サイバーパンクテキスト、ヴェイパーウェイブテキストとは
サイバーパンクテキストもヴェイパーウェイブテキストも、ゲーム実況などの雰囲気に合う、SFっぽい人気のテキストアニメーションデザインです。動画編集ソフトFilmoraを使った作成方法と活用方法を以下に紹介します
Part1. 文字をサイバーパンク風に加工する方法
【No.1】無料動画編集ソフトFilmora
特徴:Filmoraはタイトルやトランジション、エフェクトなどのテンプレートが充実している上、直感的な操作で動画編集できるため初心者でもプロのような仕上がりの動画を簡単に作成することが可能です。
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
Step1.文字を入力
- プレーンテキストのベーシック6をタイムラインに追加
- 使うフォントは何でもいいが、太いエフェクトが映えるのでGoogoleFonts「Anton」Boldを使用
- フォントDLページは概要欄をチェック
Step2.テキストクリップを複製して上下のトラックに重ねる
Step3.「高度テキスト編集」を使って文字を細かく調整
- 上のトラックを編集するので、一度下のトラックを非表示にする
- 「高度編集」を開き、「テキストの塗りつぶし」のチェックを外して「境界線」にチェック
- 「テキストの境界線」の「色」を変更し、「OK」
- 下のトラックの高度編集を開いて、「テキストの塗りつぶし」の色を先ほどと同じ色に変更
- 「エフェクト」を影が入るタイプに変更し、「OK」
- 下のトラックに「トランジション」→「ライフスタイル」のグループにある「水玉」を追加
Step4.文字を光らせる
- 「エフェクト」→「フィルター」→「コモン」のグループにある「グロー」を使用するが、透明な部分には効果が出ないので、テキストクリップを一つ上のトラックに移動して下のトラックに「サンプルカラー」→「ブラック」を追加しておく
- テキストの上にグローを3つ追加しておくが、このままだと光が強すぎるので、「エフェクトクリップ」をダブルクリックしてパラメータを調整(例えば下から6/55、8/60、35/40)
Step5.エレメントをあしらう
- 例えばサイバーパックゲームのエレメント14,15,18を使用
- エレメントにもグローの効果を反映させたいので、グローを上のトラックに移動して、グローとテキストで挟むようにエレメントを配置し、完成
Part2. 文字をヴェイパーウェイブテキストに加工する方法
ヴェイパーウェイブテキストは、80年代風のレトロな雰囲気の漂うテキストアニメです。
Step1.文字を入力
- プレーンテキストのベーシック6をタイムラインに追加
- フォントは例えばAntonのRegular
- 文字を入力したらイタリック(斜体)にする
Step2.テキストクリップを複製して上下のトラックに重ねる
Step3.上のトラックのデザインを編集
- 高度編集を開き、テキストの「塗りつぶし」は「白」のままにしておく
- 「エフェクト」タイプは中が透明になるタイプに変更、「ぼかし」を12に
- 「テキストの境界線」にチェックをし、「色」を白に変更、「ぼかし」を4、サイズを1に設定
- 「OK」をクリックして高度編集を閉じる
Step4.「ビデオタブ」に切り替えて「合成」項目の「描画モード」を「覆い焼き(リニア)」に変更しておく
Step5.下のトラックのデザインを編集
- 「高度編集」を開いて「塗りつぶしタイプ」を「グラデーション」に変更、グラデーションの「色」は例えばピンクと青にし、「角度」は90度に変更しておく
- 下の方にある「テキストシャドー」にチェックし、「色」は紫、「ぼかし」を0、距離を6に設定
- 「OK」をクリックして高度編集を閉じる
Step6.上下のテキストクリップに「トランジション」→「ベーシック」のグループにある「ブラインド」を追加
Step7.「トランジション」をダブルクリックして持続時間を1秒に変更。「すべてに適用」を選ぶと下のクリップにも適用される
Step8.テキストを上のトラックに移動して「レトログリーンスクリーン背景パック」の「エレメント07」を下のトラックに配置。5秒のところで分割し、後ろを削除
Step9.テキストクリップを1秒から開始するように調整
Step10.キーフレームのスケールの数値を100~150%に大きくなるように設定して完成
Part3. テキストアニメーションを活用
テキストアニメーションを動画の中で活用する方法を説明します。
Step1.2.で作成したサイバーパンクテキストの活用
- 下のクリップのトランジション「水玉」を終わりにも追加し、この状態でMP4などの動画ファイルとして出力しておく
- 使う時は画面の隅に小さく配置
- クリップをダブルクリックし、「合成」項目の「描画モード」を「スクリーン」に変更すると、黒い部分が透明化され、文字だけが見えるようになる
- 例えばテキストを「LIVE」などに変更しておけば、サイドスーパーとして活用できる
Step2.3.で作成したヴェイパーウェイブテキストの活用
- 白文字で情報を補足したり背景を変更すれば、オープニングやキャッチとして活用できる
動画編集ソフトFilmoraを使ったサイバーパンクテキスト、ヴェイパーウェイブテキストの作成方法と活用方法を紹介しました。少し手順が多いですが、一度作れば文字を入力し直して何度でも使えるので、是非チャレンジしてみてください。