タイムラプスとは?
タイムラプスとは「低速度撮影」や「微速度撮影」と呼ばれており、数秒~数分に1コマずつ撮影した静止画をつなげることで、コマ送りのように見せる手法です。動画は1秒あたりのコマ数が多いほど「なめらか」な動きになりますが、タイムラプスでは、パラパラ漫画のように再生するので早送りしたような作品に仕上げることができます。
朝焼けから太陽が昇るまで、高速道路での往来、料理を作る過程…など、物事の変化をすばやく見せて視聴者を飽きさせない演出ができるのが魅力です。
- Part1:Windowsフォトでタイムラプスビデオを作成できる?
- Part2:Windowsフォトでタイムラプスビデオを作成する方法
- Part3:Windowsフォトの代替品Filmoraでタイムラプスビデオを作成する方法
Part1:Windowsフォトでタイムラプスビデオを作成できる?
素材があれば、Windowsフォトでもタイムラプスビデオを作成することができます。実は、タイムラプスビデオを作成するときに重要なのは「素材」。素材となる連続した静止画を準備できれば、あとはそれらをつないで動画にするだけで完成です。
●スマホのアプリで作成する
iPhone/Androidにはタイムラプス撮影可能なアプリがありますので、試してみるのもよいでしょう。
注意点は
- スマホを三脚などで固定した状態で撮影すること
- 撮影時間が長くなるので、充電が十分であること
●通常の動画をタイムラプス風に加工する
- 再生速度を上げる
- コマ数を下げる
こうすることで、簡易的なタイムラプスビデオを作成できます。
●一から映像を用意して編集する
本格的なタイムラプスビデオを作成したいなら、こだわりのカメラで撮影した映像を使いたいものです。素材が準備できたことを前提に、タイムラプスビデオを作成する方法を2つご紹介しましょう。
Part2:Windowsフォトでタイムラプスビデオを作成できる?
Windowsフォトの機能と特徴
Windowsのフォトは、シンプルながら基本的な動画編集を行える機能が揃っています。
- 再生時間の設定
- テキストの追加
- モーション
- 3D効果/フィルターなど
また、BGMやカスタムオーディオで音楽を追加することも可能です。
タイムラプスビデオを作成する方法
Step1.Windowsフォトを起動して、画面右上の [新しいビデオ] > [新しいビデオ プロジェクト] をクリックします。
Step2.[+追加] をクリックしてすべての素材を追加します。
Step3.[ストーリーボードに配置] をクリックして素材をストーリーボードに配置します。
Step4.画面下部のストーリーボードに表示された素材を確認します。順番が違う場合には、素材をドラッグすると入れ替えることができます。
Step5.素材の右肩にある□にチェックを入れて選択します。
Step6.[期間] をクリックして表示時間を変更します。プレビューを確認しながら秒数を設定してください。1秒よりも小さい数値にするのがポイントです。
Step7.編集が完了したら、画面右上の [ビデオの完了] をクリックしてエクスポートします。
Part3:Windowsフォトの代替品Filmoraでタイムラプスビデオを作成する方法
Filmoraの機能と特徴
タイムラプスビデオにBGMを挿入すれば、動画をより幻想的にしたり、印象的にしたりすることも可能です。
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- カラー補正、手ぶれ補正、BGMのフェードイン、ノイズ除去
- キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー合成、タイトル挿入、字幕編集
- PIP(画面分割)、無音検出アドオン、ARステッカー、AIポートレート
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
タイムラプスビデオを作成する方法
Step1.Filmoraを起動します。
Step2.[ファイル] > [プロジェクト設定] からプロジェクト設定画面を開き、アスペクト比をロックしてからサイズを変更します。解像度がよいカメラで撮影した画像はサイズが大きいため、元のサイズよりも縮小して編集しやすいサイズに変更しましょう。
Step3.[ファイル] > [設定] から設定画面を開き、[編集] タブをクリックします。[イメージファイルの再生時間] を「0.04秒」に設定します。こうすることで、画像25枚で1秒になります。
Step4.ここまでの設定が完了したら、撮影した素材をインポートします。
Step5.すべての素材をタイムラインに追加すれば完成です。
Pお好みでBGMや、エフェクトを追加してもステキですね。気に入った作品が出来上がったら、[出力] から動画ファイルを作成してみんなと共有しましょう!