、エンコーダーをインストールすることでMP3にも対応します。
③、Premiere Pro
特徴:Adobe社の販売する有料の動画編集ソフトです。高度な編集やAIによる自動編集にも対応したプロ仕様のソフトで、クロマノイズ除去という機能を使用して雑音を消すことができます。
④、DaVinci Resolve
特徴:海外製の動画編集ソフトで有料版と無料版があります。高度な編集にも対応しており、デザイン性の優れたインターフェイスが特徴的です。Noise Reduction機能を利用することで音声に含まれる雑音を低減することが可能です。
⑤、Power Director
特徴:比較的安価で導入できる中級者向けの動画編集ソフトです。機能的には幅広く網羅されており、ノイズキャンセルもわかりやすく、静止ノイズ・風切音・カチカチいう音、から選択することができます。
Part3:番外ー動画にBGMを追加する方法
動画編集ソフトFilmoraを使った動画にBGMを追加する方法をご紹介いたします。
Step1.BGMをインポートします。
オーディオタブをクリックすると様々なジャンルの音楽素材がメディアライブラリーに表示されますので、気に入ったBGMを動画ファイルの下のオーディオトラックにドラッグ&ドロップで追加します。
※PC内にある音楽ファイルをインポートしてもOKです。
Step2.長さと音量を調整します。
動画の長さに合わせて再生ヘッドを移動してBGMファイルを分割し、不要な部分を削除します。音量は、クリップの中心にある横線をドラッグすることで調整することができます。
Step3.フェードイン・フェードアウトを調整します。
オーディオクリップの上端にある白いタブを左右にドラッグすることでフェードイン・フェードアウトを調整することができます。