インターネット技術やコンピューターの技術が向上したことにより、動画の作成やデータの移動などの作業がどのような人でも簡単に行うことができるようになりました。しかし、便利な機能を十分に理解して使いこなしていることができているとは言い切れません。内蔵された機能や便利なソフトを使用すれば、より安全かつ満足のいく操作をすることができるようになります。
アーカイブとは何か
パソコンに備わっている機能の一つとしてアーカイブというものがあります。データの取り扱いに関する動作の一つがアーカイブです。パソコンでメール機能を使用している際に「アーカイブしました」と表示されたり、あるいは画面に「アーカイブ」と表示されていたりするのを見たことがある人も多くいるでしょう。ですが、具体的にアーカイブが何であるかを理解している人は少ないかもしれません。アーカイブとは、公文書や保存記録、あるいは保存する行動そのものを指す言葉です。
日常的には使用しないものの、後々利用するために保存する書類という意味で使用され、転じてIT業界では「専用の保存領域をつくり、データを移して保存すること」という意味で使われるようになりました。「データそのものを安全に保存する」場合と「データを含むファイルを圧縮する」場合の二種類がアーカイブにはあります。いずれの場合でも、データを保存できることには変わりありませんが、保存の目的や方法が異なるので、どちらの意味で使用しているのかを確認することが必要です。類似の言葉として「バックアップ」という言葉がありますが、こちらはシステム障害などの不具合に備えて記録し、復旧に役立てるために行う行為のことを指します。
Part1:アーカイブ機能を保有するソフト「Filmora X」
アーカイブ機能は、パソコンにもともと備わっている場合もあります。ダウンロードしたアプリに備わっていることもあれば、ソフトウェアに備わっていることもあり、意識していなかったとしても存在していることは多いです。アーカイブ機能の備わっているソフトの一つに「Filmora X」があります。これは、株式会社ワンダーシェアが展開しているソフトウェアで、動画の編集を簡単に行うことができるソフトです。アーカイブ機能を使用することで、編集した動画を長期的に保存できます。Filmora Xは、操作画面が非常にわかりやすいことが特徴です。そのため、初心者でも直感的に利用できる点が大きなメリットと言えます。
主な機能
Filmora Xの主な機能は動画編集で、撮影した動画の不必要な部分を削除したり、タイトルをつけたり、クローズアップしたりすることができます。オーディオ機能もあるので、ノイズの除去やバックグラウンドミュージックをつけることも可能です。特徴的な機能としては、人やモノの動きを追尾してテロップなどをつけるモーショントラッキングや部分的にエフェクトをつけるキーフレーム、色の調整をするカラーマッチングなどがあげられます。作成した動画を、媒体に記録したり、SNSにアップロードしたりすることもできます。
動作環境
windows版とMac版とがあります。windows版は7、8、10に対応しており、Mac版はmacOS X 10.12、またはそれ以降に対応しています。なお、インストールのために最低10GBの空き容量が必要です。言語も日本語のほか英語などにも対応しています。
Part2:Filmora Xでアーカイブ機能を使用してプロジェクトを移動する方法
#Step1、 「新しいプロジェクト」をクリックします。
#Step2、プロジェクトファイルとソースファイルがまとめて一つのフォーマット(.wfp)にアーカイブされ、別のコンピューターに移動することができるようになります。
#Step3、アーカイブされたファイルをクリックして開き、別のコンピューターへ移動させれば完了です。
アーカイブ機能を活用して安全なデータ保存を
アプリやソフトには、アーカイブという機能があります。アーカイブとは、特別な保存領域を作って、データを保存することを意味しています。長期的にデータを安全に保存するために非常に重要な機能です。動画編集ソフトであるFilmora Xにもアーカイブ機能はあり、編集した動画をうまく保存することができるほか、別のコンピューターにデータを移行する際にも役立ちます。アーカイブ機能を活用して、データを安全に活用してください。
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