Tiktok動画をアプリを使って編集する
Tiktokの動画を編集するときに、Tiktokに搭載されているツールだけでは満足できないことも多々あると思います。そんなときに皆さんはどんなアプリやソフトを使って編集しているでしょうか?
基本的にスマホアプリですと9:16のアスペクト比は対応されていますので、ある程度の編集はできる物が多いです。簡単にテンプレートを使って自動編集できるアプリから、PCソフトに近いレベルで動画編集できるアプリまで、様々なものがありますので、今回はその中から10選ご紹介したいと思います。
Part1:Tiktok 動画を作成できるアプリ10選
アプリ①:Premiere Rush(iPhone,Android,Mac,Windows)
特徴:Adobe社製の動画編集アプリ&ソフトです。PC,Macでも利用可能なので、iPhoneやAndroidで撮影したり編集した動画を共有して、利用する媒体に合わせて使い分けすることができます。9:16のアスペクト比にも対応していますので、Tiktokへのアップロードも可能です。
アプリ②:VivaVideo(iPhone,Android)
特徴:カットやトリミングなどの基本的な動画編集機能を搭載していますが、テンプレートに素材を載せて自動編集してくれる機能も定評のある動画編集アプリです。センスの良いテンプレートがそろっているので簡単にTiktok動画を作成できます。
アプリ③:VideoShow(iPhone,Android)
特徴:簡単な操作でカット、トリミングやトランジッション、テキストの追加等、動画編集に必要なほとんどの操作ができる、有料版と無料版のある動画編集アプリです。テロップやBGMの素材も豊富なので、少し凝った編集にも対応します。動画編集が完了したらSNSにそのままアップできます。
アプリ④:VLLO(iPhone,Android)
特徴:プレビュー画面とタイムライン、ツールの位置関係がPC用の動画編集ソフトに近く、解りやすい動画編集アプリです。基本的な編集機能とステッカーやフィルター、BGMの素材が豊富なので完成度の高い動画編集ができます。一応、エミュレーターを使い、PCやMacでも利用できますが使い勝手は良くありません。
アプリ⑤:BeeCut(iPhone,Android,Mac,Windows)
特徴:動画編集の基本的な操作を搭載した初心者向けの動画編集アプリ&ソフトです。複数レイヤーに対応しているので、PIPなども可能で、Tiktok用の縦長のアスペクト比で出力も可能なので、PCやMacで動画編集をしてTiktokにアップすることも可能です。
アプリ⑥:Capcut(iPhone,Android)
特徴:豊富なステッカーや吹き出し等の素材を搭載した無料の動画編集アプリです。カット、トリミング、トランジッション等の基本的な動画編集機能があります。インターフェイスもシンプルで解りやすいので、初心者でも簡単にTiktok用の動画を制作できます。
アプリ⑦:Magisto(iPhone,Android)
特徴:動画投稿サービスのVimeoが制作した有料版と無料版のある動画編集アプリです。自動編集でTiktok用の動画を作成でき、テキストやBGMの挿入も可能です。デザインテンプレートも豊富なので簡単に短時間で編集が完了します。
アプリ⑧:LightMV(iPhone,Android,Mac,Windows)
特徴:オンラインで動画を作成できる動画編集アプリ&ソフトです。テンプレートが豊富にそろっていて、基本的にはテンプレート素材を挿入して動画を作成します。BGMも挿入可能なので、簡単にTiktok用の動画やスライドショーを作成することができます。
アプリ⑨:VITA(iPhone,Android)
特徴:とても使いやすいツール類と豊富な素材が特徴的で、感覚的に動画編集ができる無料の動画編集アプリです。プレビュー画面が大きいので編集するのがとても楽にできます。基本的な動画編集に必要な機能は全て搭載されています。
アプリ⑩:VN(iPhone,Android)
特徴:ほぼPC用の動画編集ソフトと同じくらいの機能を搭載した動画編集アプリです。9:16で動画編集することも可能ですが、テンプレートはあまり多くありませんので、オリジナルの動画編集をする方にお勧めです。トラックも複数に対応しているので、ある程度複雑な動画編集が可能です。
Part2:フリーソフトFilmoraでTiktok 動画の作り方をご紹介
Filmora Xは使いやすいインターフェイスと高機能なツールを搭載した初心者から上級者までの要望に応える無料の動画編集ソフトです。入出力のフォーマットやアスペクト比は、ほぼすべての形式に対応しており、Tiktokを含むほとんどのSNSへの出力にも対応しています。
今回は、Filmora XでTiktok用の動画作成(今回はアスペクト比9:16)の方法をご紹介いたします。
>> Step1.Filmora Xを開き、上部タグ【ファイル】から、【プロジェクト設定】を開きアスペクト比を9:16、解像度を720X1280に、変更します。【インポート】から動画ファイルを選びインポートします。(または、ライブラリーに直接ドラッグ&ドロップでインポートできます。)
>> Step2.ライブラリーからタイムラインに動画をドラッグします。素材の動画が9:16の比率でない場合は、タイムラインの動画をクリックしてアクティブにして、【クロップ】をクリックし、アスペクト比を9:16でクロップします。
>> Step3.使用する動画を全て9:16にクロップして繋いで行き、全体で60秒で収まるようにします。
>> Step4.結合部にトランジションを追加したり、全体にエフェクトをかける等の編集をします。
>> Step5.BGMを挿入してタイムラインで動画の長さに合わせ、音量を調整します。
>> Step6.すべての編集が完了しましたら、【出力】から【デバイス】で【iPhone】を選択します。
>> Step7.解像度の右側の【設定】を開き、解像度を一度最小値の360x640を選択し、その状態でビットレートを256kbpsに変更します。その後で再度、解像度をカスタムにして数値で648x1152に変更します。
これで保存をすると、総ビットレートが480kbpsくらいになるので、Tiktokの容量制限内に収まります。動画の内容によってビットレートは多少変わってきますので、9:16の倍数で解像度を変更して調整してください。
Tiktokの編集はパソコンでする
Tiktokの動画編集は、様々なアプリで行うことが可能ですが、スマホで作業する場合画面が小さいこともあり、スムーズにできないことや、機能的な制限があるため、ある程度以上のエフェクトがかけられなかったり、思うようなテロップが入れられなかったりする場合があります。
Filmora Xでは、通常の動画と同様な編集が可能なので、youtubeにアップする動画をTiktok用に短く編集し直す場合などに、効果的には遜色ない形で出力することができます。また、更に凝った作品を使いたい場合には、モーショングラフィックやキーフレームなどを使い映画の予告編並みのTiktok動画を作成することも可能ですので、Filmora Xを使って他の動画に差をつけてみてはいかがでしょうか。