いらないパソコンのデータやファイルは、削除をするのが基本です。しかし一度削除したデータなどが必要になり、元に戻したいと思った人もいるはずです。特に間違って削除してしまって、どうしたら良いのか悩む人もいるでしょう。基本的に削除したファイルでも、元に戻すことができます。そこでこの記事では、削除してしまったデータを元に戻す方法を説明していきます。
Windows 10でパソコンのファイルやデータをゴミ箱から復元する方法はいくつかあります。復元方法はそれ程難しくないため、一度覚えてしまえば簡単に元に戻すことができるでしょう。
・ ゴミ箱アイコンをクリック
・ 復元したいファイルを選択
・ 右クリックをして「元に戻す」を選択
ステップ1 ゴミ箱アイコンをクリック
基本的にファイルやデータなどを削除すると、削除したデータはゴミ箱の中へ移動していきます。削除したデータ等は、ゴミ箱の中を見れば確認ができるので復元することも簡単です。もし、削除したデータを元に戻したいなら、まずはデスクトップ上にあるゴミ箱アイコンをダブルクリックして開きます。
ステップ2 復元したいファイルを選択
ゴミ箱の中に削除されたファイルなどが一覧で表示されます。しかし、ゴミ箱の中を一度も整理したことがない場合は、今までの削除したデータがすべて残っているでしょう。もしゴミ箱にあるファイル等が多すぎて元の戻したいファイルが確認できないなら、検索機能を使ってデータを捜すことができます。そして復元したいファイルが見付かったら、そのファイルを選択します。
ステップ3 右クリックをして「元に戻す」を選択
復元したいファイルを選択したら、右クリックをして「元に戻す」をクリックします。そうすれば、そのファイルが元にあった場所へ復元してくれます。
・ ゴミ箱アイコンをクリック
・ 管理タブをクリックする
・ ゴミ箱を殻にするをクリック
ステップ1 ゴミ箱アイコンをクリック
まずはデスクトップ上にあるゴミ箱アイコンをダブルクリックして開きます。今まで削除したすべてのファイルを一覧で表示してくれます。もし今まで一度もゴミ箱を空にしたことがないなら、かなりの数のファイルが表示されているでしょう。
ステップ2 管理タブをクリックする
ゴミ箱を開いたら、「管理タブ」をクリックします。すると「管理」リボンが表示されます。「管理」リボンにあるのは、ゴミ箱を空にするボタンだけではありません。すべてのファイルを元に戻すボタンもあるため、間違ってクリックしてしまうとゴミ箱の中にあるファイルがすべて元に戻ってしまうので注意が必要です。
ステップ3 ゴミ箱を殻にするをクリック
「管理」リボンに表示されている「ゴミ箱を空にする」をクリックします。すると完全に削除するのかどうかの確認が表示されるので、「はい」をクリックします。そうすればゴミ箱の中にあるデータファイルは、完全に削除されるでしょう。
ゴミ箱の中身を完全に削除してしまうと、復元するのはとても大変です。しかし、方法がまったくないわけではありません。
「Recoverit(リカバリット)」を利用すれば簡単に復元ができます。しかもドライブの問題やウイルス攻撃、クラッシュなどのエラー等で損失したファイルにも対応しています。もちろん、ドキュメントから音楽、写真やビデオなどのファイルも元に戻せるので便利なフリーソフトと言えるでしょう。もし、間違って重要なファイルを削除してしまったなら、「Recoverit」はおすすめです。
「Recoverit」をインストールして、メイン画面から「ごみ箱」を選択します。また、「ごみ箱」のスキャンが自動的に始まります。
スキャンが完了できましたら、ゴミ箱から完全に削除したデータを選択して、復元ボタンをクリックします。
保存するためパスを選択して、また「復元」ボタンをクリックし、データの復元が開始します。
「正常に復元しました」画面が表示され、復元が完了できます。
いらないと思って削除したファイルでも、後で必要になって探した経験もあるでしょう。ゴミ箱の中にあるならすぐに元に戻せますが、空にしてしまうとファイルを見つけるのは難しくなります。しかし、フリーソフトの「Recoverit – 強力なWindowsのデータ復元ソフト」であれば、そういったデータも元に戻せるので便利です。ゴミ箱も空にしてしまって諦めていたなら、一度「Recoverit」を試してみるのも良いでしょう。
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