Macでうっかり操作ミスをしてしまい、必要なファイルをゴミ箱に入れてしまうこともあるでしょう。大切なデータだったから何とかして取り戻したいと思ったときにはどうしたら良いのでしょうあ。この記事ではMacのゴミ箱からデータを復元する方法を説明します。ゴミ箱を空にしてしまったときの対策方法も紹介するので参考にして下さい。
誤って必要なデータをゴミ箱に入れてしまったときにはつい慌ててしまうかもしれませんが、実はその時点ならまだ焦る必要はありません。Macではゴミ箱に入れたデータはすぐにコンピューター上から削除されてしまうわけではないからです。ゴミ箱に入れてしまった後に、ごみ箱を空にするとデータが削除されます。このことを念頭に置いて、色々なファイルをゴミ箱に入れた後、必要だったデータだけ復元し、残ったいらないファイルは全て削除する手順を確認しておきましょう。
まずはゴミ箱の中から必要なデータを選んで復元する方法を紹介します。必要なファイルを元々あったフォルダの中に戻す手順を見てみましょう。
1. Dockのゴミ箱をクリックしてゴミ箱を開きます。
2. ゴミ箱の中から復元したいデータを探します。
3. データを選んで右クリックし、「戻す」を選んで元に戻します。
また、ごみ箱に入れてしまったファイルやフォルダは元のディレクトリに戻すこともできますが、好きなフォルダに復元することも可能です。この場合の作業手順は以下の通りです。
1. データの復元先にしたいフォルダをFinderで開きます。
2. Dockのゴミ箱をクリックしてゴミ箱を開きます。
3. ゴミ箱の中から復元したいデータを探します。
4. 復元したいデータを希望する復元先のフォルダにドラッグアンドドロップします。
もうゴミ箱の中には不要なデータしか残っていない状況になったらゴミ箱を空にすることでハードディスクの容量を確保できます。ゴミ箱を空にするにはいくつか操作方法がありますが、簡単なのは次に示す手順で行う2つの方法です。
ゴミ箱を空にする方法①
1. デスクトップにあるゴミ箱のアイコンを右クリックします。
2. 表示されたコンテキストメニューから「ゴミ箱を空にする」を選びます。
3. 削除するかどうかを聞かれるので実行します。
ゴミ箱を空にする方法②
1. Dockのゴミ箱をクリックしてゴミ箱を開きます。
2. メニューバーの「ゴミ箱」を選択して、「ゴミ箱を空にする」を選びます。
3. 削除するかどうかを聞かれるので実行します。
Macのゴミ箱に入れてしまっただけならデータを復元するのは簡単です。しかし、ゴミ箱を空にするとゴミ箱の中から消えてしまって取り戻せなくなってしまうでしょう。Macには「確実にゴミ箱を空にする」というメニューもあってデータを完全に削除することが可能です。しかし、後からゴミ箱の中に必要なデータがあったのを思い出すこともあります。この際にもう復元できないというわけではありません。データ復元ソフトを使用すればMacのゴミ箱を空にしてしまった後でもデータの復元が可能です。
「Recoverit(リカバリット)」はこのようなときに有用なデータ復元ソフトです。簡単な操作で高い精度の復元ができるのがRecoveritの特徴で、ゴミ箱を空にしてしまったときでも必要なデータを選んで復元できます。Macで快適に動くソフトなので、うっかりしてしまったときにはRecoveritを使ってみましょう。
Macに「Recoverit」をダウンロードして、削除したSafariの検索履歴の元の保存場所を選択します。「開始」をクリックして、選択した場所のスキャンを始まります。
スキャンが完了できましたら、復元したいMacでSafariの検索履歴を選択して、復元ボタンをクリックします。
保存先を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、Safariの検索履歴の復元が開始します。
「正常に復元しました」画面が表示され、復元が完了できます。
Macでゴミ箱に入れてしまっただけのデータはゴミ箱の中から簡単に復元できます。しかし、ゴミ箱を空にしてしまうとデータを取り戻すのは困難になるので注意しましょう。しかし、そのようなときでもRecoveritを使えば必要なデータを探して復元することが可能です。気軽に使えるソフトなので、データの復元をしたいときには「Recoverit – 強力なMacのデータ復元ソフト」を活用してみましょう。
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