動画フリーズフレームとは
動画の中の１つのフレームで一時停止した状態を作りクリップ上に配置することができる機能です。スポーツ動画やハプニング動画などで決定的な瞬間を切り取るようにフリーズさせたり、視聴者に強烈な印象を与えたい場面を数秒間フリーズさせることでインパクトの強い演出としてとても効果の高い機能です。
Part1：Filmoraを使って動画フリーズフレームを追加する方法
Filmora
特徴：Filmoraは無料でダウンロードできる動画編集ソフトで、使いやすさと充実した機能に定評があります。基本的な編集機能はすべて搭載し、高度編集機能としてキーフレームやモーショントラッキングやクロマキー合成など、効果の高い機能をとても簡単な操作で行うことができます。
また初期状態で使用可能なエフェクト・トランジション・エレメント・BGM・タイトルなどのテンプレート素材も充実していて、初めて動画編集をする方でもプロレベルの動画をすぐに作成できるおすすめのソフトです。
最新バージョン登場！Filmora X（フィモーラ）
- エフェクト、エレメント、動画結合、動画トリミング、動画テロップ挿入、音声調整、ノイズ除去
- キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー合成、タイトル挿入、テキスト編集
- PIP（画面分割）、無音検出アドオン、ARステッカー、AIポートレート
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
フリーズフレームの作り方は以下のYouTube動画も是非ご参考ください。
Step1.Filmoraを起動して「インポート」から使用する動画をメディアライブラリーにインポートします。メディアライブラリーに追加された動画をドラッグ＆ドロップで下部のトラックに追加します。
Step2.タイムラインのクリップをクリックしてアクティブにし、プレビュー画面で確認しながらフリーズフレームで使用したいシーンに再生ヘッドを合わせます。
Step3.再生ヘッドの位置が決まりましたら右クリックで「フリーズフレームを追加」をクリックするとクリップにフリーズフレームが追加されます。
Step4.フリーズフレームの両端をドラッグするか「再生時間設定」に直接秒数を入力して長さを設定することができます。または、通常のクリップ同様に再生ヘッドを合わせて分割することも可能です。
Part2：編集ソフト【iMovie】でフリーズフレームを追加する方法
iMovieはMacに標準搭載されていて、シンプルでわかりやすいインターフェイスなので動画編集初心者の入門ソフトとして最適なソフトです。機能的にもシンプルなので、高度な編集をご希望の場合はFilmoraがおすすめです。
Step1.音声データの中に突出してボリュームの大きい部分があると、オートノーマライズしても音量の低い部分はあまり音量が上がらず、効果が期待できません。
Step2.タイムラインのクリップ上で再生ヘッドを移動し、フリーズフレームにしたいシーンを探します。
Step3.再生ヘッドの位置が決まりましたら「変更」→「フリーズフレーム追加」と選択します。再生ヘッドの位置にあるフレームが３秒間のフリーズフレームになります。
Step4.フリーズ・フレームの中央にある手のアイコンをクリックするとビューアの上に速度コントロールが出現しまので継続時間を入力するか、クリップの端をドラッグして調整します。
動画の録音
FilmoraとiMovieを使ってフリーズフレームを作成する方法をご紹介いたしました。いずれもとても簡単な操作で編集することができましたね。今回はシンプルにフリーズフレームを作成しましたが、Filmoraの他の機能とフリーズフレームを組み合わせることで更に効果的な演出を作成することも可能です。スポーツシーン等の決定的瞬間を切り取ったフリーズフレームにキーフレームを追加して徐々にアップになるようにすると、より臨場感のあるシーンを演出することができます。他にも最新機能のAIポートレートで背景を消して他の映像と組み合わせるなど、Filmoraの機能を組み合わせることで浮かんだアイデアを実現することは難しくありません。面白いアイデアが浮かんだら色々と試してみてくださいね。
