動画の向きを変える
動画の向きを変えることは、視聴者の目線に変化を与えます。躍動感のあるシーンにしたい場合や、不思議な空間を演出したい場合など、動画の向きを変えることでより印象的な映像に仕上がります。
今回は動画の向きを変える方法と、おすすめのソフトをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Part1:動画の向きを変える2つの方法
動画の向きを変える方法はいくつかありますが、そのうちの2つをご紹介します。
②テキストにシャドウや枠、背景を付ける
コントラストに大きく影響されずにテロップ表示させたい場合は、テキストにシャドウや枠、背景を付ける方法がおすすめです。文字を強調し、より視認しやすくします。濃い色で強調し過ぎると動画に集中できなくなるため、バランスの良い色合いで調整しましょう。
時計回り・反時計回りに回転させる方法
1つ目の方法は、ポップアップメニューから向きを変える方法です。タイムライン上で向きを変えたいクリップを選択 > 右クリックでポップアップメニューを表示 > 「時計回り90°回転」または「反時計回り90°回転」を選択します。同じ方向に回転を繰り返すと、90° → 180° → 270° → 元通りと回転していきます。
プレビューウィンドウで自在に向きを変える方法
2つ目の方法は、プレビューウィンドウで向きを変える方法です。プレビューウィンドウは、編集中の状態をリアルタイムで見せるだけではなく、動画の向きを変えることもできるエリアです。
向きを変えたい動画をプレビューウィンドウに表示したら、動画をクリックして選択 > 動画の上部中央にマウスを持っていきます。[回転矢印] が表示されたら、マウスを左右に動かして自由に向きを変えましょう。
応用として、動画の一部分だけ向きを変えたい場合は、タイムライン上でその部分だけクリップを分割してから向きを調整することもできます。
また、反転して向きを変えるには、クリップをダブルクリック > [変形] > [反転] で「左右反転」または「上下反転」をクリックします。どのように向きを変えたいのかによって回転方法を選択すると作業がしやすいですね。
Part2:動画の向きを変えることができるおすすめソフト8選
ここでご紹介するソフトは、高機能なものばかり。無料ソフトもありますので、実際の編集画面や操作性を確認して自分に合ったものを見つけるとよいでしょう。
Filmora
最新バージョン登場!Filmora X(フィモーラ)
- レンズ補正、動画の向きを変え、動画トリミング、動画テロップ挿入、音声調整
- キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー合成、タイトル挿入、字幕編集
- PIP(画面分割)、無音検出アドオン、ARステッカー、AIポートレート
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
No.1 PowerDirector
特徴:レイヤーやシェイプなどをブレンドして芸術的な作品に仕上げたいときにオススメのソフトです。
No.2 DaVinci Resolve
特徴:タスク専用のワークスペースで編集作業ができる、操作性を追求した高機能な動画編集ソフトです。
No.3 Shotcut
特徴:シンプルながら十分な機能を搭載。使用履歴や操作履歴で過去に使用した動画を迷うことなく選択できる便利な機能もあります。
No.4 Nero Video
特徴:「ワンクリックビデオストーリー」機能を使えば、動画をテーマに当てはめるだけでプロのような仕上がりになります。
No.5 VideoPad
特徴:一般的な動画フォーマットに対応しており、機能が充実しながらも軽快に動作します。
No.6 VideoProc
特徴:Web動画、ゲーム実況などの録画機能が充実しています。また、シンプルなインターフェイスで初心者でも手軽に動画編集することができます。
No.7 Magix Movie Edit Pro
特徴:プレビュー画面が大きめに設計されており、エフェクト&テンプレートを数多く搭載しているので簡単に動画編集が行えます。
No.8 Aviutl
特徴:動画連結、テロップ入れ、トランジションなど基本的な編集機能に加え、豊富なプラグインで機能を拡張することができます。
今回ご紹介した方法は、スマホなどで撮影した写真や動画の向きを変えるときにも使えます。写真や動画の数が多いほど、向きを揃えると格段に見やすくなります。ぜひ試してみてください!