ミュージック・ビデオについて
色々なSNSで音楽を紹介したいあなた、ミュージック・ビデオ(MV)を作り、SNSにアップロードして、新しい音楽をオンラインでフ世界中に紹介しましょう。
ミュージック・ビデオの作成は、今や難しいものではなくなりました。スマートフォンで動画を撮影し、スマートフォンかパソコンの動画編集アプリを使えば、誰でも簡単にハイクオリティなミュージック・ビデオが作れます。ここでは、スマートフォンやパソコンの動画編集アプリについてご紹介しましょう。
Part1:スマホでミュージック・ビデオを編集できるアプリ10選
①iMovie
特徴:
- ・映像の整理・管理から編集までを行える
- ・専門的な知識や複雑な操作はほとんど必要なく、直感的な操作で映像を作成することができる
- ・ムービーの場面転換で使われる豊富なトランジションやタイトルなどの追加、スロー・早回し・逆転などのエフェクト、各種テーマアニメーションなど、さまざまな機能がある
- ・業界・業種を問わず、世界中の企業で広く導入・活用されている
- ・iCloudを利用してMac、iPhone、iPadどちらからでも同じ作業の続きができる
欠点:
- ・Windows、Androidに対応していない
- ・テロップを日本語フォントにするとサイズが異常に小さくなる
- ・テロップ位置が固定され変更できない
②Clips
特徴:
- ・撮影機能がついていて、すでに撮影してある動画を読み込むよりも、新しく撮影するほうが使いやすい
- ・撮影中に話したことが自動で字幕に書き起こされる「字幕の自動生成システム」が備わっている
- ・ディスニーのステッカーが用意されている
欠点:
・読み込みに時間がかかる
③InShot
特徴:
- ・基本的なトリミングやトランジションの機能のほかにも、フィルターや音楽を追加する機能もある
- ・Instagramとの親和性が非常に高い
- ・動画と画像を一つの動画として組み合わせられ
欠点:
- ・一部の素材はPro版(有料)へアップデートする必要がある
- ・編集で画質が落ちることがある
④VideoShow
特徴:
- ・著作権フリーの音楽が豊富に揃っている
- ・エフェクトやステッカーにはポップなデザインが多い
- ・完成した動画をSNS向けに直接アップロードできる
⑤Magisto
特徴:
- ・編集テーマを選ぶ」「動画または静止画を選ぶ」「BGMを選ぶ」というわずか3ステップで動画が作れる
- ・静止画を使用してもズームや引きを使って動画のように編集してもらえる
欠点:
・テキストの挿入やエフェクトの選択などの細かい指定はできない
⑥VivaVideo
特徴:
- ・フィルター200種類、効果音300種類、BGM400種類と動画素材が充実している
- ・美肌自撮り、ミュージックビデオ、ベーシックモードなど撮影モードが充実している
- ・面白いテキストや笑い声の効果音などおもしろい動画も簡単に作れる
- ・女声、男声など音声変換機能があり、素声がバレる心配がない
⑦キネマスター
特徴:
- ・クロマキー合成やマルチトラックオーディオ、映像と音の分離、オーバーレイなど高次元の編集もできる
- ・テキストをスライドさせたり、手書き文字を書き順どおりに表示したりもできる
欠点:
・動作がやや重く、フリーズしやすい
⑧Splice
特徴:
- ・テキスト挿入、BGM、録音、速度調整、複製、反転など、無料版でも機能は豊富
- ・同社の『Quik』よりも自在に動画編集の操作ができ、様々な編集メニューから自由な表現を楽しめる
⑨CapCut
特徴:
- ・初心者でも手軽に操作できるカット編集機能を搭載
- ・逆再生・速度変更も可能
- ・通常のフィルターのほか美顔フィルターも搭載
- ・著作権フリーの音楽も挿入できる
- ・スタンプ機能やテキスト機能を利用できる
- ・チュートリアルから直接動画が作成できる
- ・最大6人のファミリーメンバーで利用できる
- ・日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語に対応
欠点:
・利用推奨年齢12歳以上
⑩PowerDirector
特徴:
- ・パソコン用として売られている代表的な動画編集ソフト「PowerDirector」のアプリバーション
- ・エフェクトの種類が多く高品質
- ・縦横比1:1の正方形動画もつくることができる
欠点:
・フィルターを使うとすぐに動作が重くなる
Part2:パソコンでMVを編集する方法
もちろん、パソコンがあれば、スマホよりもよりテクニカルなミュージックビデオが作成できます。ここでは無料体験版ですべての機能が確認できるFilmoraを使ったミュージックビデオの簡単な編集方法を説明します。
>> Step1.使用する楽曲を決定
・あなた自身の楽曲でも、お気に入りの楽興でも
>> Step2.動画の流れを設計
・いわゆる台本作成です
>> Step3.動画に見合った素材集め
・Filmora用の素材サイトFilmstockであれば、著作権フリーの素材が多数揃っています。
>> Step4.編集ソフトを活用して素材を合成
・操作画面の下部にあるタイムラインの目的の場所に、任意の画像をドラッグ&ドロップすると動画のワンカットになります。必要に応じてエフェクトをかけたり、画像の色調やサイズ調整も行ったりします。
>> Step5.不要部分のカット
・削っても問題ない部分をカットして、ファイル容量を小さくします。カットした後、動画を再生して不自然な点が存在しないかどうか確認します。
>> Step6.エンコードして完成
・編集が終わり、保存も完了したら、画面中央のメニューの一番右にある「エクスポート」をクリックするとポップアップメニューが表示されるので、ファイルのアイコンをクリックし、「出力の形式」を設定して保存します。
>> Step7.SNSに直接アップロード
・出力メニューの一番左列にYouTubeのマークがあるので、それをクリックすると、「サインイン」というボタンが表示されます。ここで予めYouTubeのアカウントでサインインをしておくと、動画を出力しそのままYouTubeに公開できます。