念力パワーを編集する方法

念力パワーについて

「もしも念力パワーが使えたら」と思ったことはないでしょうか。実際に超能力を発揮するのは非現実的ですが、映像の世界なら簡単にできます。動画を編集して、見る人を驚かせるような念力パワーを披露しましょう。

今回は動画編集ソフト「Filmora」を用いた、念力パワーの編集方法を紹介します。誰でも簡単に編集できるため、動画を使ったマジックや、行事や宴会の余興などに便利です。また念力パワーをリアルに演出するために、迫力あるエフェクトや効果音を使用しましょう。今回はFilmoraのテンプレート素材以外に、フリー素材サイト「Filmstock」を紹介します。

Part1：撮影する方法を紹介
Part2：念力パワーを編集する方法
Part3：無料エフェクトと効果音を使って編集する方法

Part1：撮影する方法を紹介

早速、念力パワーを撮影する方法を紹介します。今回は「空き缶に念力パワーを送って徐々に潰し、最後は消滅させる」といった内容に編集することが目的です。今回の場合、動画内に映る被写体は移動しません。カメラを三脚に固定し、ブレないように撮影しましょう。

必要な素材は「人」と「空き缶」の2つ。撮影後はそれぞれの素材を編集します。とくに人や動くものを撮影する場合は注意しましょう。ほかの被写体と重なりフレームに侵入すると、その部分は使用できません。また空き缶は徐々に状態変化させるため、編集でストップモーションを利用します。テープなどで印をつけ、置く場所を固定しましょう。
念力パワーを撮影する方法は、以下のとおりです。

カメラを三脚に固定し、フレームをあわせる
人が念力パワーを送る姿を終始撮影する
空き缶を少し潰し、印の位置に設置して数秒待つ。この作業を何度か繰り返す
空き缶が完全に潰れたら、空き缶と印を取り除く。何もない状態を数秒撮影する

Part2：念力パワーを編集する方法

念力パワー動画を編集する方法を解説します。

①Filmoraの機能や特徴

Filmoraの機能や特徴を解説します。念力パワーの編集では、ストップモーションやカット、さらにエフェクトや効果音の追加などが必要です。一部有料ソフトを除き、既存の動画編集ソフト1台では編集不可能でした。

②Filmoraを使って念力パワーを編集する手順

Filmoraを使って編集する方法を解説します。編集する素材は事前に撮影した「人」と「空き缶」、それぞれをソフトに取り込みましょう。
Filmoraを使って念力パワーを編集する手順は、以下のとおりです。

「空き缶」素材をタイムラインにドロップ＆ドロップする
空き缶の形状が変化したタイミングを残し、「ハサミ」マークでカットする
「人」素材をタイムラインにドロップ＆ドロップする
「エフェクト」から「ユーティリティ」を選択する
「イメージマスク」を「人」素材のタイムラインにドラッグ＆ドロップする
ダブルクリックから設定を開き、左右に分割したプリセットマスクを選択する
画面内のマスク範囲や「フェザー」を調節する
「人」素材の動きにあわせて、「空き缶」素材の長さや速さを調整すると完成

Part3：無料エフェクトと効果音を使って編集する方法

無料エフェクトと効果音を使って編集する方法を解説します。今回はFilmstockを使用した方法です。前述のFilmoraと相性がよいため、覚えておくと良いでしょう。

①Filmstockの特徴

Filmstockは無料から有料のものまで、幅広いジャンルの素材を扱うサイトです。主にエフェクトやサウンド、効果音などの素材が存在します。

中にはゲーム実況やSNS向け動画など、編集済み動画のテンプレートまでダウンロード可能です。もちろんダウンロード前に、プレビューでチェックできます。非常に多くの素材を取り扱っているため、きっと作成したい動画の雰囲気にあった効果が見つかるでしょう。

②Filmstockの無料エフェクトと効果音を使って編集する手順

前述で作成した念力パワー動画を、Filmstockの無料エフェクトと効果音で編集しましょう。エフェクトと効果音が加わるだけで、動画の迫力が飛躍的に向上。より伝わりやすい内容に進化します。またFilmstockは、Filmoraソフト内でダウンロード可能。ブラウザからアクセスしなくても、ダブルクリックするだけで簡単に使用できます。

今回は前述した「念力パワー」動画から、出力せず続けて作業した場合を想定して解説。またエフェクトの編集方法が分かれば、効果音も同じ方法で作成できます。Filmstockの無料エフェクトと効果音を使い、編集する手順は以下のとおりです。