音ハメ動画とは
「音ハメ」とは、音楽のリズムに合わせて、映像をなめらかに切り替えたり、動きに緩急をつけたり、つまり音に動きをハメるという編集テクニックのことです。動画作成・編集アプリが普及してきて、音ハメ動画が動画共有サービスやSNSに多数投稿されるようになってきています。
以下では、動画編集ソフト Filmoraを使った作成方法について、音ハメ動画に使うクリップと音楽の選択から、編集テクまで詳しく説明します。
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
音ハメ動画を簡単作成!
ハイライトクリップを集める
まずは動画に使うクリップを用意します。音ハメ動画を作る時は動きの大きいシーン(ハイライトクリップ)をピックアップすると見ごたえがアップします。PVやキル集も同じように、動きの大きいシーンを集めましょう。
音楽を選択する
音ハメ動画で一番重要な要素はBGMです。リズム感のある気持ちいい曲を選びましょう。Youtubeで「音ハメ音楽」と検索すると、色々なお勧めリストが出てくるので参考になります。ただし、音楽を使う時は著作権を確認することが必要です。個人で楽しむ場合は問題ないですが、ネットにアップする場合などは、著作権freeのものでないと、著作権の侵害となります。
ビート検出
ビート検出とは、ソフトを使って曲のビートを検出する機能のことで、ビート検出機能を使うと、動画やスライドショーにクリエイティブな感じを加えることができます。
音楽をタイムラインにドラッグ&ドロップする前に、音楽を右クリックしてビート検出機能を使うとソフトが自動的にスキャンを開始します。検出が完了すると、音楽のサムネイル上に音声波形のマークが表示されます。これをタイムラインにドラッグ&ドロップすると、音楽の中のダウンビートが赤いマークで表示されています。
次に動画をタイムラインにドラッグ&ドロップして、赤いダウンビートに合わせてカットします。まずタイムラインに配置してからダウンビートまたはアップビートの感覚に合わせると、カンタンに編集ができます。クリップの長さが一つの赤いビートから次のビートまでにおさまるようにしましょう。この動作を繰り返して、再生してみると、音楽と動画がうまくマッチしていることがわかります。
クリップトリミング
ピックアップした動画が長い場合、タイムラインにドラッグする前に、右上のプレビュー画面で「マークイン」と「マークアウト」のボタンで使う部分を選定しておくと、タイムラインにその部分だけを追加することができます。後でリズムに合わせて微調整する必要があるかもしれないので、少し余裕を持って設定するのがお勧めです。
リズムのマークに合わせて各クリップの順番やタイミングを調整します。複数ピックアップしたものは分割表示で一つのクリップにまとめます。分割表示パネルを開いて、テンプレートをタイムラインにドラッグアンドドロップし、動画クリップをプレビュー画面の番号のところにドラッグして追加します。高度編集を開くと細かく調整することができます。
トランジションを使ってインパクトを出す
「トランジション」を開いて左側の「フォルダー名」でトランジションの種類を確認できます。ワイプやズーム、3D系のトランジションは音ハメ動画に向いているので、それぞれプレビューしながらぴったりのエフェクトを選びましょう。おすすめは以下です。
オーディオを活用
最後にセリフを入れます。臨場感をアップさせるために「魔法の効果音」や「卓球の効果音」なども追加できます。BGMのボリュームが大きくて人の声が聞こえない場合には、オーディオクリップをダブルクリップしてボリュームキーフレームボタンでオーディオクリップにキーフレームを追加すると、指定範囲のボリュームのみを下げることができます。
動画編集ソフト Filmoraを使った「音ハメ動画」の簡単な作り方とおすすめの素材などを紹介しました。Filmoraを使ってあなたも「音ハメ動画」をアップしてみませんか?