仕事でエクセルを使用していると、保存したはずの重要なエクセルファイルが見当たらない、誤って削除してしまった、などのトラブルにたびたび見舞われます。ファイルが見当たらない場合は、使用履歴を検索するとわりと見つかりますが、ファイルを完全削除してしまったり上書き保存したりすると復旧するのにデータ復元ソフトが必要になることもあります。
重要なエクセルファイルを誤って削除してしまった場合、多くの人は非常にショックを受けるでしょう。しかし、エクセルにはデータを復元する機能がいくつか備わっています。例えば、エクセルは10分おきに自動保存されるので、万が一、エクセルが強制終了しても、もう一度ファイルを開くとデータが自動的に回復することもあります。また、データを間違えて上書き保存してしまっても、エクセルのファイルタブの「バージョンの管理」から戻したい日時のデータを選択することで元に戻すことが可能です(エクセル2010以降)。
ですが、どうしてもデータが復旧できない、または最後に保存してから時間がたちすぎている場合は、データ復元ソフト「Recoverit」を使ってデータを確実に復元するのがおすすめです。この記事では、紛失したデータを回復する方法について紹介します。
最近使ったエクセルファイルの一覧を確認しても目的のファイルが見つからないとき、その原因としてまず考えられるのが、誤って「Shift+Del」キーを押してしまった、またはファイルを削除し、そのままごみ箱を空にしてしまった、などの人為的なミスです。特に「Shift+Del」のショートカットキーは、ごみ箱を経由せずに指定したファイルを完全に削除してしまうので、ついうっかり押すことがないよう、注意する必要があります。
そのほか、エクセルを編集したのに保存しないで終了してしまった、誤ってデータを上書き保存してしまった、などもよくあることです。エクセル2010以降のバージョンでは、保存されていなかったデータを復元したり、ファイルのバージョンを管理したりできるようになったので、特別なデータ復元ソフトを使わなくても復旧することは可能です。ただしこの方法は、最後にファイルを保存した日から数日間しか使えません。
また、ウィルスの感染や強制終了でエクセルファイルが破損すると、ファイル自体が開けなくなります。この場合、ファイル名を指定して「開く」のダイアログから「開いて修復する」を選択すると破損したファイルを復旧できます。ただし、パソコンのOS自体がクラッシュしていた場合は、この方法は使えないので、パソコンのHDDを別のパソコンに繋ぐ、データ復元ソフトを使う、などの方法でデータを復旧する必要があります。
様々なデータ復元ソフトがありますが、とにかく簡単にデータの復旧をしたい時におすすめなのがRecoveritです。Rcoveritはwindowsとmacに対応したデータ復元ソフトで、hddやSDカード、USBメモリなどのデータを簡単に復元することができます。画像、動画、メールなど550以上のデータ形式に対応しているので、パーティション紛失によって失われた数々のデータを復元できる可能性があります。
「削除したファイルの復元」や「ごみ箱復元」、「ウィルスによる消えたデータの復元」などの項目が並んでいるので、データが削除された原因に合わせて項目を選択します。
エクセルファイルを復元する方法はいくつかありますが、使用しているエクセルのバージョンによっては、自動保存やバージョン管理の機能が備わっていないこともあります。その点、データ復元ソフト「「Recoverit」」は、誤ってファイルを削除してしまった場合でも、簡単にデータを復元できます。重要なエクセルファイルを削除、または破損した場合の備えとして「Recoverit」を導入してみてはいかがでしょうか。
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