iPhoneやAndroidで動画の再生速度を変える
iPhoneやAndroidを搭載しているスマホの技術が進歩することによって、これまでパソコンでしかできなかった動画の編集をすることができるようになっています。この動画編集ができるようになったことで、スマホ専用の編集ソフトも様々な機能を追加することで使いやすくなっています。その追加された様々な機能の中で、この記事ではiPhoneやAndroid搭載スマホで再生速度を変更できる機能の使い方を紹介します。
- Part1:再生速度を変えるメリット
- Part2:iPhoneやAndroid双方に対応できるFilmoraで動画の再生速度を変える方法を紹介
- Part3:iPhone限定で使えるiMovieで動画の再生速度を変える方法
Part1:再生速度を変えるメリット
動画の再生速度を変えるメリットとしては、「時間の節約」と「ポイントの確認」の2つが挙げられます。
より多くの作品を観られる
最初のメリットとして挙げられるのが動画の再生速度を変えることによって、多くの作品の視聴が可能になることです。動画の再生時間は平均30分から1時間が目安ですが、普通の再生時間で利用すると日常生活の合間で全部視聴するのが難しくなってしまいます。そこで再生時間を変えることで、重要じゃない部分を変更することで時間の短縮につながりたくさんの作品を見ることができます。
気になるポイントを確認することができる
次にあげられるメリットとして、気になるポイントを確認することができることです。例えばサスペンス系の動画を視聴していると、事件の解決に関して意識していなかったポイントが大きな伏線となる場合があります。そういった意識していなかったポイントというのは、制作時に関心が向かないように工夫して作られているものです。終盤になって語られた重要な部分を確認するのに、再生時間を遅くすることで分かりやすくなるのでより作品を楽しむことができます。
Part2:iPhoneやAndroid双方に対応できるFilmoraで動画の再生速度を変える方法を紹介
動画の再生速度を変えるソフトはたくさんありますが、その中でもっとも使いやすいと好評のFilmoraをつかって紹介します。
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- トランジション、分割、クロップ、動画の回転、スピード調整、クロマキー合成
- エフェクト・エレメント・トランジッション・タイトル・テキスト・BGM
- キーフレーム、モーショングトラック、オーディオダッキング、カラーマッチ
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
特徴:Filmoraは、ワンダーシェアが配信している編集ソフトです。その特徴として初心者でも使いやすいソフトをコンセプトにしており、基本的な編集機能を備えているだけでなく使う際もドラッグアンドドロップで編集することができるので使いやすいです。もちろん上級者向けとして、プロ専用の機能を利用できる高機能編集モードがあるので幅広く使えます。
Step1.動画をアプリの中に入れてタイムラインに入れる
Filmoraを起動すると「新しいプロジェクトの作成」という項目があるのでクリックすると、動画を編集する専用ページに入ることができます。編集ページの中央に、動画データをFilmoraの中に入れることができる「インポート」という項目があります。インポートは、持ち込むという意味の英語です。
このインポートをクリックすると、スマホに記録されている動画データのファイルにアクセスできます。その中から編集したい動画にチェックを入れて、下部分にある「出力」をクリックするだけです。最後に編集ページに動画の表示ができていれば、動画をアプリの中に入れる作業は完了になります。
次にアプリに動画が入ったら、それをドラッグアンドドロップでタイムラインに入れます。タイムラインは、取り込んだ動画データに編集を適用するための機能です。ドラッグアンドドロップで動画を入れると画面右上のチャプターに映像が入力されるだけでなく、下部分に編集するためのデータが表示されます。
Step2.スピードと再生調節で調節する
タイムラインにデータを入れることができたら、今度は映像データの速度調節の工程に入ります。速度調節をするためには右クリックでウィンドウを出して、その項目の中にあるスピードと再生調節を選択するとよいです。もしマウスがない場合には、キーボードでコントロールキーとRキーを同時押しをすることでスピードと再生調節の項目を表示することができます。
Step3.
スピードと再生調節のウィンドウを表示すると、その上部に「速度」という項目があります。その速度という項目にレバーが表示されているので、左側にレバーを持っていくと遅くなり逆に右側にもっていくと早くなります。タイムラインに入れた動画にチェックを入れて、スピードと再生調節の項目を出して速度を調節したら画面にある「ok」を押すだけです。そして画面右側にあるチャプターを再生してみて、チェックを入れたポイントの再生時間が変わっていれば作業の完了です。
Part3:iPhone限定で使えるiMovieで動画の再生速度を変える方法
iPhoneのosを利用している人限定ですが、iPhone端末には動画を編集するためのiMovieというソフトがあらかじめインストールされています。iMovieはiPhoneのosを作っているアップルが世界最大規模の開発企業ということもあり、無料でダウンロードできるのに編集機能が充実しているのでアマチュアからプロまで愛好されるソフトです。
Step1.動画をアプリの中に入れてタイムラインに入れる
iMovieを起動すると「新しいプロジェクトの作成」という項目があるのでクリックすると、動画を編集する専用ページに入ることができます。そしてページ中央にスマホの映像データファイルにアクセスするための機能があるので選択し、ファイルの中から編集したいデータにチェックを入れて「ok」を押します。iMovieの編集ページを更新して、編集したいデータがタイムラインに入っていれば入力作業の完了です。
Step2.タイムラインに動画を入れることができたら、今度は画面下部にインスペクタを表示させます。インスペクタは、タイムラインに入れたデータを編集するための機能です。タイムラインにいれた映像データにタップしてチェックを入れると、インスペクタが表示されその中に「速度」という項目があるのでタップします。
Step3.速度をタップすると、車やバイクのスピードメーターのような表示が出てきます。そのスピードメーターの表示が速度調節するためのコントローラーです。スピードメーターをタップすると針を動かすことができるので、それを左側に持っていくと遅くなり逆に右側にもっていくと早くなります。メーターの針を何度か調節をして希望の速度になったら、画面下にある「ok」をタップするだけです。
Filmoraは様々なosに対応できる
Filmoraを使うメリットは初心者にも使いやすいように工夫されていることですが、もう一つメリットに挙げられるのが数多くのosに対応していることです。iPhoneやAndroid以外にも、中国やヨーロッパでは独自のosを作っています。もし対応していないosでソフトを使ってしまうと、動作不良を起こし壊れてしまう場合があります。その点Filmoraは、iPhoneやAndroid以外のosにも対応しているので安心して使うことができます。