無音部分を検出し、自動でカットしよう
YouTubeに動画をアップロードしているクリエイターの皆さんが抱える悩み…今からズバリ言い当てます。「動画編集時間を短縮したい」ではないですか?
実は、一般的に見やすい動画は、クリエイターが裏でコツコツと地道な作業を繰り返すことで、出来上がっています。動画編集を始めたての方は、その作業量にビックリすることでしょう。20~30分の動画でも、編集する内容によっては5時間以上かかったりします。動画を見やすく編集する作業なのですが、動画をアップロードしているクリエイターである以上、避けて通ることはできません。なぜなら、現在のYouTubeの動画では、「視聴者を退屈させない工夫(無音部分のカット・アイキャッチの挿入・エフェクトの挿入・音質の調整)」をしている動画の再生数が伸びる傾向にあるからです。
その中でも初歩的な「無音部分のカット」ですが、この作業は結構な時間がかかってしまいます。動画を流し、無音部分を確認し、分割し、削除し、また動画を流し…の繰り返し。かなりの根気が必要です。作業に時間を取られ続け、次の動画の撮影・収録の時間すらとれないという方も多いことでしょう。この作業、動画編集ソフトに自動でやってほしいと思いませんか?「そんな素晴らしい機能があるの!?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、現代の動画編集ソフトの機能を使えば、カット編集を自動化できるのです。
「でも、そんな機能がある動画編集ソフトはどうせ高価なんでしょ?」と思っているそこのアナタ…答えはNO!「Filmora」を使えば、比較的安価で、無音部分のカットを自動でしてくれるアドオンを使えます!7日間の無料トライアル期間があるので、この記事を読みながら一緒に試してみましょう!
Part1:Filmoraで無音部分を検出して自動カットする機能の使い方
無料動画編集ソフト動画編集Filmora X
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- 無音検出、ARステッカー、モーショントラッキング、キーフレーム、オーディオダッキング
- 動画分割、結合、画面録画、色調補正、カラーマッチ、ゲーム配信用の録画モードなどを搭載
- 動画フィルター、タイトル、画面録画、動画反転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
Step1. 動画無音の部分を検出し、切り出す
- ・メディアライブラリー内の動画(または、タイムライン上のクリップ)を右クリック
- ・【無音検出】を選択し、沈黙部分や音の低いポイントを検出
- ※1. 手動で、検出された映像のカット範囲を編集してもよい。
- ※2. 動画を再生すると、不要部分を飛ばして再生するので仕上がりを確認できる。
Step2. 検出部分をタイムラインに反映させる
- ・【タイムラインにエクスポート】を選択
- ※1. 無音検出ツールはソフト内で購入が可能。
- ※2. 7日間の無料トライアルを試したい場合は、【タイムラインにエクスポート】ボタンを押した後に、【試用】ボタンをクリック
Part2:無音部分を検出し、自動でカットする機能の設定方法
デフォルト設定で無音部分の検出と自動カットが行われる際に、分割する位置が自分の思っている場所と違う場所に出てくることがあります。以下に記載している3つのパラメータを調整することで、無音部分をカットする長さの調節が可能です。
① しきい値の設定
「しきい値」とは、音の有無を区別するための値のこと。数値を高くすると大きな音(喋っている声)もカット対象になりうるため注意が必要。数値を小さくすると雑音やノイズをカットしなくなる可能性がある。
② 最小期間の設定
「最小期間」とは、無音カットの最低時間のこと。時間設定を短くしすぎると、エクスポート後の動画が、細切れの不自然なカットになる可能性がある。動画の繋がりを意識して最適な数値をみつけるとよい。
③ バッファ領域の設定
「バッファ領域」とは、カット前後の時間や有効範囲のこと。短くしすぎると、喋っている内容の語尾の音が小さくなった際にカット対象になりうるため注意が必要。喋っている内容の語尾の音が小さい場合は、秒数を増やすとよい。
無音部分を検出
以上、動画の無音部分を検出してカットする「Filmora」の新機能をご紹介しました!上記の機能を使って、1~2時間ほどかかるカット編集作業が10~20分ほどに短縮されたという方もいらっしゃいます。なお、こちらのアドオンはいまなら税込み月額999円のところを、699円で利用できます(2021年9月時点)。ご購入から30日以内は返金対応もしているので、安心してお申込みください。有料ではありますが、時間を買うと思って、一度導入されてはみてはいかがでしょうか!