動画エフェクト
動画に「エフェクト」=効果をつけることで、非現実的な世界観を表現したり、より印象的な映像に仕上げたりすることができます。Filmoraには、エフェクト、エレメント、トランジションなど動画エフェクトに役立つ機能が多数搭載されています。その中から今回は、Filmoraのエレメントを使って “光る魔法の杖” を表現する方法をご紹介します。撮影方法や、詳しい編集手順も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Part1. 光る魔法の杖を演出・撮影する方法
魔法の杖が光るまでの過程をイメージしながら撮影していきましょう。
事前準備
- カメラは三脚などで固定するか、安定した場所に設置してフレームがブレないようにします。
- スタジオの天井に対してライトを当てて明るさを低めに設定。月明かりのようにぼんやりとした光に設定します。事前準備が終わったら、被写体を撮っていきましょう。
撮影方法
裏方が被写体の隣に立って光を扱うので、その人がフレームに入り込まないように確認してください。ここでは、魔法の杖が光ったようにみせるために、小型のLEDライト(小さめのライトでOK)を使用します。あとは、魔法の杖が光る瞬間にLEDライトを点灯させて、杖の動きに合わせてLEDライトを移動させればOK!LEDライトの光はあまり明るすぎないようにして、光源がフレームに映り込まないように注意しましょう。これで必要なクリップが完成。Filmoraにインポートして編集していきましょう。
Part2. 無料動画編集ソフトで魔法エフェクトをつける方法
- カラー補正、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- 動画カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- 縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- 初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- 動画編集をもっと簡単に!
- 動作環境
- CPU:Intel i5以上のマルチコアプロセッサ、2GHzかそれ以上
- GPU::intelHDグラフィックス5000以上またはNVIDAGeForceGTX700以上
- メモリ:4GB以上が必須で、HDや4Kの動画を扱う場合は8GB以上が必要
- ディスク容量:10GB以上の空き容量が必要
光魔法エフェクトの付け方を解説
Step1.さきほど撮影したクリップを1つ目のビデオトラックに追加します。
Step2.エレメント > Filmstockから「キラキラパック Vol 3」のエレメント「Bling Bling Element6」を選択して2つ目のトラックにドロップします。[再生ヘッド] を移動しながらエレメントを再生。光が完全にフェードアウトする位置を見つけたら [ハサミ] でカットして余分なクリップを削除します。
Step3.[再生ヘッド] を動かして、エレメントが一番明るくなる位置で右クリック > 「フリーズフレームを追加」を選択します。これで魔法の杖の明るい光をフリーズさせることができました。
Step4.タイムライン上で魔法の杖が光り始めるタイミング(=撮影時に暗闇でLEDライトを点灯させたタイミング)を探します。
このタイミングにトラック2のエレメントを移動させ、魔法の杖の光が点いたときにフリーズフレームが開始するように配置。トラック1と2の終点の長さを調整すればキーフレームを追加する準備の完了です。
1つ目のキーフレームを追加する
Step1.トラック2のエレメントをダブルクリック > 画面左上の [アニメーション] > [カスタマイズ] を選択します。
Step2.タイムライン上で魔法の杖の光り始めるタイミングに [再生ヘッド] を移動 > カスタマイズ画面の [追加] をクリックします。これで1つ目のキーフレームが追加されました。
Step3.プレビューウィンドウで確認しながらエレメントを魔法の杖の先端に移動しましょう。
キーフレームを増やしてスムーズな動きにしよう
Step1.さらに [再生ヘッド] を右に移動しながら、エレメントが魔法の杖の先端からずれたタイミングでキーフレームを追加。さきほどと同じ要領でエレメントの位置を調整します。
Step2.この作業をクリップの最後まで繰り返していきます。キーフレームを増やして微調整するほど、スムーズな動きにすることができます。