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音楽を聴く媒体がレコードからカセットテープ、CD、MP3などのデータへと移り変わってきたように、映像もビデオテープからDVD、ブルーレイへと少しずつ変化しています。しかし、新しいものが出てきても古いものが突然なくなるわけではありません。自分は古い形式を使い続けるという人もいます。ただ、新しくて多くの人が使っているものを選んだ方が沢山の作品がリリースされますし、より新しい作品に出会うことができます。今回は、まだどちらも存在するDVDとブルーレイを比較するので、購入やレンタルする時の参考になれば幸いです。
光ディスクの規格の一つであり、DVDの後継です。2002年に策定された規格で、データの記憶容量はDVDの5倍以上あります。DVDの片面1層4.7GBに対して、ブルーレイの片面1層は25GBです。つまり、よりデータの大きい高画質かつ高音質の映像を記録できるということです。国内テレビ放送デジタル化の開始や家庭用ゲーム機の高画質化などにより、急激に普及しました。ブルーレイはDVDの後継ですが、まだDVDも利用できます。そして、ほとんどのブルーレイの録画・再生機器はDVDと互換します。
単純にそれぞれの画素数を比べると以下のようになります。
DVD 720×480
ブルーレイ 1920×1080
数字が大きくなるほど、高画質です。フルハイビジョンのテレビ番組をDVDに録画すると、かなり粗く見えるはずです。そんなことは気にしないという人はDVDで、ストレスが溜まって耐えられないという人はブルーレイで見るべきです。そして、この見にくさはテレビ画面の大きさに比例します。小さいテレビでは違いがほとんどなく見えても、大画面だと粗さが際立ちます。
どんなに丁寧に保管していても、経年劣化は避けられません。およそ10〜20年程度です。DVDもブルーレイもデータの書き換えが可能なディスクがあります。書き換えとは、入れたデータを消去して新しいデータを記録することで、これが何度もできます。DVDのDVD-RW、ブルーレイのBD-REなどは、1000回の書き換えが可能だそうです。
ブルーレイディスクは1枚ずつケースに入れ、収納棚などに立てて入れておきます。注意点としては、高温多湿を避け、重さなどの圧力がかからないようにします。そして、不織布のケースは絶対に使用しないことです。安くて使いやすいものですが、ブルーレイディスクの保管には向いていないです。理由としては、ブルーレイ記録面の保護層がCDやDVDに比べてとても薄く、少し傷がついたり変形したりしただけで再生できなくなるからです。ブルーレイディスクの保管は細心の注意を払って、専用のケースで行うべきです。
まずはソフトですが、ブルーレイとDVDが2枚組になったものが多くリリースされています。これらのほとんどは人気の映画作品です。どちらか一方だけの価格はDVDが1000円代から、ブルーレイが3000円代からです。この価格よりもっと安いものや高いものもあります。
ハード(再生・録画をする機械)はレコーダー限定で比較します。DVDレコーダーの新品は、ほぼないと言っていいと思います。新しくても中古でも数千円で手に入ります。ブルーレイレコーダーは沢山あり、機能や録画容量が少なければ3万円代で買えます。しかし、いくつかの番組を同時録画、4K放送への対応などの機能が搭載された高級モデルは10万円を超えることもあります。
ここまで、様々な項目において、DVDとブルーレイの違いを解説してきました。少し面倒な手入れもできて、高画質で綺麗な映像を楽しみたいなら迷わずブルーレイを、とにかく安くて、新しい作品が見られなくても構わないならDVDをおすすめします。
最後に、手軽にオリジナルのブルーレイやDVDが作成できるソフトDVD Memoryをご紹介します。こちらはお好みの動画や写真、音楽を編集して、それをブルーレイディスクまたはDVDディスクに保存することができます。インターフェースはとてもシンプルに作られており、初めてでも戸惑わないはずです。最初に表示されるメニュー画面は、いくつかあるテンプレートから選ぶと見た目が良くなります。Windows版、Mac版の両方が用意されているので安心です。まずは無料ダウンロードからお試しいただけます。
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