動画に字幕テロップを入れよう
編集した動画をSNSや動画サイトにアップするなら、文字を入れるとより視聴者が見やすい動画になります。文字が挿入されている動画を目にすることが多いと思いますが、どうやって編集しているのか知っていますか。ここでは、Filmoraでの字幕テロップの入れ方とコツを紹介していきます。初心者の方でも簡単に文字を入れられるようになるので、ぜひ参考にしてください。
動画を作成するときに文字を入れると、動画の内容がより理解しやすいものになります。例えば、音声が聞き取りづらい動画に文字を入れると、動画を快適に閲覧できます。また外国語の字幕を入れることで、海外の人も閲覧できるようになります。視聴者に動画を長く視聴してもらうために、字幕テロップは欠かせません。Filmoraを利用すれば、動画編集初心者の方でも簡単に字幕テロップを入れることが可能です。
Part1:セーフゾーンを表示させる
Filmoraで字幕テロップを入れる前に、セーフゾーンを表示してから編集するのが良いでしょう。セーフゾーンとは、セーフティエリアや安全フレームとも呼ばれる画面の範囲のことです。このエリア内に文字を入れれば、パソコンやスマホ、タブレットなど動画を再生する端末が変わっても問題ありません。セーフゾーンを意識してテロップを挿入すれば、収まりよく文字を表示させられるのです。
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字幕テロップの入れ方と押さえておくべきコツ
Step1.セーフゾーンを表示させる
Filmoraでセーフゾーンを表示する場合は、プレビュー画面を右クリックするか、画面上部の「表示」から「セーフゾーンを表示」を選びます。セーフゾーンを表示したまま動画を作成しても、エクスポートする動画には表示されないので安心してください。
Step2.セーフゾーンを使って文字を挿入する
画面上に2つの枠が表示されます。外側の枠のアクションセーフは画面の90%、内側の枠のタイトルセーフは画面の80%です。見切れてほしくない文字情報は、タイトルセーフ内に収めるのが良いでしょう。
Part2:Filmoraで簡単テロップ編集
ここからは、Filmoraでの字幕テロップの入れ方を解説していきます。
Step1.タイトルテンプレートを挿入する
画面上部の「タイトル」タブをクリックし、好きなデザインのテンプレートを選びます。タイムライン上にドラッグ&ドロップすれば、動画にテキストを表示できます。繰り返し使いたいタイトルテンプレートは、サムネイル右上のハートマークをクリックするとお気に入りに追加できます。
Step2.テキストを編集する
クリップまたは画面上の文字をダブルクリックすると、動画に合わせてテキストを編集できます。テキスト編集画面に切り替わったら、動画に合ったフォントの種類・大きさを変更しましょう。
Part3:テロップ編集テクニック3選
基本的なテロップ編集に慣れたら、便利な編集テクニックを試してみてはいかがでしょうか。ここからは、テロップ編集に使えるテクニック3選を紹介します。
#レイアウトの調整方法
テキストクリップをダブルクリックして、画面上部の「ビデオ」タブから「変形」項目を選びます。この状態で文字を操作すると、クリップ全体のテキスト情報を調整することが可能です。
#トランジションの追加
テキストにトランジションを適用させると、動きのある文字に編集することが可能です。トランジションの中には、文字だけに反映されるものと、背景を含めたクリップ全てに反映されるものがあります。動画の雰囲気に合わせて、様々なエフェクトを使ってみてください。
#テキストクリップの長さ調整
タイトルテンプレートを挿入する際、動画に合わせてテキストクリップの長さを変えて使うことがほとんどです。テキストクリップのデフォルトの長さのまま使うことはあまりないでしょう。テキストクリップの端にマウスのカーソルを合わせると、左右にドラックするだけでクリップの長さを自由に調整できます。
字幕テロップは動画編集に必要なテクニック!
字幕テロップは、動画編集に欠かせないテクニックの一つです。動画にテロップを挿入したいなら、操作性の良いFilmoraがおすすめです。動画にテロップを挿入するだけで、動画の完成度が高まるはずです。まずは、今回紹介したテロップの基礎知識とテロップの入れ方を覚えましょう。基本的なテロップの入れ方を身につけたら、より高度なテクニックを学んでみてはいかがでしょうか。