動画レンズ補正について
自動車、バイク、スノーボード、自転車など動きのあるスポーツをアクションカメラを使って撮影する際に広角レンズや魚眼レンズなどの特殊なレンズを使用するシーンがあります。非常にスピード感のある迫力ある映像が撮れるのですが、どうしても映像の隅に歪みが出てしまうのが難点です。
動画編集ソフトの中には、この歪みを修正できるレンズ補正機能を持ったソフトがあります。今回はレンズ補正機能のある動画編集ソフトを厳選して8つ紹介していきます。
Part1:レンズ補正ができる動画編集ソフトおすすめ8選
1. Filmora X
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
初心者から上級者まで使えるソフトで、多くのフォーマットやフィルターを利用することができます。どこに何の機能があるのかすぐにわかるだけでなく、ボタンの配置や配色が分かりやすいため、作業を短縮することが可能です。
- AIポートレート、ARステッカー、モーショントラッキング、キーフレーム、オーディオダッキング、カラーマッチ
- 動画分割、結合、画面録画、色調補正、カラーマッチ、ゲーム配信用の録画モードなどを搭載
- 動画フィルター、タイトル、画面録画、動画回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
2. PowerDirector
日本で最も人気が高いといわれている動画編集ソフトです。機能の豊富さもあって幅広いユーザーに支持されています。機能の一つである手振れ補正機能は最近のアップデートで追加された機能で、アクションカメラやスマートフォンで撮った映像の補正が可能です。
3. DEFISHR V1
DEFISHR V1は、超広角レンズを使ったカメラで発生する映像の歪みを自動で修正してくれるソフトです。歪み補正だけでなく、通常の動画編集ソフトとしても使えるのでアクションカメラを主に使う方にはおすすめのソフトです。
4. Videoproc
VideoProcは、動画の編集・変換や、DVDのリッピング、PC画面の録画など多彩な機能を比較的低スペックなパソコンでも使用出来るのが、最大の特徴です。このVideoProcにも手振れ補正機能やレンズ補正機能がが用意されていて、本格的な編集作業をすることができます。
5. FFmpeg
FFmpegは、コマンドラインツールとして利用できる動画編集ソフトです。FFmpegはプラグインをインストールすることで、機能を追加していくことができます。このプラグイン機能を活用して手振れ補正機能やレンズ補正機能を追加でインストールすることで、歪みの補正を掛けることができます。無料でダウンロード出来るのでコマンドラインに抵抗がない方にはおすすめのツールになります。
6. Premiere Pro
Premiere Proは、映像・動画編集のプロが使う定番のソフトです。多彩な機能はもちろん、汎用性が豊富で編集のプロとして仕事をしていくには必須とも言えるソフトです。もちろん、レンズ補正機能も搭載されているので、しっかりナチュラルな映像に補正を掛けることができます。しかし、多機能でプロ仕様であるが故に、初心者が使うためには使い方に慣れが必要で、金額も高めに設定されていることが難点です。
7. Uonome
Uonomeはその名の通り魚眼レンズ写真を超広角レンズ写真に変換して、歪みを取ってくれるソフトです。レンズ補正に特化していて無料で使うことができるので、補正機能だけほしいという方はいかがでしょうか。
Part2:Filmoraを使ったレンズ補正の方法
数々のレンズ補正ツールをご紹介しましたが、ここでは直感的インターフェイスで動画編集ができるFilmora Xを使ったレンズ補正の方法を解説します。
>> Step1.
補正をかけたいファイルをインポートして、タイムラインに投入します。
>> Step2.
クリップをダブルクリックして、上部タブから「画像」→「レンズ補正」と進み、使用したアクションカメラのモデルと動画設定を選択します。
>> Step3.
「調整レベル」スライダーを使って、補正の度合いを調整してください。
レンズ補正
今回は、アクションカメラで撮った動画の編集には必須になる、レンズ補正機能のある動画編集ソフトをご紹介しました。特に、Filmora Xなら3ステップで簡単にレンズ補正を掛けることが出来ますし、レンズ補正以外にも様々なフィルターや編集機能が用意されていて、簡単に高品質な動画を作ることができます。アクションカメラをよく使う方はぜひFilmora Xでの補正を試してみてください!