DVDのオーサリングソフトは様々なメーカーから発売されていてどれを選べば良いのかわからないという人も多いでしょう。この記事では、オーサリングソフトの5商品ピックアップし、機能や特徴などについて紹介していきます。その中、DVD Memoryをお勧めです。
ImgBurnソフトは、オーサリングソフトというよりは無料で使用することが出来るライティングソフトです。LIGHTNING UK!氏が作成したソフトで、2013年で更新が停止されているためWindows10は公式にはサポートされておらず、公式的にはWindows8までに対応しています。ただし、8.1以降のOSでも利用は可能と言われています。
機能としては、DVDやBlu-rayといったビデオ作成、音楽CDなど以外にも、ブータブルディスク作成や指定したディスクの内容をイメージファイルで丸ごとコピーすることが可能など高機能です。オーサリングソフトにライティング機能がなかったり、ファイルシステム設定など細かく設定したい場合に重宝するソフトでしょう。
B's Recorderは1994年に誕生したソースネクストのライティングソフトです。B's Recorderはソースネクストの使いやすいツールB's シリーズの1つで、バージョンアップなどをしても操作方法だけは変更されておらず、新OSに対応など新バージョンになっても戸惑わずに使用が可能です。
そのため、愛用者が多く国産ライティングソフトとしては異例のシリーズ出荷本数980万本を突破しています。価格は通常版がダウンロード版で3,900円、通常版に加えガイドブックやフォトムービー作成ソフト、ウェブ動画録画ソフト、アンドロイドアプリなどが付いたGOLDが9,900円となっています。オーサリングは通常版で可能ですが、動画編集なども全て行うならGOLDなどといったようにニーズに合わせて選択が可能です。
DVD Flickは、Dennis Meuwissenが製作者の無料でダウンロードが可能なオーサリングソフトです。日本語版もあるため、わざわざ日本語パッチをあてることなく、日本語で利用することが出来ます。
DVD Flickは、シンプルでありながらもAVI、MPGといった20以上の動画ファイル形式からDVDデータを制作することが出来ます。字幕や音声の多重化、簡単なメニュー画面の作成などオーサリングソフトに必要な基本的な機能は備えており、初心者でも扱いやすいです。DVD Flickそのものでは、ISO変換やDVDへのライティングは出来ません。しかし、インストーラーにImgBurnが同梱されておりImgBurnと連携させることでDVD Flick一本でDVD制作を完結させることが可能です。
BurnAware Freeは、その名の通り無料で利用可能なCD・DVD・Blu-rayといった3メディアに対応したシンプルなライティングソフトです。WindowsXPからWindows10までに対応しており、64bit版でも問題なく動作します。また、ISOイメージの編集にも対応しており、イメージをディスクへライティングするだけではなくディスクからイメージを抽出することも可能です。
他にも、ディスクが正常に読み込めるかチェックする機能も搭載されているため、正常にライティングが出来ているかどうかのチェックにも役立つソフトとなっています。
DVD MemoryはWondershareのオーサリングソフトです。Windows10はもちろん、Macにも対応しているため幅広いPCで利用することが可能です。トリミングや様々な輝度調整などの拡張機能、ウォーターマーク追加などの充実した動画編集機能に、DVDメニュー作成では100種類以上のテンプレートが用意されている他、日本限定のテンプレートなどもあります。
DVDMemoryは無料で体験することが可能ですが、体験版はツールボックスの機能が大幅に制限されていたり、メニューテンプレートが少ないなど制限されているため、全ての機能を使うためには製品版が必要です。製品版の価格は、年間ライセンスが3,980円、永久ライセンスが4,980円、複数ライセンスは利用するPCの台数によって異なります。
DVDオーサリングソフトのTOP5を紹介してきましたが、同じオーサリングソフトでも機能など特徴が若干異なります。求める機能や価格など自分に合ったオーサリングソフトを手に入れて、売り物のDVDのように仕上げてみてはいかがでしょうか。
関連トッピクス
パスワードの回復またはリセット
パソコンを使ったYouTubeショート動画の作り方
MV・PVの作り方~キーフレーム応用編