動画編集にチャレンジしたくても、実際にソフトを使ってみなければ自分に合ったものを見つけることは難しいですね。そのようなときには「無料版」の動画編集ソフトを活用してみましょう。無料であれば経費をかけることなく、いろいろなソフトを試すことができます。永久に無料のものもあれば、気に入った時点で有料版に切り替えることができるものもあります。搭載している機能や価格、用途に応じてご自身に合ったソフトを探しましょう。今回はおすすめの無料動画編集ソフトをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Part1. おすすめ無料動画編集ソフト【2022年最新版】Top3
【No.1】無料動画編集ソフトFilmora
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
【No.2】PowerDirector Essential
特徴:無料の機能と、有料のアドオンを組み合わせることで高度な動画編集を実現できます。初心者からプロまで満足できる機能が満載です。
【No.3】DaVinci Resolve
特徴:プロ向けの動画編集ソフトです。タスク専用のワークスペースで複数人と編集作業を進めることができます。
Part2. おすすめ無料動画編集ソフト5選 PC版
【No.1】無料動画編集ソフトFilmora
長所
- 使いやすい操作性
- タイムラインとプレビュー画面を使った直感的な編集を実現
- 多種類のファイル形式に対応
- 豊富なエレメント/エフェクト/トランジションを標準搭載
- 無期限で無料版をお試し可能
【No.2】PowerDirector Essential
長所
- シンプルで操作しやすいインターフェイス
- 豊富な編集ツール
- お好みの編集スタイルを選択可能
短所
- 転送した動画にはウォーターマークが入る
- 書き出し形式に制限あり
【No.3】DaVinci Resolve
長所
- 高度なカラーグレーディング調整機能を搭載
- プロ仕様のオーディオツール
- シネマライクなVFXも作成可能
- 習得に時間がかかる
- 高スペックのPCが必要
【No.4】Movie Maker Online
長所
- オンラインのためソフトのインストールが不要
- パソコン用のビデオエディターとしても活用できる
- ロイヤリティーフリーのコンテンツが豊富
- 広告が表示される
- 操作画面に慣れる必要がある
【No.5】Lightworks
長所
- プロ仕様の編集機能を搭載
- マルチカム対応
- チュートリアルが豊富
- 無料版の場合は4Kへの書き出し不可
- 習得に時間を要する
Part3. 初心者向けの動画を編集する基本操作をご紹介
ここからは、Filmoraで動画を編集する方法を解説します。まずは基本的な操作を習得。あとは焦らずにいろいろな機能を試しながら編集テクニックをマスターしていきましょう。
素材をインポートする
動画を編集するには、素材となる動画や画像、音楽などのファイルをインポートする必要があります。[ここにメディアファイルをインポートする] をクリック > 表示されたファイルから素材を選択 > [開く] ボタンをクリックすると [プロジェクトメディア] にクリップとして追加されます。
タイムラインにクリップを追加する
プロジェクトメディアから動画クリップをタイムラインにドラッグ&ドロップしてみましょう。このときクリップとプロジェクトの設定が合っていない場合、どちらのサイズに合わせるのか確認するメッセージが表示されますが、プロジェクト設定はいつでも変更できるので、どちらを選択しても構いません。
動画クリップをタイムラインに追加すると、プレビュー画面に動画が表示されます。プレビュー画面では、再生/停止/1コマずつの再生ができます。動画編集はプレビュー再生や [再生ヘッド] を動かしながら、動画クリップの不要な部分をカットしたり、必要な部分だけを連結したりする操作を繰り返しながら行います。
文字を追加する
[タイトル] タブをクリックすると、Filmoraに搭載されている多数のタイトルテンプレートが表示されます。サムネイルをダブルクリックすると文字のデザインや動きをプレビュー画面で確認できます。お好きな文字を見つけたら、タイムライン上の動画クリップの少し上あたりにドラッグ&ドロップ。自動的にトラックが追加されて動画の上に文字が表示されます。
文字の置き換え、フォントの指定、サイズや色を変更する場合には、タイトルをダブルクリック > 画面左上がテキスト編集画面に切り替わるので、ここで編集します。タイトルの文字と背景を調整したい場合は、プレビュー画面でマウスを使って直接編集することもできます。
BGMを追加する
[オーディオ] タブをクリックすると、Filmoraに標準収録されている多数の音楽が表示されます。この中からお好きな音楽を選んだら、タイムラインの一番下にあるオーディオトラックにドロップするだけでBGM付きの動画に早変わり。もちろん、お気に入りの音楽をインポートすることもできます。
動画を再生してみて音量が大きい場合は、オーディオクリップの中心にある線を掴んで下方に移動させます。動画クリップよりもオーディオクリップのほうが長い場合には、動画クリップの終端に [再生ヘッド] を合わせてオーディオクリップを [ハサミ] でカット。余分なオーディオクリップは削除しておきましょう。また、音楽をフェードアウトしたいなら、オーディオクリップの終端にマウスをOn > 白いタブが表示されたタイミングで左方にスライドすれば完了です。
多彩な演出機能
ここまでご紹介した効果以外にも、Filmoraには動画を盛り上げるさまざまな効果を追加できるタブが用意されています。[トランジション] タブでは、動画や画像のクリップ同士をつなぐ演出を追加することができます。[エフェクト] タブでは、画面全体にさまざまな効果を追加できます。
また [エレメント] タブでは、動画をオシャレに楽しく飾り付けるステッカーが豊富に揃っています。Filmoraには、モーショントラッキングやキーフレームなど便利な編集機能がまだまだあります。いずれの機能も、基本的にはドラッグ&ドロップして微調整する、という簡単操作で利用可能。創造力をフル回転して楽しい動画を作成してみてくださいね。
動画をエクスポートする
編集した動画を、動画ファイルとして保存するには [エクスポート] をクリックして出力設定を確認します。あらかじめ設定されているMP4はスマホやパソコンで再生したり、SNSやメッセージアプリでシェアしたりする場合など、幅広い用途に向いているファイル形式です。動画ファイルの名前と保存先を指定して [出力] ボタンをクリックすれば、動画ファイルの保存は完了です。
Filmoraでは、動画ファイルの保存以外にも、デバイスに合わせた形式を選択して出力/動画サイトに直接アップロード/DVDへの書き込みもできますので、用途に応じて使い分けてみてください。料理動画やペット動画、ゲーム実況、VLOGなど...Filmoraを活用すればいろいろなジャンルの動画を作成することができます。お気に入りの動画が完成したら、みんなとシェアしてみましょう!