Time MachineはMac OSに標準搭載されているバックアップシステムで、不慮の事故でファイルを喪失してしまった場合や、万が一Macが壊れてしまって交換しなければいけないときに、バックアップされたファイルもしくはシステム全体を復元することができるシステムです。
また、MACを新しく買い替える際、古いMACのデータをそのまま新しいMACに移行させる時にも、Time Machine機能で簡単にバックアップできますし、自動的にバックグラウンドで、更新されたファイルだけを差分バックアップすることができるので、重宝します。
外付けのストレージデバイスさえあれば、Time Machineでバックアップが可能で、過去24時間分の前時間のバックアップ、過去1ヶ月分の毎日のバックアップ、過去のすべての月の1週間のバックアップを自動的に作成してくれます。Time Machineで指定しているディスク容量が一杯になった場合は一番古いバックアップから削除されます。
外付けのストレージデバイスの容量は、最低でもバックアップするディスクの合計と同じ程度必要です。下記はTime Machineのバックアップ方法ご紹介する
Step1.外付けストレージデバイスを接続
Step2.メニューバーのTime Machineメニューからアイコンをクリックし、環境設定を開く
メニューバーでTime Machineのアイコンが無い場合、メニューで「システム環境設定」を開き、Time Machineをクリックする
Step3.「バックアップディスクを選択」をクリック
Step4.「ディスクのリスト」で用意した外付けストレージデバイスを選択し、「ディスクを使用」をクリック
Step5.設定後は外付けのデバイスを繋ぐと自動的にバックアップが行われる
Time Machineのバックアップから、誤って削除してしまった必要なファイルやデータを元に復元することができます。
Step1.復元したいファイルを保存した場所を開き、Mac上部メニューの「時計」アイコンをクリックし、「Time Machineに入る」を選択
Step2.右側サイドにある時間軸から復元したいファイルがあった「日付」を選択
Step3.フォルダの右側にある「時間」を調整し、無くしたファイルを探す
Step4.復元したいファイル・フォルダを選択後、下部の「復元」ボタンをクリックすると復元完了
万一、外付けデバイスを落としたり、バックアップがうまく取れていなかった場合でも、データ復元ソフトRecoveritのMac版を使えば、以下の手順で誰でもスムーズにMacの内臓HDDを復元することが可能です。
Step1.Recoveritの起動。消えてしまったデータが保存されていたHDDや外付けデバイスを選択
Step2.復元したい場所をクリックするとスキャンが開始される
Step3.スキャン後、復元したいファイルをダブルクリックしてプレビューを行う
step4.そのファイルで良ければ復元ボタンをクリックして完了
データ復元ソフトRecoveritは、パソコンやHDD、SDカードやUSBなどの様々な端末において発生したデータ損失を素早く復元することができます。文書や画像、音楽やビデオファイルだけではなく、電子メールにも対応することが可能です。無料版でも、多種多様な形式のファイルに対応し、データ容量は100MBまで対応できます。
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