今や持っていない人を見つける方が難しいくらいに普及した携帯電話ですが、使用されている動画や音声ファイルの形式を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。実はパソコンなどで一般的に使用されるMP4をベースとした、3GPという独自の形式が使われています。しかし汎用性の低さが難点で、他のデバイスで再生するには変換が必要になります。そこで今回は、3GPをMP3に変換できるおすすめのソフトを5つご紹介します。
part1. よく耳にする3GPってなに?
3GPとは3GPPによって記録された動画や音声ファイルの拡張子のことで、主に携帯電話サービスにおいて用いられています。MP4形式がベースなので高画質、高音質なのが特徴です。3GPは2種類あり、通信方式によって使用されている形式が異なります。GSM方式の場合は3GPPが使われており、拡張子は「.3gp」となります。CDMA方式は3GPPが派生した形式の3GPP2が主流で、拡張子は「.3g2」です。スマートフォンの普及により今後ますます需要が増えるであろう3GP形式ですが、一方で汎用性が低いため、一部の音楽プレイヤーなどでは再生できないケースもあります。そんな時は3GPからMP3に形式を変換することをおすすめします。
part2. 3GPをMP3に変換できるおすすめのソフト5選及び3GPをMP3へ変換する方法
3GPからMP3にファイル形式を変換する場合、最もメジャーなのはオンラインサイトを利用する方法ですが、より音質にこだわるのであれば変換ソフトを使用するべきです。変換ソフトなら安全かつストレスフリーで、3GPを高品質なMP3ファイルに変換することができます。
おすすめソフト①、無料で全ての機能を使えるFilmora X
初心者でもあっという間に変換できる高機能動画編集ソフト Wondershare社が提供する高機能な動画編集ソフトで、直感的な操作で誰でも簡単にプロ仕様の動画を作ることができます。変換機能も備わっており、3GPからMP3への変換のみならず、様々な形式での出力に対応しています。普段あまりパソコンを触らないような初心者の人でも扱いやすいソフトです。
3GPをMP3へ変換する方法
>> step1. 変換したい3GPファイルをインポートする
インストールが完了したら、Filmora Xを起動します。そして新規プロジェクトを開き、左上の「追加」からMP3に変換したい3GP形式のファイルをインポートしてください。フォルダから目的のファイルを探して取り込むほか、ソフトにドラッグ&ドロップすることでもインポートできます。
>> step2. エクスポートする形式でMP3を選択して変換
ファイルをインポートすると編集画面が表示されます。もちろんそのままの状態でも変換できますが、ここで音声を編集してからエクスポートすることも可能です。変換の準備が整ったら、左上の「出力」をクリックします。するとポップアップ画面が開くので、「ローカル」からエクスポートする形式を「MP3」に設定しましょう。最後に右下の「出力」を押すと変換作業がスタートします。なお、「設定」から音声のサンプルレートやビットレートが変更できますが、通常はそのままで問題ありません。
おすすめソフト②、5KPlayer
動画の再生やダウンロードが可能なマルチメディアプレイヤーですが、拡張子を変換する機能も搭載しています。3GPをMP3に変換した後、別途プレイヤーを用意しなくてもそのまま再生できるので便利です。
おすすめソフト③、Freemake Video Converter
様々なフォーマットに対応した動画変換ソフトで、3GPファイルを簡単にMP3形式へと変換できます。海外のソフトですが日本語にも対応しているため、操作で迷うことはまずないでしょう。
おすすめソフト④、RealPlayer
90年代から愛用されているメディア再生プレイヤーですが、動画ファイルの編集や変換にも対応しています。変換したMP3ファイルは他のパソコンやスマートフォン、音楽プレイヤーなどに転送できます。
おすすめソフト⑤、Switch
音声ファイルへの変換に特化したソフトです。余計な機能が省かれているのでソフト自体が軽く、また3GPをMP3に変換するまでのスピードも高速です。
Filmora Xでお手軽なMP3変換を体験しよう!
3GPをMP3に変換するソフトは数多くありますが、中でもおすすめなのが初心者でも直感的な操作で簡単に変換できるFilmora Xです。自分の好みに合わせてカット編集や音質の変更ができるなど、自由度の高さも魅力の一つと言えます。Filmora Xには無料版も用意されていますので、まずは試しにダウンロードして挑戦してみてはいかがでしょうか。