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Androidスマホやタブレット端末を利用すれば、SMSメッセージを送受信することができます。端末のストレージにメッセージを保存することで、メモ代わりに利用することも可能です。SMSは削除せずに放置すると大量のデータが溜まってストレージの容量を消費してしまうため、定期的に不要なメッセージを整理する必要があります。不要なSMSメッセージを整理する際に誤って保存すべきメッセージも一緒に削除してしまう場合があります。Android端末でファイルを削除したとしても、データの内容が全て消去される訳ではありません。
ストレージまたはSDカードのデータが書き込まれていた領域に別のファイルが上書き保存されない限り、メッセージの内容はそのまま残されています。このためメッセージが書き込まれている領域に上書き保存されてしまう前であれば、データを復元することができます。もしも誤ってSMSのメッセージを削除したことに気付いた場合は、すぐにAndroid端末の使用を中止してデータの復元作業を開始する必要があります。
Android端末で誤って削除したデータを復元するためには、端末にインストールするファイル復元用アプリか、パソコンにインストールするデータ復元用ソフトウェアが必要です。パソコンを利用する場合にはUSBケーブルでパソコンとAndroid端末を接続して、パソコンから端末のストレージまたはSDカードにアクセスができる状態にしてから作業を開始するようにします。注意すべき点として、ファイル復元用のアプリをAndroid端末にインストールすると復元したいデータが残されている本体ストレージに、アプリのファイルが上書き保存されてしまう恐れがあります。メッセージを削除した後にファイル復元用のアプリをインストールすることがないように注意を払う必要があります。
Android端末で誤って削除したデータを取り出すためのツールとして、「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」があり、Android端末とUSB接続が可能なWindowsまたはMacパソコンにインストールして使用します。「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」はパソコンから操作を行うため、本体ストレージに残されているデータ領域に別のファイルを上書き保存をしてしまう恐れがありません。「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」は端末をroot化しなくても削除したファイルを回復させることができるので、root化によって発生するトラブルを避けることができます。「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」全ての形式のデータに対応しているので、SMSメッセージも復元する際にも利用できます。
「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」を起動する前にAndroid端末とパソコンを接続しておき、パソコンから本体内ストレージにアクセスができる状態(USBデバッグモードON)にしておきます。Android端末とパソコンを接続したら、「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」を起動します。
復元したいメッセージを選択して「復元」ボタンをクリックすると、データを保存することができます。復元したデータはパソコンのHDDなどに保存しておき、作業が終了した後で本体内ストレージにメッセージを戻すようにしましょう。
誤って削除したデータを取り出す際にAndroid端末用のアプリも利用できますが、復元可能なデータの種類が画像や写真などの一部のデータに限られているものがほとんどです。「iSkysoft Toolbox- Androidデータ復元」は端末をroot化させる必要がない上に全ての形式のデータに対応しているため、削除したSMSメッセージをすぐに復元することができます。
中島直人
編集長
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