- 導入文
Photoshopを使うと、様々な種類の「光る文字」を画像に挿入できます。以下ではその方法と、Photoshop以外のソフトやアプリで「光る文字」を作成できるものを紹介します。
2、Photoshopで光る文字の作り方をご紹介
Photoshopで作れる「光る文字」の種類は、「光彩で文字を輝かせる」、「文字をネオン風のロゴにする」、「ゴールドで光る文字」の3種類です。それぞれの作り方を紹介します。
①光彩で文字を輝かせる
・背景を複製して、新規レイヤーにテキストを入力
・文字を光輝くように加工するには、「スタイル」→「レイヤー効果」→「光彩(外側)」を使います。文字の外側をぼかすように影を追加することができます。
・構造の「不透明度」の数値を上げることで、光彩の効果が高められます。
・またエレメントの「さらにソフトに」を「精細」にすることで、エンボス風の光彩にできます。
②文字をネオン風のロゴにする
・文字に境界線を設定します。
・文字をコピーして、レイヤーのコンテキストメニューにて「レイヤースタイルをラスタライズ」します。
・ラスタライズしたレイヤーをフィルターメニューにて「ガウス(ぼかし)」します。
・画像レイヤーを複製して、一つは「スクリーン」に、もう一つは「オーバーレイ」にします。
・最後に文字レイヤーにベベルとエンボス、シャドウやドロップシャドウを適用すれば、文字の質感を膨らませることができます。
③ゴールドで光る文字
・金色は「グラデーションオーバーレイ」で作ります。
・立体は「ベベルとエンボス」で選択します。輝きは「シャドウ(内側)」と「光彩(内側)」で作ります。
・最後に「ドロップシャドウ」を適用して仕上げることになります。
・さらにレイヤーを重ねてディテールを追加すると、より迫力のある金色文字となります。
3、Photoshop以外のソフト、アプリで光る文字を作成する
Photoshop以外でも、光る文字を簡単に作れるソフト、アプリがあります。動画編集ソフトFilomraでは以下のようにして作成します。
・プレインテキストのグループからBasic6をタイムラインにドラッグ&ドロップ
・テキストアニメは大体2秒程度なのでクリップの再生時間を少し長めにして5秒に設定
・テキストをダブルクリックしてコード編集を開く
・テキスト内容を入力して文字のデザインを調整
・光るエフェクトの効果を高めるためには太目のフォントが見やすいのでお勧め
・左側のメニューから塗りつぶしタイプをグラデーションに変更して文字の色を調整
・角度を90にすると縦のグラデーションになる
・テキストの境界線にチェックマークを入れて色を黒、サイズを15に設定、Pのアイコンをクリックしてテキストを追加
・新しいテキストにはここまで設定したデザインが反映されているので、同じテキスト内容を入力
・境界線の色を白、サイズは先ほどより少し小さくして9に
・これで二重縁取りの文字が仕上がる
また、以下のスマホアプリでも簡単に作成できます。
①NEON ME
・ネオン文字を写真に入れることが可能なアプリ
・フォントの種類は4種類で、文字色は白色だけですが、文字に立体感を出すことができます
・お洒落で洗練された雰囲気の文字加工が簡単にできます
②Light Magick
・ネオンの文字や、ライン(筆)などが使えるアプリ
・写真は正方形だけで、スタンプは有料になりますが、フォントの数は豊富です
・Text(文字)、Lineはペンになっています
・ネオンの色は9色で保存可能です
・文字を手書きで書けるペン機能も使えます
③LINE Camera
・LINE Camera(ラインカメラ)では、ネオンペンも使えます
・アルバムから写真を選択してから「 筆マーク→ペイント→ブラシ 」でネオンペンを選択
・詳細を選択すると、文字の彩度や透明度を編集することもできます
・4倍まで拡大できるので、手書きペンでも文字やマークも簡単にお絵かきできます
④Phonto
・もともと搭載されているフォント数も多いが、お気に入りのフリーフォントをアプリに入れることも可能
・ネオン文字風の加工にする場合は、スタイルの下に出てくる一番右のAaを選択する
・ぼかしや文字色、影もカスタマイズすることができる
・フォント数や機能がが多いので、自分の思い通りの加工ができます
⑥light paint
・ネオンペンによる画像加工に特化されたアプリです
・暗闇でペンライトを振っているような高発色出せます
・好みのネオンペンを選択し、色や太さを調整して、好きな文字を書けます
4、まとめ
Photoshopを使った「光る文字の作成」と、その代替ソフト・アプリについて紹介しました。これらを使って文字を光らせ、画像を引き立てましょう。