タイムラプスとは
タイムラプスとは「低速度撮影」とも呼ばれており、連続するたくさんの画像を高速で再生することでコマ送りのように見せる手法です。そのため、タイムラプス動画を作成する場合には、時間経過によって変化があるものを対象とするとおもしろい動画にすることができます。たとえば、スクランブル交差点のように多くの人が行き交う場所やきらめく街の夜景、料理やイラストなどのメイキングなど、物事や人の動きの変化を早送りで見せる動画はすべてタイムラプス動画に含まれます。
Part1. スマホでタイムラプスを撮影する方法
DSLR(デジタル一眼レフカメラ)を使用すれば問題なくタイムラプス動画を撮影できるのはもちろんですが、より手軽な手段としてスマホでタイムラプス動画を撮影することも可能です。
タイムラプス撮影-用意するもの
スマホ:iPhone/AndroidのいずれでもOKです。
三脚:映像がブレないように固定できる三脚などを用意します。
バッテリー:撮影時間が長くなるので、フル充電した予備バッテリーを準備しておきます。
iPhoneでタイムラプス動画を撮影するには
iPhone(iOS 8以降、iPhone 4S以降)では、カメラ機能にタイムラプスが標準搭載されています。この機能を使えば簡単にタイムラプス動画を撮影できます。ただし、動画の長さや撮影間隔など、細かい調整はできないので注意してください。また、iPhoneはカメラの露光を自動調整するので、タイムラプス動画の一部に露光が見られることがあります。
Androidでタイムラプス動画を撮影するには
Android端末の場合は、タイムラプス機能の搭載有無は機種によって異なります。タイムラプス機能が搭載されていない場合には、スマホアプリで代用しましょう。
撮影時の注意点
スマホを三脚などで固定して撮影すること。映像がブレないほうがタイムラプス動画としての仕上がりがよくなります。
スマホの充電が十分であることを確認してから撮影を開始し、長時間の撮影になる場合には途中で電源が切れないように、予備の外付けバッテリーなどを使用しましょう。
Part2. 無料動画編集ソフトFilmoraでタイムラプスの編集方法
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
【初心者向け】動画に映画風な色味をつける方法
デジタルカメラなどで撮影した素材は、動画編集ソフトで仕上げるとよりクオリティの高いものになります。タイムラプス動画のタイトルやトランジション、字幕を入れるものステキですね。オススメは動画に合ったBGMを挿入すること。タイムラプス動画をより一層印象的に仕上げることができます。
各種設定方法
解像度がよいカメラで撮影した場合には、画像が大きくなります。元の画像サイズよりも小さくしておくと編集しやすくなります。Filmoraを起動したら、[ファイル] > [プロジェクト設定] からプロジェクト設定画面を開き、アスペクト比をロックしてからサイズを変更します。
再生時間設定
[ファイル] > [設定] から設定画面を開き、[編集] タブをクリック > [イメージファイルの再生時間] を「0.04秒」に設定します。こうすることで、画像25枚で1秒になります。ここまでの設定が終わったら、撮影したすべての画像をFilmoraにインポート&タイムラインにドロップします。動画の雰囲気に合ったBGMを付けたいなら、お好きな音楽をサウンドトラックにドロップして長さを調整すればOK。フェードイン・アウトや、いくつかの音楽を組み合わせてもオシャレですね!お気に入りのタイムラプス動画が完成したら、[出力] からYouTubeやDVDにすぐにエクスポートできるので便利です。
見ているだけだとタイムラプス動画を作成するのは大変そうですが、実は素材の撮影さえうまくいけば、あとはBGMなどちょっとした演出を追加するだけでスタイリッシュな動画が作成できます。