- Part1:教育現場におけるパソコンの普及
- Part2:遠隔教育に使えるChromebook向け動画編集・制作
- Part3:授業動画におすすめのChromebook向け無料動画編集ソフト
- Part4:幼稚園児から大学生まで使える動画編集ソフト
- Part5:教育現場におすすめのChromebook用動画編集ソフト5選
Part1:教育現場におけるパソコンの普及
文部科学省の指導するGIGAスクール構想をご存じでしょうか?
小中学校の生徒・児童一人に一台の学習用パソコンを用意するという構想です。国からのパソコン購入補助金が1台45000円ということもあり、2021年3月時点での普及状況は、WindowsPCとiPadが約30%、Chromebook(クローム ブック)が40%強となっているようです。授業での利用方法としては、調べものをするときの検索利用や、ネットワークを使った遠隔授業、制作物の発表等、多岐にわたる使用を検討しているようです。どの端末にもワープロ、表計算などの基本的なソフトはメーカーから無償で提供されているようです。
Part2:遠隔教育に使えるChromebook向け動画編集・制作
このような状況のなか、授業資料としてのコンテンツは各業者が制作すると思われますが、教師が独自に作る資料としての写真・画像・動画は必然的に需要を増し、それを編集するためのソフトが必要になってきます。また生徒・児童が独自に制作する発表物として、以前は作文や絵画や音楽発表だったものが、将来的には、デジタルコンテンツが主流になる可能性があります。例えば、簡単なプログラミングによるソフトやアプリであったり、youtuberの真似をした動画作成であったり、グラフィックを利用したデジタルアート等が考えられます。ただ、こういった制作をするためには個々人の持つ端末ではスペックが弱いので、課外授業等でそれぞれの持つ端末と、パソコン室にあるスペックの高いPC等との組み合わせで作られることになると思います。
そうした制作につながる手法としての遠隔教育のために、スペックの低い端末においても動作可能な、写真・画像・動画を編集できるソフトは必要になってくることと思います。それでは今回は、教育現場で主流になる、Chromebook(クローム ブック)で利用できる動画編集ソフトにどんなものがあるのかを見ていきたいと思います。
Part3:授業動画におすすめのChromebook(クローム ブック)向け無料動画編集ソフト
授業動画におすすめのChromebook(クローム ブック)向け無料動画編集ソフトは、Filmoraです。
Filmoraは高度なカラーグレーディングを使うことにより、動画全体の見やすさを向上させ、オーディオ編集においても、ノイズ除去機能や音声のボリュームやバランス調整、またキーフレームを使いシーンに合わせたボリューム調整も可能なので、授業に最適なテーマで動画編集をすることが可能です。また、動画編集に慣れていない先生でもFilmoraは、元々直感的な操作画面に加え、使い方で疑問が生じた時にはネットで検索すると、オフィシャルのチュートリアル動画が数限りなくありますので、問題解決にぴったりの動画がすぐに見つかります。オフィシャル以外にもyoutuberがアップしているFilmoraの動画も多くありますので、参考になることでしょう。
最新バージョン Filmora(フィモーラ)
- 基本的な機能:分割、クロップ、動画の回転、スピード調整、クロマキー合成
- エフェクト・エレメント・トランジッション・タイトル・テキスト・BGM等の追加
- 高度編集:キーフレーム、モーショングトラック、オーディオダッキング、カラーマッチ
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!Chromebook(クローム ブック)動画編集に最適!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
教育現場におすすめのChromebook(クローム ブック)用動画・画像編集ソフト
幼稚園児から大学生まで使えるChromebook(クローム ブック)に最適な動画編集ソフト
Chromebook(クローム ブック)に最適な画像・動画編集ソフトを選ぶというのはなかなか難しいことだといえます。動画編集ソフトFilmoraは高度なカラーグレーディングを使うことにより、動画全体の見やすさを向上させ、オーディオ編集においても、ノイズ除去機能や音声のボリュームやバランス調整、またキーフレームを使いシーンに合わせたボリューム調整も可能なので、授業に最適なテーマで動画編集をすることが可能です。また、動画編集に慣れていない先生でもFilmoraは、元々直感的な操作画面に加え、使い方で疑問が生じた時にはネットで検索すると、オフィシャルのチュートリアル動画が数限りなくありますので、問題解決にぴったりの動画がすぐに見つかります。オフィシャル以外にもyoutuberがアップしているFilmoraの動画も多くありますので、参考になることでしょう。
特徴:初見である程度の編集作業ができるほどに解りやすいインターフェイスが最大の特徴で、プレビュー画面、編集画面ーライブラリー、タイムライン、とツール類の配置が絶妙に理解しやすく作られています。初めて利用するときに嬉しいのが、エフェクトやトランジッション、タイトル、BGM等の利用頻度の高い、フリーで使える素材が数百種類も搭載されていることです。それだけでも十分な数があるのですが、それで対応できない場合はWeb上からFilmstockで更に多数のフリー素材をダウンロードできるので、素材探しの時間を大幅に短縮できます。
Chromebook(クローム ブック)用動画編集ソフトで授業動画を編集してみよう
関連記事:簡単お手軽にyoutubeにアップロードするならこのソフト!便利な動画ソフトFilmora
Part5:教育現場におすすめのChromebook用動画編集ソフト5選
#オススメ動画編集ソフト②:WeVideo
特徴:オンラインで動画編集ができる海外製のソフトです。無料版と有料版があり、無料版では出力動画にウォーターマークが入ります。基本的な編集機能が搭載されていて、完成した動画はSNSに投稿することができます。インターフェイスが英語なので、英語教育の一環と考えるのであれば良いかと思います。
#オススメ動画編集ソフト③:ロイロエデュケーション
特徴:教育機関向けに重点を置いて開発された、動画編集ソフトです。もちろんChromebook(クローム ブック)動画編集にも対応しています。タブレット端末で利用することができ、撮影から編集までを一貫して行うことが可能です。NHKクリエイティブライブラリーの素材をwebから接続してダウンロードできます。
#オススメ動画編集ソフト④:PowerDirector
特徴:CyberLink社の販売する動画編集ソフトです。Chromebookで利用可能で、Windows版やMac版と同様の作業環境が得られます。テンプレート素材が豊富なので、教材としても、教育用動画の編集にも使いやすいソフトと言えるでしょう。
#オススメ動画編集ソフト⑤:Kine Master
特徴:iPhone,iPad,Android,chromeOSで動作可能なChromebook(クローム ブック)向け動画編集ソフト(アプリ)です。基本的な動画編集機能を搭載していて無料でも利用できますが、出力時にウォーターマークが残るのと、広告が出るので、それらをクリアしたければ有料化が必要です。
便利な動画編集ソフトで教育現場をデジタル化
教育現場でのパソコンの利用率において、数年前の日本は、OECDの中でも最下位に近い状況にありました。
しかし、2020年にGIGAスクール構想が発案され、コロナ禍で通常授業ができない状況の中、小中学生へのパソコンの普及が急激に進んでおります。パソコンというハードウェアだけが行きわたっても、コンテンツが不足するようだと目詰まりになってしまうので、文部科学省からは、パソコンやインターネットの活用例やコンテンツに対する様々な指針も出されています。
その中には、表現・制作として、「写真・音声・動画を用いた多様な資料・作品の制作。」などがあげられています。動画編集は、すべての授業における教材制作として、あるいは生徒が発信する表現手段としても、利用頻度が高くなっていくことと思います。Filmoraは教育現場で使用する動画編集ソフトとしてお役に立てることでしょう。