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mp4は多くのパソコンだけでなく、その他様々なデバイスでも再生できる形式であり、汎用性が高いことでも知られています。しかし、今までは問題なく再生できたにもかかわらず突然再生できなくなったという声は少なくありません。ここでは、mp4動画ファイルが再生できない原因と、再生できなくなったファイルを修復するソフトのランキングを紹介します。
mp4動画ファイルをSDカードに保存して、パソコンで再生している人も多くいます。保存できる容量にもよりますが、種類によっては多くの動画を保存できるものも販売されています。しかし、SDカード内のデータがいつまでもそのままであるとは限りません。突然、カード内のデータがなくなることもあるのです。その原因は、以下の通りです。
SDカードそのものに何らかの衝撃が加わったり、折れ曲がったりすることでデータがなくなることがあります。また、水没や加熱などでもデータを正常に読み書きできなるため、このような事態に見舞われた時にはデータがなくなる可能性が高くなります。さらに、パソコンへの着脱を繰り返すことも、物理的障害になります。自身では的確な手順で着脱を行っているつもりでも、着脱を繰り返すとコネクタ部分にダメージが加わりそれが蓄積することで接触不良を起こすこともあるのです。
SDカードのデータがなくなるのは、衝撃が加わるだけではありません。例えば、データを書き込んでいる最中にカードを無理やり抜いた場合や、SDカード自体は問題ないが挿している機器の不良で強制的にカードの起動が停止した、などが挙げられます。このように、SDカードをいい加減に扱ったり、挿している機器に問題が発生した場合にもカード内のデータがなくなることがあります。
再生できないmp4ファイルを修復できるソフトは、いくつかあります。その中でも人気ランキング第1位が、「ビデオ修復」という機能がある「Recoverit」(リカバリット)です。定期的に新バージョンが公開されているRecoveritは、2003年に発売されてから多くの人の支持を得てきました。初心者でも使いやすいように設計されており、パソコンのゴミ箱を復元したり誤って削除してしまったファイルの復元、外付けデバイスの復元など幅広いデータを復元することができます。その中でも特に注目されているのが、mp4動画を修復できる点です。無料でも利用できますが、有料版に比べて使用できるデータ容量が制限されていることに注意しなければなりません。
人気ランキング第2位が、「BandiFix」です。このソフトは起動させてから修復したい動画を選択して、修復が完了するのを待つだけなので基本的には誰でも使えるという特徴があります。mp4動画の修復にも利用できますが、Recoveritほど幅広い形式に対応していない点がデメリットと言えます。ランキング第3位が「VLC Media Player」です。海外のソフトではあるものの、日本語選択をすれば日本語で表示されます。コーデックが内蔵されていることから、簡単に動画を再生できるのが特徴です。修復機能は高評価なのですが、設定を誤るとソフトそのものが起動しなくなるというデメリットも存在します。解決方法も明らかにされていますが、知らないと十分に利用できない可能性があるため注意が必要です。ここで紹介したソフトにはデメリットが存在しますが、mp4動画を修復するという点では問題ないと言われています。
これから、Recoveritを使って再生できないMP4動画ファイルを再生できるようになる修復手順について説明します。
Recoverit をインストールします。メイン画面が立ち上がったら、「ビデオ修復」を選択して、「開始」ボタンをクリックしましょう。
「追加」ボタンまたは「ビデオを追加して修復を開始する」ボックスをクリックして、修復したいMP4ファイルを選択します。
ソフトに再生できないMP4ファイルを追加が完了したら、「修復」ボタンをクリックしましょう。このボタンをクリックしたら、データの修復が開始されます。
簡単な3つステップだけで再生できないMP4を修復できます。MP4が再生できないことを困った時に、試してみてください!
ここでは、いくつかの修復ソフトを紹介してきました。どのソフトもmp4動画を修復できますが、特に簡単で復元率が高いと評判なのが「Recoverit – 強力なWindowsのデータ復元ソフト」です。破損したデータでも特許取得済みの技術を駆使して断片を収集し、完全な状態で復元することができます。上述の通り有料版ならば容量の制限はありませんが、無料と言っても十分な復元は可能です。
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