地図アニメーションの作り方

地図アニメーション

雑貨屋や洋服屋、飲食店などの、実際に店舗を設けているショップホームページ上に、必ずと言っていいほどあるのが「アクセスマップ」。このアクセスマップですが、動画にして地図アニメーションをつけると、ルートがわかりやすくなりとても親切です。YouTubeにアップロードする店舗の紹介動画や、商品の紹介動画の最後につけると、お客様・視聴者が、直接来てくれる確率がグッと上がります。

また、旅行ブログなどでも、実際に通った旅行のルートなどを視聴者にわかりやすく説明できるので応用して使えます。ただ、地図アニメーションを作るとなると「高いお金をプロに払わないと作れないのでは…」とお思いの方もいらっしゃると思います。

結論から申し上げます。動画編集ソフト「Filmora」を使えば、簡単なものであれば、ご自身でも作れます。ではさっそく、地図アニメーションを使ったアクセスマップを一緒に作っていこうと思います！今回使用する動画編集ソフト「Filmora」は、無料で試用できるので、まずはダウンロードしてくださいね！

「Filmora」を使って地図アニメーションを編集する方法ご紹介

無料動画編集ソフト動画編集Filmora X

① 直線ルートアニメーション

直線ルートアニメーションは、街中や駅から店舗までのアクセスマップを作る場合にオススメ。地図上に曲線の道がないような場合に使うと便利です。

手順

・地図の画像をビデオタイムラインのトラック1にドラッグ＆ドロップ
・鍵のマークでトラック1の画像をロック
・【メディア】タブ内の【サンプルカラー】からレッドを選び、トラック2にドラッグ＆ドロップ
・編集画面右上のプレビューウィンドウ上で細長く変形させて、直線にする
・地図に合わせて長さや角度を調整
・再生ヘッドを1秒の位置に移動し、トラック2のクリップをダブルクリック
・【アニメーション】設定の【カスタマイズ】を開く
・【追加】ボタンでキーフレームを1つ追加
・再生ヘッドを0秒の位置へ移動し、線を出発地点まで縮める（キーフレームが自動で追加される）
・プレビューで、線の動きを確認
・ゴール地点までのルート分、直線アニメーションを作成
※ 車や電車、自分のイラストアイコンなどを追加してルートに合わせて移動させると、より本格的なアニメーションが出来上がる。

② 点線ルートアニメーション

地図上のルートを点線でなぞっていくマップアニメーション。県や国を挟んだ長距離の移動ルートを説明する際オススメ。直線だけではルートが説明しづらい場合に使うと便利。

手順

・地図の画像をビデオタイムラインのトラック1にドラッグ＆ドロップ
・鍵のマークでトラック1の画像をロック
・【メディア】タブ内の【サンプルカラー】からレッドを選び、トラック2にドラッグ＆ドロップ
・【エフェクト】タブ内の【ユーティリティ】から【イメージマスク】をトラックに2に適用
・トラック2のクリップをダブルクリック
・左上ライブラリーの【ビデオエフェクト】タブから【幅】の値を75に設定
・【変形】タブから【スケール】の値を変更し、サイズ調整
・出来上がった赤い丸を出発地点に設置
・トラック2のクリップを複製して、次の目的地とつながるように赤丸を地図に設置
・上記の手順を繰り返し、曲線のルートを作成
・各クリップの開始位置の長さを調整し、順に表示されるようにする
※ 飛行機のアイコンを入れて、キーフレームでルートに従って移動するアニメーションを追加すると、フライトアニメーションが完成。
※ エクスポートした動画をもう一度タイムラインに追加して、クロップ機能（パン機能）で画面が飛行機にフォーカスして移動するモーションを作ることも可能。

③【番外編】地図素材＆作成ツール

インターネットで検索した地図ではなく、自作のこだわりの地図を作りたい方には「Wondershare EdrawMax」もオススメ。世界地図のシルエット素材や、旅行にぴったりのイラストスタンプ素材も豊富にそろっているので、無料で体験してみてください。